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特別企画展「ポケモン天文台」が豊橋で開幕! 世界初公開の「隕石の化石」やリュウグウの試料を12月6日まで展示

愛知県豊橋市は9月29日、特別企画展「ポケモン天文台」が9月21日に豊橋市自然史博物館(のんほいパーク内)で開幕したと発表しました。ゲーム『ポケットモンスター』シリーズに登場する「ポケモン」の生態と、宇宙のさまざまな不思議を照らし合わせて学べる企画展です。

会期は12月6日までで、開幕初日には約2,700人が来場しました。

全国巡回の4会場目、中部地方以西では初開催

豊橋市自然史博物館では、2022年に約14万人が訪れた「ポケモン化石博物館」が開催されました。それから4年を経て、今回は舞台を宇宙に移し、「ポケモン」を通して宇宙の謎や発見・探求の面白さを紹介する内容となっています。

「ポケモン天文台」は全国を巡回している企画展で、豊橋会場は4会場目にあたります。中部地方以西での開催は初めてです。

地球から始まり、隕石とともに地球へ戻る展示構成

展示は地球から始まり、月、太陽、太陽系、さらに遠い宇宙へと進みます。最後は隕石とともに地球へ戻り、宇宙の広大さや多様な惑星の姿に触れながら、生命が生まれる地球の環境の特別さを見つめる構成です。

会場では屋外と屋内の両方に、大きな「ピカチュウ」が展示されています。

「ポケモン」と重ね合わせて学ぶ体験型展示

重力の違いをボール投げで体験

「重力が地球の〇倍です」という説明だけでは実感しにくいため、会場では「モンスターボールを、地球では3m遠くまで投げられる人が、火星や木星で投げたら何m先まで投げられる?」という形で紹介されています。土星の重力は地球とほぼ同じなので、同じくらいまでボールを投げることができるそうです。

「ポケモン天文台シミュレーション研究室」

「ポケモン天文台シミュレーション研究室」では、地球・月・太陽でボールを投げた場合の違いをコンピュータ上で再現できます。同じように投げても遠くまで飛んだり、近くに落ちたりし、映像にはそれぞれの舞台にちなんだポケモンが登場します。

太陽の黒点を磁力に関係するポケモンで体感

太陽の表面に現れる暗い「黒点」は、強い磁石をもつ領域です。この展示では、磁力に関係する「コイル」「レアコイル」を使って、黒点の磁力を体験できます。

世界初公開の「隕石の化石」と触れる隕石

約4億7000万年前の「隕石の化石」Ark 017

豊橋会場から新たにくわわったのが、約4億7000万年前の地層から発見された「隕石の化石(Österplana 017、以下Ark 017)」です。アメリカ・シカゴのフィールド自然史博物館が所蔵する標本で、これまで一度も一般公開されたことがありません。

豊橋会場での展示が、Ark 017の世界初公開となります。宇宙から飛来した隕石と、当時の海に生息していたオウムガイのなかまの化石が、同じ一枚の石の中に保存されている点が大きな特徴です。

豊橋会場での公開後も、Ark 017は「ポケモン天文台」とともに全国を巡回し、各会場で公開される予定です。

豊橋市自然史博物館所蔵の隕石も展示

隕石は「石質隕石」「石鉄隕石」「鉄隕石」に分けられ、それぞれ模様や質感が異なります。豊橋会場では巡回展示物にくわえて、豊橋市自然史博物館が所蔵する隕石標本も並びます。

一部の隕石は、実際に触って観察することも可能です。

「はやぶさ2」が持ち帰った「リュウグウ」の試料も

小惑星「リュウグウ」は、地球と火星の間にあります。本展では、小惑星探査機「はやぶさ2」がリュウグウで採取して地球へ持ち帰った試料が展示されており、三河地域では初めての展示です。

このほか、国立天文台、JAXA、国立科学博物館などが所蔵する試料、模型、天体画像も数多く展示されています。会場には小型月着陸実証機SLIMの模型、すばる望遠鏡の模型、月の満ち欠けをもとに作られた暦である宣明暦と朏暦(みかづきごよみ)なども並びます。

