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Apple、7インチ画面とSiri AI搭載の家庭向け端末『Apple HomeView』を発表! 日本での販売は未定。

Apple HomeViewのラインナップ。5台が並び、各画面に異なる表示が見える

Appleは10月13日、家庭向けデバイス『Apple HomeView』を発表しました。音楽再生、FaceTime通話、スマートホーム管理を1台でまとめて行える端末で、同日より予約注文が開始され、11月13日に販売が始まります。

現時点で日本での販売は未定となっています。

7インチのLiquid Retinaディスプレイを搭載し、テーブルに置くモデルと壁掛け式モデルが用意されています。ユーザーの顔を認識して個人ごとの画面に切り替える機能や、新しいSiriである「Siri AI」も備えています。

Appleのワールドワイドマーケティング担当シニアバイスプレジデント、グレッグ・ジョズウィアックさんは「Apple HomeViewは、家の中の全員で共有しながら、一人ひとりのユーザー向けに完全にパーソナライズされていると感じられるように設計されています」とコメントしています。

4色展開のアルミニウムボディ

本体はアルミニウム製で、7インチのLiquid Retinaディスプレイがステンレススチールのヒンジでドーム型のスピーカーベースに取りつけられています。ヒンジによってディスプレイを傾けられるため、テーブルの高さを問わず画面を見やすい角度に調整できます。

カラーはシルバー、スターライト、ローズピンク、スペースグレイの4色です。ボディに合わせた色のUSB-Cケーブルが付属します。

ディスプレイにはTrue Toneなどのアダプティブディスプレイテクノロジーが採用されています。明るさは500ニトから0.3ニトまで自動調節され、ナイトテーブルに置いても使いやすい設計だということです。

また、ユーザーとの距離に応じて表示内容が切り替わります。離れている時はシンプルな情報を、近づくとより詳しい情報を表示します。

壁掛け式モデルはスペースグレイとシルバーの2色で、同じ7インチのLiquid Retinaディスプレイを備えています。Schneider Home製の3つの専用マウントで壁に取りつけられ、自分で設置することも専門業者に依頼することもできます。

最大6人の顔を認識して画面を切り替え

HomeViewは最大6人のユーザーを認識し、それぞれにパーソナライズされたホーム画面をアプリやウィジェットで表示します。個人のコンテンツは他の人からは見えません。一方、共有している写真アルバムや音楽は、ゲストを含めて家中で楽しめます。

メッセージやカレンダーなどのアプリ内のコンテンツが表示されるのは、登録済みユーザーの顔が認識され、ペアリングしたiPhoneまたはiPadが近くにあって最近ロック解除された場合に限られます。

Apple Intelligence活用の「Siri AI」を搭載

HomeViewは、次世代のApple Intelligenceと先進的なAppleシリコンを活用した新バージョンのSiri「Siri AI」を搭載しています。パーソナルコンテクストの理解やオンスクリーン認識により、自然な会話ができるアシスタントになったとのことです。

Apple Intelligenceを有効にしたiPhoneまたはiPadとペアリングすると、アプリ間でのアクションの実行や、メッセージ、カレンダー、Apple Musicのプレイリストなどからの関連情報の表示が可能になります。ペアリングした対応デバイスで設定したSiriの声の表現や話す速さも、HomeViewに引き継がれます。

HomeViewで始めた会話は、SiriアプリがiCloudを利用して製品間で履歴を同期します。iPhone、iPad、Mac、Apple Watch、Apple Vision Proで続きの会話ができます。

Apple Intelligenceを有効にしたiPhoneやiPadを持っていないユーザーも、HomeViewに組み込まれたSiri AIの幅広い知識や進化した音楽検索を利用できます。

HomeView上でのSiriへのリクエストは、デバイス上で処理されるか、プライベートクラウドコンピューティングで処理されます。後者の場合、データが保存されることも、Appleやほかの誰かにアクセスされることもないということです。

「写真」「フロー」「スヌーピー」など多彩な文字盤

HomeViewには、情報を一目で確認できる文字盤のコレクションが用意されています。

「写真」文字盤は、ポートレートスタイルの深度エフェクトで被写体をシャープに保ちつつ、前景と背景にぼかし効果をくわえます。共有アルバムを選べば、離れた相手と一緒に写真を追加できるフォトフレームとしても使えます。

「フロー」文字盤は、人の存在や動きに反応して表示が変化するインタラクティブな文字盤です。スヌーピーの文字盤では、時刻、天気、スポーツイベントに合わせたアニメーションが表示されます。

空間オーディオ対応の専用音響システム

ディスプレイ内には2つのカスタムフルレンジドライバーが搭載され、空間オーディオに対応しています。ベースには、ダウンファイアリングウーファーと2つのフォースキャンセリングパッシブラジエータが内蔵されています。

Appleシリコンとリアルタイムで動作するシステムセンサーを活用したコンピュテーショナルオーディオが、音量と低音域のレスポンスを最適化します。壁掛け式モデルは、2つのカスタムドライバと、壁面設置向けにチューニングされたコンピュテーショナルオーディオで音を出力します。

