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Trip.comアプリに新機能「My Travel Impact」導入! サステナブルな旅の選択を可視化

Trip.com Group 2026年サステナブル旅行消費者レポートの表紙、山と川を背景にしたバックパッカー

Trip.com Groupは10月29日、Trip.comアプリ内に新機能「My Travel Impact」を導入したと発表しました。あわせて、同社が公表した「2026年サステナブル旅行消費者レポート」の調査結果も明らかにしています。

レポートによると、旅行者の75.4%が旅行を計画・選択する際にサステナビリティを重視しており、56.8%が意識的により持続可能な旅行の選択肢を選んでいます。

調査は世界4地域・29市場の8,777人を対象に実施されました。旅行者は持続可能な選択を責任として捉えるだけでなく、旅行体験を豊かにする要素としても認識しているとのことです。

新機能「My Travel Impact」の内容

「My Travel Impact」は、Trip.comを通じて旅行者が行ったよりサステナブルな選択を、一覧で確認できる機能です。ホテル、航空券、鉄道の3カテゴリの情報が、1つのダッシュボードに集約されます。

調査では、オンライン旅行会社(OTA)に求める機能として「分かりやすいサステナビリティ表示・ラベル」が41.6%で最多となりました。32.7%は「予約による炭素排出への影響を確認できるダッシュボード」を希望しており、同機能はこうしたニーズに応えるものだということです。

また、64.2%が「より持続可能な旅行商品の充実度が、予約プラットフォームの選択に影響する」と回答しています。

ホテル

Trip.comの「Certified Sustainable」ラベルが付与された宿泊施設での宿泊日数が表示されます。このラベルは、第三者機関によるサステナビリティ認証に基づいています。

航空券

比較可能なデータがある場合、排出量の少ないフライトを選ぶことで回避できたと推定される排出量が表示されます。算出には、非営利団体「トラバリスト(Travalyst)」が推奨する「Travel Impact Model」が使われます。

鉄道

比較可能なデータがある場合、ガソリン車での移動と比べて、鉄道を選ぶことで削減できたと推定される排出量が表示されます。

日本の旅行者の調査結果

日本市場では、旅行者の55.0%が旅行先や旅行商品を選ぶ際にサステナビリティを重視しています。27.0%は、よりサステナブルな旅行を意識して計画した経験があると回答しました。

よりサステナブルな旅行を選ぶ理由は「より深く本格的な旅行体験がしたい」(37.8%)が最多です。一方、主な課題としては「旅行費用が高くなる」(31.8%)が挙げられました。

また、40.0%がサステナブルな旅行商品を提供するOTAを積極的に選択する、または選択する可能性があると答えています。

持続可能な旅行を選ぶ動機と障壁

持続可能な旅行を選ぶ主な動機の上位は、「環境に対する責任」(52.5%)と「将来世代のために旅行先を保全すること」(50.8%)でした。44.4%は「より本物らしい、現地ならではの旅行体験ができること」も理由に挙げています。

最大の障壁は「価格の高さ」(37.1%)で、「不便さや追加の手間」(29.8%)、「より持続可能な選択肢を見分けることの難しさ」(27.1%)が続きます。旅行を選ぶ際に重視する要素では、「価格」(64.1%)と「品質・快適性」(61.8%)が引き続き上位です。

旅行体験を豊かにする要素

旅行体験をより豊かにする選択肢では、「自然やアウトドアを楽しめる旅行先を訪れること」(41.6%)が最多でした。次いで「景色を楽しめる鉄道旅行」(34.1%)、「混雑の少ない、まだあまり知られていない旅行先を訪れること」(32.7%)が挙がっています。

さらに、「サステナビリティへの取り組みが充実したホテルに宿泊すること」(31.9%)や「オフシーズンに旅行すること」(29.6%)も評価されました。

旅行先への訪問意欲を高める要素では、「公共交通機関の充実や炭素排出量の少ない移動手段」(56.0%)と「自然・文化遺産の保護」(50.6%)が上位です。

気候リスクと世代別の傾向

異常気象も旅行先選びに影響しており、旅行者の37.2%が「異常気象による影響を受けるリスクが低い旅行先を選びたい」と回答しています。

世代別では、意識的により持続可能な旅行の選択肢を選んだ割合が、Z世代で69.5%と最も高くなりました。ミレニアル世代が63.0%、X世代が50.6%、ベビーブーマー世代が40.6%と続きます。

また、Z世代の76.7%が「より持続可能な旅行商品の充実度がOTAの選択に影響する」と回答しており、若い世代ほどサステナビリティを重視する傾向がみられます。

業界パートナーとの連携

Trip.com Groupは、GSTC(世界持続可能観光協議会)やTravalystなどの業界パートナーと連携し、信頼性の高いサステナビリティ認証や、一貫性のある排出量情報の提供を支援しているとのことです。

あわせて、WWF(世界自然保護基金)などが提供する責任ある旅行のガイダンスを参考に、旅行者向けの実践的なアドバイスも発信しているそうです。

CEOコメント

Trip.com Group CEOのジェーン・スン(Jane Sun)さんは、「旅行を、訪れる地域や世界にポジティブな影響をもたらすものにしていくことは、私たち全員に共通する責任です」とコメントしています。

さらに、炭素排出量の少ない交通手段やサステナビリティ認証を取得した宿泊施設の提供から、「My Travel Impact」のようなツールまで、旅行体験のあらゆる場面にサステナビリティを取り入れる取り組みを進めていると述べています。

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