
サムスン電子ジャパン株式会社は10月13日、最新UI『One UI 9』をSamsung Galaxyスマートフォン・タブレットなどの現行モデルに順次対応させると発表しました。
あわせて、『Samsung Galaxy Z Fold8 Ultra|Fold8|Flip8』などで、Gemini Intelligenceのタスクの自動化が日本語に対応することも明らかにしています。
2023年発売のS23シリーズ以降が対象
『One UI 9』はこれまで、2026年8月に発売された折りたたみスマートフォン『Samsung Galaxy Z Fold8 Ultra|Fold8|Flip8』と、2026年10月に発売されたタブレット『Samsung Galaxy Tab S12シリーズ』のみが対応していました。今回、2023年発売の『Samsung Galaxy S23シリーズ』以降のモデルが対象となります。
『One UI 9』は、モバイル操作を簡単にするAI機能や拡張されたクリエイティブツール、カスタマイズオプションを備えています。潜在的なセキュリティリスクに対する保護も強化されているとのことです。
モデルごとのソフトウェアアップデート時期は10月13日時点の予定として案内されています。対応時期は予告なしに変更される場合があり、AIなど各機能の利用可否もデバイスモデルによって異なります。
- One UI 9 詳細ページ:https://www.samsung.com/jp/one-ui/
- One UI 9 紹介動画を掲載したSamsung Newsroom Japan:https://news.samsung.com/jp/one-ui-9-2610
Gemini Intelligenceのタスクの自動化が日本語に順次対応
『Samsung Galaxy Z Fold8 Ultra|Fold8|Flip8』『Samsung Galaxy S26シリーズ』『Samsung Galaxy Tab S12シリーズ』では、Gemini Intelligenceのタスクの自動化が日本語に順次対応します。
Geminiに「〇〇アプリで配車を予約して」「〇〇アプリでハンバーガーを注文して」などと指示すると、検索・注文・予約といったタスクの完了をサポートする機能です。
マルチAIエージェント
サイドボタンを長押ししてAIエージェントにタスクを依頼すると、アプリを操作してタスクの完了を支援します。例えば「〇〇アプリでここから会社までのタクシーを予約して」と指示すると、配車アプリ内で予約を確定する直前の段階まで進められます。
「アプリを開く→目的地の入力→予約情報の入力」といった操作は不要になるとのことです。フードデリバリーアプリに「〇〇アプリで、□□レストランのハンバーガーを家に届くよう注文して」と依頼する使い方も可能です。
ショッピングアプリ、航空券・チケット予約アプリ、ホテル予約アプリなども一部が日本国内で対応しており、対応アプリは順次拡大される予定です。Gemini IntelligenceはGoogle/Geminiアプリのアップデートで利用できます。対応時期や対応アプリは予告なしに変更される場合があります。
One UI 9の主な機能
マイファンカム
好きな動画から特定の人物を自動で追跡し、動きに合わせて画面中央に配置する機能です。手動で編集する手間を減らし、SNSで共有しやすい動画に仕上げられるとのことです。
子どものイベントやスポーツイベントの盛り上がる場面など、見たい人物に焦点を合わせる使い方が想定されています。利用にはSamsungアカウントへのログインが必要で、追跡する対象がない場合はサポートされません。利用条件は動画によって異なる場合があり、結果の正確性は保証されていません。
Now Nudge
画面の内容を理解し、必要なタイミングで役立つ提案を行うGalaxy AI機能です。メッセージで予定を決める際に予約情報を呼び出したり、会話中に共有された位置情報を保存したりでき、作業を中断せずに続けられるそうです。
キーボード上にくわえ、ポップアップ表示や通知からもアクセスできるようになりました。利用にはSamsungアカウントへのログインが必要です。
テキストメッセージによるプロンプトはGoogle メッセージなど、一部のサードパーティ製メッセージアプリで利用できます。写真共有機能は利用可能な画像コンテンツを分析して動作し、使用可否は国、地域、言語によって異なる場合があります。
クリエイティブスタジオ
今後の主な予定に合わせて、画像生成のアイデアを提案する機能です。友人の誕生日が近づくとバースデーカードの作成を提案するなど、特別な日に向けたコンテンツを手軽に作成できるとのことです。
