
イーノ株式会社は9月14日、家族Vlogアプリ「せーの!」において、写真や2秒動画に写った顔を自動検出し、スタンプで隠せる新機能「顔かくしβ」を公開したと発表しました。iOS、Android版の最新版で利用できます。
「せーの!」は招待した家族だけで日常の写真や動画を共有するアプリです。同社の発表によると、利用動向からシェアや端末保存などアプリ外へ出力するニーズがあることがわかったとのことです。
「顔かくしβ」は、アプリの外へ写真を持ち出す前に、顔の見せ方を親が選べるようにする機能ということです。子どもの成長を伝えたい気持ちと、子ども自身のプライバシーへの配慮を両立させることを狙った機能だとしています。
開発の背景にある社会的な議論
同社は、家族や友人に見せたい日常の記録も、写っている子どもにとっては自分自身の記録であるとの考えを示しています。誰に何を見せるかの判断を親の注意だけに委ねず、サービス側からも支えたいとの考えを表明しています。
国内では、令和8年改正個人情報保護法において、事業者や保護者に対し未成年者の最善の利益の考慮を義務付ける旨が規定され、施行に向けた整備が進んでいるとのことです。UNICEFも「シェアレンティング」について、親の判断だけでなくデジタルプラットフォーム側の役割に言及しているとしています。
「顔かくしβ」でできること
端末内での顔の自動検出・追従
写真だけでなく2秒動画にも対応しており、動く顔にスタンプが追従します。検出処理は端末内で完結し、画像をサーバーへ送信しない仕組みとなっています。
スタンプの種類と手動調整
フルーツなどのスタンプを選択でき、位置・大きさ・角度は手動でも調整可能です。サングラス型のスタンプは目元だけを隠すため、表情の雰囲気を残したまま個人の特定を難しくする効果があるとのことです。
元の写真・動画はそのまま保存
顔かくしを適用しても、オリジナルの写真・動画は家族内の「せーの!」上に元の状態で保存されます。スタンプ入りの画像は書き出し時に別データとして生成される仕組みで、書き出した側で後からスタンプを外すことはできない仕様となっています。
利用できる場面
写真や動画を端末に保存する時、または外部アプリへ共有する時に「顔かくし」機能を適用できます。
家族Vlogアプリ「せーの!」について
「せーの!」は家族で2秒の動画や写真を残し、招待したメンバー間で共有するアプリです。毎週自動で一週間の振り返り動画が作成される機能もあり、iOS、Androidに対応し基本機能は無料で利用できます。「顔かくしβ」はiOS、Androidの最新版で提供されています。
- サービスサイト:https://seenow.jp/
- 顔かくし機能特設ページ:https://seenow.jp/features/face-cover
- 個人情報保護委員会 令和8年改正個人情報保護法:https://www.ppc.go.jp/personalinfo/legal/r8kaiseihogohou/
- UNICEF シェアレンティングの解説:https://www.unicef.org/parenting/child-care/sharenting
- Original:https://www.appbank.net/2026/09/14/iphone-news/3104244.php
- Source:AppBank
- Author:Appbank編集部