星の一生と「コスモッグ」の進化を照らし合わせる展示

星の一生は、ガスや小さな砂粒が集まった「星雲」から始まります。星雲から生まれた「原始星」が周りのガスやちりを吸い込んで成長し、大きく重くなると「主系列星」になります。

年老いた星は大きくふくらんで赤く見えるようになり、重い星は最後に「超新星爆発」を起こしてガスを吹き飛ばします。軽い星は長い時間をかけてガスをふき出し、そのガスがまた星雲となって次の星の材料になります。

展示では、この流れを「せいうんポケモン」の「コスモッグ」の進化と重ねて紹介しています。「コスモッグ」は「げんしせいポケモン」の「コスモウム」に進化し、さらに「にちりんポケモン」の「ソルガレオ」、または「がちりんポケモン」の「ルナアーラ」へと進化します。ガス状の体が進化していく様子が、星の一生とよく似ているとのことです。

豊橋会場から新登場!見えない光をMRで体験

17世紀にガリレオ・ガリレイが望遠鏡を天体観測に用いて以来、現代の宇宙観測では可視光だけでなく、電波・赤外線・X線など人間の目には見えない電磁波も使われています。

豊橋会場から新たにくわわった展示では、MRゴーグルを使い、さまざまな光で宇宙や「ポケモン」を見比べる体験ができます。MRは身体や目への影響を考慮し、6歳未満の子どもは体験できません。会場にはガリレオ・ガリレイの望遠鏡のレプリカも展示されています。

等身大の「ポケモン」模型が会場に登場

会場のいたるところに、宇宙に関連する「ポケモン」の等身大模型が展示されています。「てんくうポケモン」の「レックウザ」、「DNAポケモン」の「デオキシス」、「てんたいポケモン」の「ゴチルゼル」などが登場します。

展示の終盤には、「ねがいごとポケモン」の「ジラーチ」に願いを届けるコーナーも用意されています。

9月21日に開場式を開催、約2,700人が来場

開場式には、事前公募で選ばれた豊橋市内外の小中学生30人が参加しました。公募には255名の応募があり、抽選で決まったとのことです。

長坂豊橋市長は開場式で、「この特別企画展は3か月間という長きにわたって開催されます。ぜひ何度も足を運んでください。また、子どもたちだけでなく、『ポケモン』で育った”元”子どもたちにも楽しんでいただけたらと思います」とあいさつしました。

開幕初日には約2,700人が来場し、望遠鏡を持った「ほしぞらピカチュウ」もテープカットに登場しました。

10〜12月の土日祝は21時まで開館、オリジナル来館証も

10月から12月の土日祝日は、豊橋市自然史博物館として初めて、通常の開館時間から続けて21時まで開館します。

平日に来場した人、または土日祝の17時以降に「ポケモン天文台」へ入場した人には、豊橋会場限定のオリジナル来館証がプレゼントされます。夜空を見上げたくなるデザインの入場特典で、数量限定のため、なくなり次第終了です。

特別企画展「ポケモン天文台」豊橋会場の開催概要

会期は9月21日(月・祝)から12月6日(日)まで、会場は豊橋市自然史博物館の特別企画展示室です。休館日は毎週月曜日で、月曜日が祝日の場合は翌平日となります。

開館時間は、平日が9時から16時30分までです。土日祝日は、9月が9時から16時までと17時から21時まで、10月から12月が9時から21時までとなります。入場は閉館の30分前までです。

観覧料は、当日券が大人1,000円、小・中学生300円で、未就学児は無料です。Webチケットは大人840円、小・中学生250円です。別途、豊橋総合動植物公園の入園料が必要です。

主催は豊橋市自然史博物館と自然科学研究機構 国立天文台、特別協力は株式会社ポケモンです。制作協力はNHKプロモーション、展示制作はNHKアート、監修は国立天文台、協力は宇宙航空研究開発機構(JAXA)が担当しています。

©Pokémon. ©Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc. ポケットモンスター・ポケモン・Pokémon は任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの商標です。

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