
NordVPNは10月23日、迷惑SMS対策機能をiOS向けにも提供開始すると発表しました。あわせて、無料の通話保護アプリ『HangUp』もiOS向けに提供されます。
この機能は、知らない送信者から届いたメッセージをスクリーニングし、ユーザーが操作する前に詐欺の可能性を検知して警告する機能です。両機能とも、Android向けにはすでに年初から提供されています。
迷惑SMS対策と迷惑電話対策は同じ画面で管理可能
メッセージ保護は、NordVPNの迷惑電話・SMS対策の一部です。不正な着信の可能性を知らせる迷惑電話対策とともに、NordVPNアプリ内の同じ画面から利用できます。
そのため、不正な電話と悪意のあるメッセージへの保護を一か所で管理できます。
- NordVPN公式ブログ(メッセージ保護の拡大):https://nordvpn.com/ja/blog/nordvpn-expand-message-protection/
NordVPNのプロダクトディレクターであるDomininkas Virbickas氏は、次のように述べています。
「私たちは1日にたくさんのメッセージを受け取ります。配送通知、銀行からのアラート、認証コード、リマインダーなどです。どれも似たように見えるため、本物と偽物を見分けるのが難しくなっています」
さらに同氏は「私たちは、もう一組の目となって、何かがおかしいときにユーザーへ知らせます」とも述べています。
迷惑SMS対策の仕組み
迷惑SMS対策は、知らない送信者から届いたSMSをすべてチェックします。電話番号の評価データ、URL分析、コンテンツの分類情報などと照合して判定する仕組みです。
不審なメッセージが検出されると、脅威の種類と推奨される対処方法を知らせるプッシュ通知が表示されます。検知されたメッセージは安全なビューで開かれるため、誤ってリンクをタップしてしまうことを防げます。
ダッシュボードでは、どのようなメッセージが検知されたか、また検知された頻度を確認できます。なお、NordVPNは通話やメッセージの内容を保存することはありません。
設定は、アプリのインストール時、またはアプリ内のProduct hubから行えます。一度設定すれば、VPNをオンにしているかどうかにかかわらず、バックグラウンドで機能します。
無料の通話保護アプリ『HangUp』
『HangUp』は、着信をリアルタイムでスクリーニングし、ユーザーが電話に出る前に発信者が誰なのかを表示するアプリです。着信は「詐欺」「テレマーケティング」「アンケート」「債権回収」「不正行為」などのカテゴリーに分類されるため、どのような電話なのかを一目で判断できます。
どの電話を通すかは、ユーザー自身が決められます。たとえば詐欺電話やテレマーケティングの電話を自動的にブロックする設定にすれば、検知された電話が鳴ること自体を防げます。
通話履歴には、ブロックされた電話とその理由が記録されます。また、電話番号を報告することで、アプリを利用するすべてのユーザーの検知精度向上に貢献できます。
利用にサブスクリプション契約は不要
『HangUp』は無料で、サブスクリプション契約や無料トライアルも必要ありません。NordVPNアプリをインストールしていなくても単独で利用でき、無料のNordアカウントがあれば使えます。入手先はApp Storeです。
Virbickas氏は『HangUp』を無料で提供する理由について、次のように述べています。
「誰もが詐欺電話を受ける可能性があるのですから、誰もがその電話がかかってくる前に気づけるようにすべきです」
続けて同氏は「これらの電話による被害を減らす最も早い方法は、できるだけ多くの人の目の前に警告を表示することです。そのため、HangUpは無料で提供しています」と述べています。
- NordVPN公式サイト:https://nordvpn.com/ja/
- Original:https://www.appbank.net/2026/10/23/iphone-news/3141793.php
- Source:AppBank
- Author:Appbank編集部