
株式会社ラス恋は8月20日、40〜80代の男女1,199名を対象に実施した「ミドルシニアの通話・電話に関する恋愛実態調査」の結果を発表しました。同社は同日、連絡先を交換しなくても音声でやり取りできる「アプリ内通話機能」の提供を開始したと発表しました。
調査は2026年8月7日から8月11日にかけて、ラス恋を利用する40代〜80代の男女を対象にアプリ内アンケートの形式で行われ、有効回答数は1,199名となっています。
3人に2人が「連絡先交換にリスク」も7割が交換に前向き
調査では、マッチングアプリの外(LINEなど)で連絡を取り合うことについて、65.9%が「危険やリスクを感じる」と回答しました。内訳は「強く感じる」が17.3%、「少し感じる」が48.6%となっています。
一方で、実際に会う前の連絡先交換については70.1%が前向きな姿勢を示しました。「メッセージを重ねて信頼できそうと感じたら」が38.4%、「早い段階で交換したい」が20.8%、「会うことが決まってから」が11.0%という結果です。
リスクを認識しながらも交換に踏み切る利用者の実態がうかがえます。
男女差も明らかになっており、会う前の交換に前向きな人は男性が79.2%だったのに対し、女性は58.1%にとどまりました。危険を感じる割合は男性55.4%に対し、女性は80.1%と約25ポイント上回っています。
交換理由は男女で対照的、女性は「待ち合わせ」男性は「距離を縮めたい」
アプリの外でも連絡を取り合いたい理由を尋ねたところ、全体では「待ち合わせのとき、すぐ連絡がつくと便利」が47.0%で最多となり、「もっと親しくなりたい、距離を縮めたい」39.6%、「お互いの本気度を確かめたい」32.9%と続きました。
女性は「待ち合わせのとき、すぐ連絡がつくと便利」が45.8%で最多となり、実用的な理由が中心となっています。一方、男性は「もっと親しくなりたい、距離を縮めたい」が48.7%、「お互いの本気度を確かめたい」が41.0%となっており、関係を前に進めたいという動機が強いようです。
自由回答では、男性から「会話すると距離感が一気に縮まってときめき、すぐ会いたい気持ちが強くなる」(大阪府/60代/男性)、「直接声で話した方がお互いの距離も縮まり、一気に会う話に発展した」(岡山県/50代/男性)といった声が寄せられたとのことです。
女性の希望は「連絡先を渡さずに話せる」こと
交際前の相手と話す際に希望する通話手段を尋ねたところ、女性の37.4%が「マッチングアプリ内の通話機能」を選び、女性の回答としては最多となりました。男性の同回答は12.4%です。
電話番号での通話を望む女性はわずか1.9%にとどまり、男性の17.2%と比べて大きな差が見られます。アプリ内通話を選ぶ理由としては「連絡先を教えなくても話せて安心」が89.5%を占めました。
調査背景にはロマンス詐欺被害の拡大
警察庁の発表によると、2025年(令和7年)のSNS型ロマンス詐欺の被害額は546.4億円、認知件数は5,645件となり、いずれも前年を上回りました。被害は中高年を中心に広がっており、マッチングアプリやSNSで知り合った相手と早い段階でアプリの外へ連絡手段を移したうえで進行する手口が指摘されています。
ラス恋では本人確認を実施した上で、連絡先の交換は対面で行うことを推奨し、相手が信頼できると確信できてからを原則として案内しているとのことです。
アプリ内通話機能で連絡先交換前の安心を実現へ
こうした調査結果を踏まえ、ラス恋は8月20日、連絡先を交換しなくても相手と声で話せる「アプリ内通話機能」の提供を開始しました。会う前に個人情報を渡すことなく、相手が実在する人物かどうかを声で確かめられるほか、待ち合わせの連絡にも利用できるとのことです。
- ラス恋公式サイト:https://laskoi.jp/
- 出典「令和7年における特殊詐欺及びSNS型投資・ロマンス詐欺の認知・検挙状況等について(確定値)」警察庁:https://www.npa.go.jp/bureau/safetylife/sos47/new-topics/260605/01.html
- Original:https://www.appbank.net/2026/08/21/iphone-news/3083220.php
- Source:AppBank
- Author:Appbank編集部