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Questyle、新型ポータブルDAC/ヘッドホンアンプ『MEX』を発表! 11月7日「秋のヘッドフォン祭2026」で日本初披露

Questyle MEX 前面の黒い表示部と背面の基板が見える銀色の本体

Questyle(日本正規代理店:株式会社マギウェイ)は10月29日、新型ポータブルDAC/ヘッドホンアンプ『MEX(エムイーエックス)』を発表しました。

MEXは、ESS製DAC「ES9219Q」を2基と、Questyleが特許を取得したSiPカレントモードアンプモジュールを4組搭載しています。300Ω負荷時でTHD+N 0.0002%を実現した、USB-C接続のモデルです。

原音のPUREと調音のTUNE、2つのモードを搭載

本体のスライドスイッチ1つで、ハードウェア本来の音を楽しむ「PUREモード」と、専用アプリと連動して好みの音に調整できる「TUNEモード」を切り替えられます。コンセプトは「easy HiFi(easy first, Hi-Fi inside)」で、スマートフォンやPCにつなぐだけで本格的なHi-Fiサウンドを手軽に楽しめることを目指しているとのことです。

高インピーダンスのオーバーイヤーヘッドホンから高感度イヤホンまで、幅広く対応するそうです。

PURE(原音)モード

ハードウェア本来の音をベースに、ボーカルの息遣いから楽器の質感、空間表現までを忠実に再現するモードだということです。接続してすぐ、Questyleが設計したサウンドを楽しめます。

TUNE(調音)モード

専用アプリ「Questyle」と連動し、プリセットEQの選択やPEQ(パラメトリックEQ)による詳細な調整で、使用するイヤホン・ヘッドホンや好みに合わせた音作りができます。

アプリのPEQでは、周波数・ゲイン・Q値を帯域ごとに設定できます。フィルタータイプはLS(ローシェルフ)、P(ピーキング)、HS(ハイシェルフ)、LP(ローパス)、HP(ハイパス)から選択可能です。

カーブを視覚的に確認しながら調整でき、作成した設定は保存していつでも呼び出せます。

モード共通の設定項目

DRE(ダイナミックレンジ拡張)と、2種類のDACデジタルフィルターは、PURE/TUNEどちらのモードでも設定できます。フィルターは、リニアフェーズ・ファストロールオフとハイブリッドフェーズ・ファストロールオフです。

DREは微小な音のディテールやアナログ回路のノイズフロアに着目して、実用的なダイナミックレンジを広げる機能で、とくに低ゲインでのリスニングに効果を発揮するそうです。

MEXの主な特長

ESS ES9219Qを2基と、Questyle独自のSiPカレントモードアンプモジュール4組を搭載しています。増幅と負帰還処理を電流領域(Current Domain)で行うことで、高速・広帯域・低歪み・高速なトランジェントレスポンスを実現しているとのことです。特許番号はUS 9,614,483 B2です。

「TTA 3段階アーキテクチャ」により、DACとアンプを最適な状態で連動させる設計となっています。PCM 384kHz/32bitとネイティブDSD256に対応します。

電源まわりには、TOREX製の精密電源管理を採用しています。高効率DC/DCと低ノイズLDOを組み合わせ、接続機器からの給電で動作します。スマートフォンのバッテリー負荷や発熱を抑えながら、コンパクトなボディで十分な駆動力を発揮するそうです。

ゲインはH/M/Lの3段階で、音量は64段階です。左右バランス調整にも対応しています。

出力端子は、3.5mmシングルエンドと4.4mmバランスの2系統です。3.5mmはCTIA規格のマイク付きイヤホン/ヘッドセットに対応し、本体の集音孔によるマイク入力で通話やボイスチャットにも使えます。

Apple MFi認証の接続方式を採用しており、iPhoneやiPadでも利用できます。「Questyle」アプリ(iOS/Android)では、EQ/PEQ、ゲイン、DACフィルター、DRE、左右バランスなどを設定できます。

デザインは、Questyleのシンプルなデザイン言語を継承したバウハウススタイルです。実際の基板回路が見えるスケルトン構造で、CNCアルミ合金フレームと曲面サイドパネルで仕上げられています。本体を裏返すと独立OLEDディスプレイがあり、音量、ゲイン、フィルター、サンプリングレート、再生モードを確認できます。

今後のアプリアップデート

Questyleアプリは段階的なアップデートで機能が拡充される予定です。MEXで作成した音質設定にチューニングコードを付けて保存・共有・読み込みできる「Q-Code」機能と、Webブラウザから操作できるコントロール機能の提供を予定しているとのことです。

Q-Codeにより、公式のおすすめ設定やクリエイター、ユーザーが作った設定を自分のイヤホンで試せるようになります。提供時期や対応環境は、決まり次第案内されます。

製品仕様

主な仕様は以下のとおりです。

価格と発売日は、現時点で発表されていません。

「秋のヘッドフォン祭2026」で日本初披露

MEXは、11月7日にステーションコンファレンス東京で開催される「秋のヘッドフォン祭2026」のQuestyle会場で、日本初披露されます。12:30からは一般来場者向けに会場が開放され、MEXのほか、CMAシリーズをはじめとするQuestyle製品を自由に試聴できます。

会場プログラム全体のMCは、女優・声優の田村響華さんが務めます。

開催概要

「秋のヘッドフォン祭2026」の概要は以下のとおりです。

参加型プログラム「MEX TUNE LAB」

13:00と15:00の2回、来場者自身がMEXを操作しながら、自分好みのサウンド作りを体験できる参加型プログラム「MEX TUNE LAB」が開催されます。オーディオ・DTMライターの藤本健さんがPURE/TUNEの違いやEQ/PEQの使い方を解説し、MCの田村さんも参加者とともに音作りを体験します。

各回の終了後には、来日するQuestyle創業者・CEOの王豊碩(ワン・フォンシュオ)さんとオーディオ評論家の野村ケンジさんによるトークセッションが行われます。来場者との質疑応答・交流の時間も設けられます。

当日のタイムテーブルは以下のとおりです。

プログラムは変更となる場合があります。また、MEX TUNE LAB終了後を中心に、参加者へのインタビューや撮影が行われる場合があります。

MEX TUNE LABは各回とも事前申込制で、定員は各回12名の抽選制、参加費は無料です。自由試聴とトークセッションは申込不要で参加できます。

報道関係者向けのMEX記者発表会

11月7日の11:00からは、Questyle会場で報道関係者向けのMEX記者発表会が開催されます。王豊碩さんが来日し、中核技術であるカレントモードアンプ(CMA)の開発ストーリーとQuestyleの技術思想、MEXの製品概要、今後の日本市場での展開について発表するとのことです。

発表会の後半では、PURE/TUNEのライブデモが行われます。藤本さんがPUREからTUNEへの切り替えやEQ/PEQによる音作りを解説し、野村さんが音場やバランス、ボーカル・楽器の聴こえ方の変化をレビューします。田村さんも実際にMEXを試聴し、一般ユーザーに近い視点でコメントする予定です。

対象は報道関係者、Webメディア、動画メディアなどで、事前申込制です。時間は11:00~12:00で、12:00~12:30には個別取材とMEXの試聴の時間が設けられます。

申込締切は11月6日23:59です。登壇者、内容、時間は変更となる場合があります。個別取材は、希望者多数の場合は希望に添えないことがあるとのことです。

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