クリエイティブスタジオアプリのインストールにくわえ、ネットワーク接続とSamsungアカウントへのログインが必要です。使用可否は国や地域、言語、デバイスモデルによって異なる場合があります。
Now Brief
直接作成・編集できる「カスタムカード」機能が新たに追加され、毎日確認する情報を好みに合わせてカスタマイズできます。健康、天気、動画に関するカードを活用し、一人ひとりに合わせたブリーフィングコンテンツが表示されるそうです。
利用にはSamsungアカウントへのログインが必要で、一部の機能ではネットワーク接続も求められます。表示されるコンテンツは、ユーザーが同意した個人情報のみに基づいています。
通訳
これまでの会話の流れをひと目で確認できる「スレッドビュー(Thread View)」が新たに導入されました。会話モードの翻訳速度が向上し、Samsung Galaxy Buds使用時には再生までの時間も短縮されるとのことです。
利用にはSamsungアカウントへのログインが必要で、一部の言語では言語パックのダウンロードが求められる場合があります。利用可否や対応機能は、国・地域・通信事業者・言語によって異なる場合があります。
ドキュメントスキャン
湾曲した書籍のページや角が折れた紙も簡単にスキャンでき、手軽にデジタル化できるようになりました。強化された指消去機能により、文書と一緒に写り込んだ指も削除できます。
ボイスレコーダー
要約の見出しや表などをわかりやすい形式で表示し、重要な情報をひと目で把握できるようになりました。
Samsung Notes
デコレーションテープや、より豊富なペン線スタイルなど、クリエイティブな新機能が追加されました。
クイックパネル
レイアウトをより細かく調整できるようになりました。明るさ、音量、メディアプレーヤーはそれぞれ個別に調整でき、サイズオプションも豊富になっています。クイックパネルがオフの場合、一部の設定項目がグレー表示になったり、表示されなかったりすることがあります。
マウスキー
速度調整機能によりカーソル操作がスムーズになり、アクセシビリティが大幅に向上したとのことです。
TalkBackとテキストスポットライト
GoogleとSamsungがそれぞれ個別に提供していた機能を統合した『TalkBack』機能が搭載されました。
あわせて、選択したテキストをフローティング表示で大きく表示する『テキストスポットライト』も追加され、読みやすさが向上したそうです。
セキュリティとプライバシーの強化
『One UI 9』は、ユーザー自身がセキュリティとプライバシーを管理できる仕組みを備えています。注意が必要な状況を把握し、必要な対策を講じやすくするためのサポート機能が用意されています。
セキュリティブリーフ(Security Brief)
マルウェアや提供元不明のアプリ、不要な権限に関する警告など、セキュリティとプライバシーに関する重要な最新情報をNow Briefに表示します。ユーザーは潜在的な問題を早期に把握し、対応が必要かどうかを判断できます。
プライバシー保護アラート
オンデバイスAIを活用し、バックグラウンドでの不要な権限へのアクセス試行など、潜在的なプライバシーリスクを検知します。自身の情報にどのようなアクセスが行われているかを、より詳しく把握できるとのことです。
一部製品でのみ利用でき、一部のプライバシーリスクは検知されない場合があります。
詐欺検出
ボイスフィッシングや詐欺電話を事前に検知する「詐欺検出」の対応国が、日本、カナダ(英語、カナダフランス語)、インド(英語、ヒンディー語)などへ拡大されます。
さらに、相手の声がAIによって加工されているかを分析し、新たなボイスフィッシングの脅威を事前に防ぐ機能も用意されています。音声の加工や改ざんの兆候を検知した場合は、通話画面のポップアップ、通知音、振動で疑わしい状況をリアルタイムに警告するそうです。
なお、AIで加工された音声を検知する機能は韓国内でのみ利用でき、海外で購入した製品では利用が制限される場合があります。
●「Samsung Galaxy」はSamsung Electronics Co., Ltd.の商標または登録商標です。
●その他、記載されている会社名、商品名、サービス名称等は、各社の商標または登録商標です。
- Original:https://www.appbank.net/2026/10/14/iphone-news/3130036.php
- Source:AppBank
- Author:Appbank編集部