Apple Musicではアルバムアートのアニメーションや歌詞が表示されます。Apple Podcast、Apple News、Apple TV、対応する他社製のオーディオアプリやビデオアプリも利用できます。

Handoffにも対応しており、iPhoneをHomeViewのディスプレイの前に置くと、再生中だった曲の続きを聴けます。複数のHomeView、HomePod、HomePod mini、AirPlay対応スピーカーを設置すれば、マルチルームオーディオで家全体に音楽を流せます。

FaceTime、インターコム、料理のアシスト

FaceTimeではセンターフレームにより、参加者が部屋の中を動き回っても全員がフレーム内に収まります。メッセージの読み上げや返信は、音声でもオンスクリーンキーボードでも行えます。

インターコム機能では、1つの部屋にも家全体にもメッセージを伝えられます。送信先は別のHomeViewやHomePodのほか、iPhone、iPad、Apple Watchなどの個人デバイスにも対応しています。

キッチンでは、インターネット上のレシピを順を追った説明に変換し、ハンズフリーのタイマー操作や食材管理の支援も行います。

「探す」を使うと、位置情報を共有している相手の到着確認や、iPhoneやAirPodsの充電ケース、AirTagをつけた持ち物の追跡ができます。ライブアクティビティにより、再生中の曲、作動中のタイマー、別の部屋からのインターコムのメッセージなどが表示されます。

スマートホームのダッシュボードとしても活用

HomeViewでは、カメラ映像の表示、サーモスタットや照明の調節、ドアのロック、ブラインドを閉じる操作を、タッチまたはSiri AIによる音声で行えます。「ホーム」モジュラー文字盤ではお気に入りのアクセサリにすぐアクセスでき、「ホームカメラ」文字盤では最大9台のカメラ映像を同時にライブストリーミングできます。

対象のiCloud+サブスクリプションがある場合、対応カメラと連係して人物、親しい人の顔、ペット、荷物、車両をエンドツーエンドで暗号化して認識し、玄関に誰かが来たことを通知します。HomeKitセキュアビデオのビデオ説明を使えば、クリップを再生せずに何が起きたかを把握できます。また、煙と一酸化炭素の警報音も検知し、iPhone、iPad、Apple Watchに通知します。

HomeViewは、LG ElectronicsおよびSchneider Electricとの協力で設計された新ラインナップ「Apple Home Collection」とも連係します。

スマートホームカメラ、サーモスタット、ロックで構成され、12月に発売予定です。

一部のアクセサリは2027年初頭の発売が予定されています。

Works with Apple HomeおよびMatter対応のアクセサリにも対応しています。

Secure Exclaveでカメラとマイクのデータを分離

HomeViewとA18チップにはSecure Exclaveが内蔵されています。カメラとマイクのデータをシステムのほかの部分から切り離して処理する仕組みです。Secure Exclave内で処理・分析されたデータには、HomeViewソフトウェアもアプリもユーザー自身もAppleもアクセスできないということです。

環境面では、筐体ベースと壁掛け式モデルの筐体に100パーセント再生アルミニウムを使用しています。自社設計のすべてのプリント回路基板のメッキには100パーセント再生金、はんだ付けには100パーセント再生スズ、すべてのマグネットには100パーセント再生希土類元素が使われています。

価格と販売国

価格は米国で、4色展開のApple HomeViewと、壁掛け式のApple HomeView(スペースグレイ、シルバー)がいずれも299ドルです。

予約注文は、オーストラリア、カナダ、インド、ニュージーランド、英国、米国で10月13日からApple StoreおよびApple Storeアプリで開始されました。シンガポールでは10月15日(木)午前9時(シンガポール時間)から予約注文が始まります。南アフリカではApple製品取扱店で予約でき、いずれの国も11月13日(金)に販売が始まります。

現在iOSでSiri AIがEU域内で利用できないため、EU域内では販売されません。販売対象国に日本は含まれていません。

壁掛け式モデル向けのSchneider Home製専用マウントは3種類です。電源マウントUSB-Cウォールコネクタは米国で59.95ドルから、電源マウントAC有線は79.95ドルからで、10月13日からApple Storeで予約注文を受け付けています。電源マウントPoE有線は2027年初頭に販売が始まり、価格は129.95ドルです。

Siri AIは英語のみ対応

HomeViewのSiri AIは、米国、オーストラリア、カナダ、インド、ニュージーランド、シンガポール、南アフリカ、英国で英語で利用できます。カナダのフランス語には、無料のソフトウェアアップデートで後ほど対応します。

Siri AIはHomeViewソフトウェアのバージョン27.2でベータ版として利用できます。

パーソナルコンテクストを使うリクエストには、Siri AIをオンにし、Apple Intelligenceを有効にしたiPhoneまたはiPadが必要です。

カスタマイズ可能な表現力豊かなSiriの声は、iPhone Duo、iPhone 18 Proの各モデル、iPhone Air、iPhone 17 Proの各モデル、またはM4チップ以降で12GB以上のユニファイドメモリを搭載したiPadモデルが対象で、英語のみ利用できます。

iPhone商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。

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