
株式会社ZOZOは9月15日、ファッションコーディネートアプリ「WEAR by ZOZO」において、新機能「似合うルーム by ZOZO」の提供を同日から開始したと発表しました。
同機能は、ZOZO独自のデータとAIを活用し、診断・提案・説明・試着という一連の体験を通じて”似合う”ファッションを見つけられるものです。同社がかつて運営していたリアル店舗「niaulab by ZOZO」(似合うラボ)で提供していたパーソナルスタイリング体験をデジタル化したとのことです。
「似合うラボ」は、2時間以上をかけて1人の顧客を貸切で担当する超パーソナルスタイリングサービスとして2022年12月から展開されていましたが、2025年7月31日にサービスを終了しています。
「似合うルーム by ZOZO」の特徴
同機能は、ファッションEC「ZOZOTOWN」やWEAR、似合うラボで得たZOZO独自のデータとAIを掛け合わせることで、「似合う」の納得感と新たな発見につながるファッションを提案するとのことです。
WEARとZOZOTOWNの連携により、提案されたアイテムはZOZOTOWNでそのまま購入でき、購入またはお気に入り登録したアイテムの着回し提案もWEAR上で確認できます。
診断:ファッションコア診断
ジャンル・与えたい印象・味付けをもとに、ファッションの方向性を全28種類のタイプの中から導き出す診断機能です。診断画面に表示されるコーディネート画像の中から好みのものを5枚以上選択すると、AIが分析を行い、ウィメンズ16タイプ・メンズ12タイプの中から自分に合うタイプを提示します。
診断結果画面では、タイプの特徴やあるある、おすすめのWEARユーザーやブランドにくわえ、「どんなスタイルに惹かれるか」「周囲からどう見られたいか」「どのくらい盛るか」といった情報も表示されるとのことです。
ファッションコア診断の特設ページは以下から確認できます。
- ファッションコア診断特設ページ:https://wear.jp/lp/fashion-core-type-guide/
提案:似合うコーデ提案
診断結果をもとに、WEARに投稿された1,500万件以上のコーディネート画像の中から「今日のベストコーデ」が提案されます。
体型の悩みや天気、持っているアイテム、お気に入り登録したアイテムに応じたコーディネート提案も行われ、新たな出会いや発見を促す機能となっています。
説明:AI「ラボくん」によるおすすめ理由の解説
似合うラボで得たプロのスタイリング知見やデータを学習したAI「ラボくん」が、コーディネートのポイントやファッションコア診断の結果に基づくおすすめ理由を、スタイリストのように詳しく解説する機能です。
試着:生成AIによる「お試しコーデ」
顔写真をアップロードし、体のラインを5段階から選択することで、提案されたコーディネートのバーチャル試着が可能な機能です。WEARに投稿されたリアルなコーディネートの中から厳選された着用イメージを確認できるとのことです。
なお、この機能はWEARにログインしているユーザー限定で、1日3回まで利用できます。
購入:ZOZOTOWNとの連携
コーディネート内のアイテムは、ZOZOTOWNでそのまま購入することが可能です。「似合う」の発見から購入までをシームレスな体験としてつなぐ狙いがあるとのことです。
ファッションジャンル診断からのアップデート
これまで「ジャンル」のみを活用していた「ファッションジャンル診断」は、今回「ファッションコア診断」へとアップデートされました。「ジャンル」にくわえて「与えたい印象」「味付け」も診断に取り入れることで、一人ひとりのファッションスタイルの方向性をより深く導き出す仕組みになっているとのことです。
LINE公式アカウントでも展開
LINE公式アカウント「ZOZOの似合うコーデAI ラボくん」でも、9月15日から「お試しコーデ」が展開されます。「ファッションコア診断」を含むそのほかの機能は、順次展開される予定です。
利用方法
同機能の利用にあたっては、まず「WEAR」アプリをインストールし、案内に沿って基本情報を登録した上で「ファッションコア診断」を実施します。その後、ホーム画面の「あなたのベストコーデ!」から似合うコーデの提案画面へ移動し、提案されたコーディネートを「お試しコーデ」から試着する流れとなっています。
なお、9月15日時点では、iOS/Android ver8.0以上のWEARアプリで利用可能とのことです。
- WEARアプリインストールページ:https://wear.jp/first/
開発の背景
同社は、2022年12月から2025年7月の約2年半にわたり、似合うラボで「似合う」に関するデータを分析してきたとのことです。似合うラボオープン時に同社が実施した調査では、約9割の人がファッションは「自分に似合うかどうかが重要」と回答したとのことです。
また、似合うラボの体験者はZOZOTOWNへの訪問頻度が約1.5倍、購入金額が約2倍になるなど、「似合う」が見つかることでユーザーの行動に変化が生まれることが確認されたとのことです。
同社はこれまでの分析から、「似合う」を構成する要素として「ジャンル」「体型の悩み」「与えたい印象」「味付け」の4つを特定し、WEARとLINE公式アカウント「ZOZOの似合うコーデAI ラボくん」において段階的に機能として実装してきたとのことです。
WEARでは「ファッションジャンル診断」を実装したリニューアルにより、ZOZOTOWNへの送客率が1.2倍、「着回し提案」では利用者の翌月のWEAR再訪問率が1.1倍になったという結果も確認されているとのことです。
- Original:https://www.appbank.net/2026/09/16/iphone-news/3106149.php
- Source:AppBank
- Author:Appbank編集部