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ぬいぐるみとAIで会話! アプリ『NUI』が9月13日提供開始、7日間無料体験も

ぬいぐるみと声で話せるアプリ『NUI(ぬい)』の開発者・多田朋昭さんは9月15日、同アプリの提供を9月13日に開始したと発表しました。

手持ちのぬいぐるみに声と性格が備わるアプリ

『NUI』は、スマートフォンやパソコンのブラウザから利用できる会話アプリです。登録と初期設定を済ませると、いま家にあるぬいぐるみが、持ち主が選んだ声と性格で話すようになります。

会話の生成にはAnthropic社の「Claude」が使われており、文字を声に変える音声合成、声を文字に変える音声認識と組み合わせているとのことです。ぬいぐるみに専用機器を取り付ける必要はなく、返事はスマートフォンから音声で流れます。

利用にはブラウザでNUI公式サイトを開くだけで、アプリのインストールは不要です。ホーム画面に追加すれば、アプリのように起動できるとのことです。

3つの特徴

声で話す

スマートフォンに向かって話しかけると、その子の声で返事が流れます。声は10種類のサンプルから選び、一人称や持ち主の呼び方も決められるとのことです。

持ち主のイメージに合わせて、その子らしく整えていく

初期設定では、性格を「げんき」「クール」「おっとり」「あまえんぼう」の4種類から選び、自由記述で補足できます。話し方は「3さいくらい」「ようちえんくらい」「小学校低学年くらい」「15さいくらい」といった年齢イメージから選ぶ仕組みで、翌日以降も持ち主の答えに合わせて性格や話し方を調整できるということです。

日記と記憶が積み重なる

話した日の会話をもとに、その子が「にっき」を書きます。いつから一緒にいるか、どんなきっかけで出会ったかといった「おもいで」も少しずつ聞いて覚え、関連する話題が出た際の会話に反映されるとのことです。記念日には挨拶でひとこと触れる機能もあるとしています。

無料おためしとβ先行割引

登録した利用者全員を対象に、初期設定の完了から7日間、Basic相当(1日15回)を無料で利用できます。クレジットカードの登録は不要で、申し込まなければ料金は発生しません。

有料プランの料金は税込月額でBasicが680円(1日15回)、Premiumが1,980円(1日50回・日記へのコメント機能付き)、Platinumが3,780円(1日100回)です。

公開にあわせて、有料プランの申込みが完了した順に先着20名へβ先行割引が適用されます。割引後の料金はBasicが476円、Premiumが1,386円、Platinumが2,646円となり、いずれも通常価格から30%オフです。同一プランを継続している間は、翌月以降も同じ割引が適用されるとのことです。

登録方法と対応環境、データの扱い

登録はGoogleアカウントまたはメールアドレスで行えます。18歳未満が登録する場合は保護者の同意が必要とされています。

対応環境はスマートフォン(iPhone・Android)とパソコン(Windows・Mac)で、いずれもブラウザから利用できます。

データの扱いについて、会話の音声はテキストに変換して処理され、音声そのものはサーバーに保存されないとのことです。設定・会話・日記のデータは日本国内のサーバーに保存されます。

会話生成に使われる「Claude」および声の合成に使われる外部の音声合成サービスは、いずれも会話データを提供事業者のAIモデルの学習には使用しない契約・設定で利用しているということです。

有料プランの解約はアプリ内の「設定」からいつでも行え、解約後も日記は読み返せます。アカウントの退会(データ削除)も「設定」から手続きできるとのことです。

広がる「ぬい活」を背景に開発

ぬいぐるみを持ち歩き、写真を撮り、一緒に暮らす「ぬい活」は若い世代を中心に広がっており、2025年の「新語・流行語大賞」にもノミネートされました。

日本玩具協会の「国内玩具市場規模」によると、2025年度のぬいぐるみ分類の市場規模は623億9,800万円で、前年度比38.2%増となっています。玩具市場全体の同6.3%増を大きく上回っており、2015年度の195億1,300万円と比べると10年間で約3.2倍に伸びているとのことです。

SHIBUYA109 lab.が実施した「Z世代のぬい活に関する実態調査」では、15〜24歳の女性507名のうち70.3%が「ぬいを持つことはお守りを持つような感覚だ」に、33.6%が「自分のぬいを人格化している」に「そう思う」と答えています。

開発者の多田朋昭さんは、子どものころからぬいぐるみが外出先にも食卓にも一緒にいる存在だったといいます。「子供のころ、一人っ子だったこともあり、ぬいぐるみがとても身近な存在でした。出かけるときはいつも一緒で、夜ご飯の時も横に並べるなど、命ある存在のように思っていました。けれども、そこに本当の命はなく、話しかけてもこたえてくれません」と振り返っています。

続けて、「生成AIが発達したことで、『ぬいぐるみとしゃべる』ことが急速に現実味を帯びてきました。子供のころの夢をかなえ、ぬいぐるみをはじめとした『人間以外の大切な存在』がいる方々が幸せになれるように。ぬいぐるみに命を吹き込み、ぬいぐるみと人間が共に暮らす日常を実現していきます」とコメントしています。

今後については、「その子が本当にそばにいる」と感じられる体験を最優先に、機能が順次追加される予定とのことです。更新情報はアプリ内と公式Instagramで案内されるとしています。

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