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京王電鉄バス、路線バス全車両にクレジットカードタッチ決済「クレカ乗車」導入へ 2026年11月末までに完了予定

京王電鉄バス株式会社と京王バス株式会社は2026年8月17日、路線バス全車両(一部コミュニティバスを除く)へのクレジットカード等タッチ決済「クレカ乗車」導入を2026年11月末までに完了させると発表しました。

両社は国土交通省が推進する完全キャッシュレスバスの実現に向け、2025年度から取り組みを進めており、2027年度には運賃収受における現金取り扱い終了を目指しています。2025年度から三井住友カードの公共交通向けソリューション「stera transit」を活用した「クレカ乗車」サービスを順次導入しており、今回すべての対象車両への導入完了予定が示されました。

導入対象車両と導入状況

対象車両は路線バス全628両(一部コミュニティバスを除く、2026年7月末現在)です。

このうち中野営業所・永福町営業所・調布営業所・桜ヶ丘営業所の合計266台には、2026年7月末現在で導入が完了しています。

府中営業所(小金井支所含む)・小金井営業所・多摩営業所・南大沢営業所・高尾営業所・八王子営業所の合計362台については、2026年11月末までに導入が完了する予定です。

利用できる支払い方法とクレジットカードブランド

導入後の運賃支払い方法は次の通りです。

現金の取り扱いはありません。

タッチ決済で利用できる決済ブランドは次の通りです。

「クレカ乗車」の乗車方法

タッチ決済「クレカ乗車」は、三井住友カードが提供する公共交通機関向けソリューション「stera transit」を活用したサービスです。

タッチ決済対応のクレジットカード・デビットカード・プリペイドカードや、対応カードを設定したスマートフォンなどを、運賃機に新たに設置される専用端末にタッチすることで乗車できます。事前の現金準備や交通系ICカードへのチャージが不要になります。

利用履歴の確認方法

「クレカ乗車」の利用履歴は、QUADRACが運営するQ-moveのサイトにアクセスし、「マイページ」の会員登録手続きを完了すると確認できます。

交通系ICカードのチャージについて

交通系ICカードを利用する場合は、鉄道駅やコンビニでの事前チャージ、またはモバイルデバイスでの利用が案内されています。

鉄道の改札機にタッチするだけで自動的にチャージする「オートチャージサービス」も用意されており、詳細はPASMOの公式ページで確認できます。

完全キャッシュレス化に向けた取り組み

同社によると、キャッシュレス決済によるスムーズな乗り降りは、バスの遅延を減らし定時運行を守ることにつながり、小銭の準備や交通系ICカードの残高不足・チャージの手間といった支払い時のストレスの解消にもつながるとしています。

また、運賃機に関わる業務を減らすことは、運転士の負担軽減や経営の効率化にも直結するとし、限られた人手の中で地域のバスサービスを維持していくための取り組みだと説明しています。

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