
特定非営利活動法人えんとかくは10月27日、全国から無料・会員登録不要で利用できるオンラインの相談案内『えんとかく SOSナビ』を公開したと発表しました。
相談先を探すだけでなく、「何から話せばよいか」「最初に何と伝えればよいか」を整理するためのサービスです。
- えんとかく SOSナビ:https://entokaku.org/sos/
相談する前の段階から使える入口
誰かに話したいのに何から説明すればよいか分からない、悩みが重なってどの窓口を選べばよいか迷う、といった「相談する前」の段階から使える入口を目指したサービスです。
入口は、DV・パートナーの暴力、こども本人のSOS、死にたい・消えたいほどのつらさ、予期せぬ妊娠、子育ての悩み、こころ・体の不調の6つが用意されています。悩みを一つに絞らず、総合ページから話し始めることもできます。
文字入力と音声入力に対応
入力は文字のほか、対応する端末・ブラウザーでは音声入力も利用できます。音声から入力された文章は、送信前に確認と修正ができます。
AIの短い返答を通じて、話せることから少しずつ整理していく構成です。音声入力の対応状況は端末やブラウザーによって異なります。
相談先の案内と「伝える言葉」の準備
公的窓口や専門の支援団体の案内にくわえて、相談先に何を伝えるかを考えるための機能も用意されています。
「窓口に伝えるメモをつくる」では、本人が送信した言葉が画面上のメモにまとめられ、本人が確認・編集・コピーできます。相談文やメモが公的機関や支援団体へ自動転送されることはなく、どこへ何を伝えるかは利用者自身が確かめながら進める仕組みです。
利用イメージ動画
サービスの利用イメージを紹介する動画も公開されています。
えんとかく SOSナビ|無料・登録不要の相談案内(利用イメージ)
AIと話さず専門窓口へ進むことも可能
専門の相談先一覧は、AIとの会話を経ずに閲覧できます。「声を出さずに相談したい」という条件で、文字相談の案内を探すことも可能です。
相談先ごとに対象や受付時間が異なるため、利用時には各窓口の公式案内を確認する形になっています。
画面には緊急連絡先への入口と、別のページへすぐに切り替えるボタンが設けられています。画面切替は閲覧履歴や通信の記録まで消す機能ではありません。BGMには停止と音量調整の操作が用意されています。
AIの役割とデータの取り扱い
『えんとかく SOSナビ』は、人がリアルタイムに見守る相談窓口ではありません。職員による常時監視や折り返し連絡はなく、診断、救急対応、通報の代行も行われません。緊急時はAIの返答を待たず、人による支援につながることを優先するよう案内されています。
AIの返答を作るため、利用者の同意後に、選んだ相談の種類、相談文、直近の会話がAI提供事業者のOpenAIへ送信されます。氏名、詳しい住所、電話番号、学校名などは入力しないよう案内されています。
音声入力では、音声が端末・ブラウザーの提供事業者へ送信される場合があります。詳細はサービス内の「データの取り扱い」で確認できます。
サービス概要
サービス名は『えんとかく SOSナビ』で、内容はAIによる悩みの整理と相談先案内です。利用料金は無料、会員登録は不要となっています。
利用地域は日本全国、対応言語は日本語です。ウェブブラウザーからアクセスして利用します。
- えんとかく SOSナビ:https://entokaku.org/sos/
- Original:https://www.appbank.net/2026/10/27/iphone-news/3144889.php
- Source:AppBank
- Author:Appbank編集部