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ライブ同行アプリ『Livemate』に新機能「セットリスト」追加! 終演後に感想を共有可能

株式会社Sairaは9月29日、ライブ同行者マッチングアプリ『Livemate(ライブメイト)』に、新機能「セットリスト」を同日に公開したと発表しました。公演の終演後にセットリストを記録し、同じ公演に参戦した人と曲ごとの感想やリアクションを共有できる機能です。

これまでの『Livemate』は、ライブに一緒に行く相手を見つけるアプリでした。新機能の追加により、同行者が見つからずひとりで参戦した人も、終演後に同じ公演に参戦した人と感想を交わせるようになります。

「一緒に行く人がいない」を背景にした開発

同社は開発の背景として、チケットを確保できたのに同行者が見つからず、当日の参戦を諦める人がいることを挙げています。サブスクリプションの普及で音楽がいつでも聴けるものになったことで、その場に居合わせる体験の価値が相対的に高まっているとのことです。

ぴあ総研が6月17日に発表した「国内ライブ・エンタテインメント市場規模調査」によると、2025年の音楽コンサートとステージパフォーマンスの推計チケット販売額は8,564億円で、前年比12.6%増となりました。動員数は9,223万人(同7.7%増)、公演回数は10万820回(同6.0%増)で、いずれも伸びています。

一方、推し活アプリOshibanaの「推し活研究部(おしけん!)」が4月8日に公表した調査では、有効回答250人のうち59.2%が「推し活は基本ひとりで行う」と回答しました。ひとりで行う理由は「自分のペースで動ける」が91.7%、「人に気を使わなくていい」が81.1%です。

同じ調査では「同行できる人がいない」を理由に挙げた人も49.4%にのぼり、「人と予定を合わせるのが大変」も同率でした。同社は、望んでひとりで参加する人と、相手が見つからずひとりになった人の両方が相当数いるとしています。

同行者募集の受け皿になってきたSNSについて、同社は次の課題を指摘しています。

『Livemate』のサービス概要

『Livemate』は、音楽ライブ・フェスの同行者を見つけるマッチングアプリです。同社は次の4つの仕組みを備えているとしています。

Spotifyアカウントを連携すると、普段聴いている音楽から好みが自動で分析され、試聴傾向にもとづいて相性のよい相手が見つかります。好きなアーティスト、ジャンル、参戦履歴もプロフィールに登録できます。

本人確認書類は運営が1件ずつ内容を確認しており、プロフィール上に本人確認の状況が表示されます。やり取りは公開のタイムラインではなく、アプリ内のイベント募集とダイレクトメッセージで完結し、通報・ブロック機能も搭載されています。

対応OSはiOS 15.0以降で、Android版は提供されていません。利用料金は基本無料ですが、イベント参加費やグッズの取引が成立した場合のみ、取引額の10%の手数料がかかります。

新機能「セットリスト」でできること

曲ごとにリアクションや感想を記録

行ったライブのセットリストを記録し、曲ごとにリアクションを付けたり、感想を書き残したりできます。

同じ公演に参戦した人の反応を閲覧

同じ公演に参戦した人の反応を読めるため、会場で隣にいなかった人とも同じ公演の記憶を共有できます。特定の曲で会場が沸いた瞬間を、他の参加者がどう受け取ったのかも分かるとのことです。

ホーム画面に「最近終わった公演」を追加

ホーム画面には「最近終わった公演」が追加されました。ライブ直後の感情が動いているタイミングで、体験を言葉にして残せる導線が用意されています。

Webページとしても公開

記録されたセットリストはWebページとしても公開されます。ライブ後の感想がSNSで共有される文化を踏まえ、アプリを持っていない人もブラウザから閲覧・参加できる形にしたそうです。

今後の展開

同社は、参戦前・参戦当日・参戦後のすべての体験をつなぐことを目指して開発を続けています。今後は、記録したセットリストと感想をSNS上で共有しやすくする機能の提供を予定しているとのことです。

代表取締役・佐藤遼河さんのコメント

代表取締役の佐藤遼河さんは、本人確認を必須にした理由について「同行者を探すこと自体は、SNSでもできます。それでも本人確認を必須にしたのは、ここを省くと『相手が誰か分からない』という不安を、そのままユーザー個人に背負わせることになるからです」と述べています。

また、「提出された書類は、いまはひとつずつ人の目で確認しています。登録の手間が増えて利用者が減るとしても、そこは運営側が引き受けるべきコストだと考えています」とコメントしています。

セットリスト機能については「同行者が見つからなかった人にも使い道のあるアプリにしたかったからです。同じ公演にいた人が同じ曲をどう聴いたかを読めるだけでも、その日の意味は変わるはずだと思っています」としています。

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