
Meshclass株式会社は10月1日、AI日本語学習アプリ『Meshclass』の小・中・高等学校向け正式版の提供を開始したと発表しました。
累計登録者数10万人以上の個人向けアプリで培った学習コンテンツやAI機能を活用し、外国人児童生徒の日本語学習から学校での教科学習までを支援する内容となっています。
学校現場で増える日本語指導のニーズ
文部科学省の「令和7年度 日本語指導が必要な児童生徒の受入状況等に関する調査」によると、公立学校に在籍する日本語指導が必要な外国籍の児童生徒は、令和5年度の57,718人から令和7年度には73,313人に増加しています。
学校で学ぶには日常会話だけでなく、教科ごとの語彙や表現の理解も欠かせません。数学の「比例」「方程式」、理科の「蒸発」「質量」といった言葉がその例です。
また、児童生徒ごとに日本語力や学年、苦手分野が異なるため、教材や課題の準備、採点、学習状況の把握といった個別支援が学校現場に求められているとのことです。
- 文部科学省「令和7年度 日本語指導が必要な児童生徒の受入状況等に関する調査結果について」:https://www.mext.go.jp/content/20260525-mxt_kyokoku-000049811_03.pdf
紹介動画
【外国人児童生徒向け】AI日本語学習アプリ「Meshclass 小・中・高等学校」|教科学習・漢字・会話をサポート
『Meshclass』の3つの機能
数学・理科など教科学習に必要な日本語を学べるコース
一般的な日本語学習にくわえて、学校の授業につながる学年・教科別の学習コースが用意されています。
コースの例として、「中学校で学ぶ 歴史 基礎単語」「中学校1年生 数学 基礎単語」「中学校2年生 理科 基礎単語」「小学校6年生 漢字」「中学校1年生 漢字」「高校の会話 中級」があります。
授業で使われる語彙や漢字を予習・復習することで、教科の理解に必要な日本語力の習得を支援する内容です。
AIとの会話で学校生活に必要な「話す力」を練習
取り出し授業などの日本語指導では、1人の生徒が日本語を話せる時間に限りがあります。『Meshclass』ではAIを相手に、24時間いつでも自分のペースで会話を練習できます。
授業や学校生活など、日本語を実際に使う場面を想定した会話練習に対応しています。発話に対してAIがその場でフィードバックし、文法や語彙の間違い、その理由を確認しながら繰り返し練習できます。
AIと学習管理機能で個別の学習を支援
教員は、児童生徒一人ひとりのレベルや学習目的に合わせて、コースや課題を配信できます。
さらに、学習履歴をもとにしたAIによる個別復習、課題の自動採点、学習進捗の可視化にも対応しています。教員は「誰がどこまで学習しているか」「どの分野でつまずいているか」を確認できます。
タブレットやChromebookのWebブラウザでも利用可能
iOS・Androidのモバイルアプリにくわえて、Webブラウザからも利用できます。学校で使用しているタブレットやChromebook、パソコンからアクセスできるため、アプリのインストールが難しい環境でも利用できます。
17言語に対応、今後さらに追加予定
クイズや解説、AIとのやり取りなどは17言語で表示できます。対応言語は、日本語、英語、中国語簡体字、中国語繁体字、韓国語、ベトナム語、インドネシア語、タイ語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語、ウズベク語、ネパール語、ベンガル語です。
今後はミャンマー語、シンハラ語、カンボジア語などの追加が予定されています。
提供概要
対象は、日本語指導が必要な外国人児童生徒が在籍する小学校・中学校・高等学校、教育委員会・自治体などです。
学習内容は、日本語の単語・文法・漢字、学年別漢字、教科別基礎単語、学校生活での会話などです。機能として、AI会話練習、AI即時フィードバック、AI個別復習、コース・課題の配信と管理、自動採点、学習進捗管理、多言語表示が用意されています。
対応環境はWebブラウザ、iOSアプリ、Androidアプリです。
- Meshclass 小・中・高等学校向けサービスサイト:https://meshclass.com/public-education
- Original:https://www.appbank.net/2026/10/02/iphone-news/3119837.php
- Source:AppBank
- Author:Appbank編集部