
パブリッシャーのJanduSoftは10月30日、Kuraishisama開発のミステリースリラー脱出ゲーム『The Transference』をPC(Steam)向けにリリースしました。
リリース記念セールとして、通常価格1,650円のところ11月13日まで20%オフの1,320円で購入できます。
本作は、目を覚ますと自分の家に閉じ込められていた、という一人称視点の脱出ゲームです。パズルと家族の秘密をめぐる物語にくわえて、身を隠してやり過ごす緊迫の場面も用意されています。
自分の家が牢獄に変わる、一人称視点の脱出劇
主人公が自宅で目を覚ますと、ドアや窓が内側から塞がれています。何者かが家のあちこちに奇妙な謎を仕掛け、見慣れた我が家を牢獄に変えてしまったようです。
プレイヤーは家の中を探索して手がかりを集め、出口を探します。「誰が、なぜ自分を閉じ込めたのか」という疑問が、ゲーム全体を引っ張っていく軸になります。
ジャンルはアクション、アドベンチャー、インディーで、遊べるのはシングルプレイのみです。コントローラーにもフル対応しています。
観察力と論理力、ときにはステルスも試される謎解き
謎解きは、細部を観察して手がかりをつなぎ、仕掛けを試しながら進めます。すべての試練が同じ方法で解けるわけではなく、論理力、注意力、ステルス能力がそれぞれ求められます。
試練のなかには、ハノイの塔や哲学者の問題といった古典から着想を得たものがあります。さらに、特別なスペイン式トランプを使って風変わりなオートマトンとセブン・アンド・ア・ハーフで勝負する場面もあります。
オートマトンはシルクハットに赤い蝶ネクタイ姿の樽型ロボットで、モニターを前に勝負を挑んできます。ほかにも、遺言状にまつわる文書を読み解くパズルが用意されています。
謎にはスペインの詩人や有名な物語、その作者から着想を得たものも含まれます。アンダルシアとスペインの歴史・文化への言及がパズルや舞台、物語に織り込まれているのも持ち味です。
家に隠された秘密を、自分の手で組み立てていく
閉じ込められたこと自体は、家族の秘密と裏切りをめぐる物語の入り口にすぎません。部屋や物、録音のすべてが謎の新たな一片になり、起きた出来事への見方が変わるかもしれません。
物語は一方的に語られるのではなく、プレイヤー自身が調べて組み立てます。周囲を探索して証言を聞き、異なる証言を照らし合わせ、何年も隠されていた出来事を再構築していきます。
ロボットが並ぶ長いテーブルや鹿の剥製、暖炉のある食堂など、屋内の舞台にも独特の癖があります。どの部屋にも怪しげな仕掛けが潜んでいそうです。
家にいるのはあなただけではない
監禁された場所には、ほかにも住人がいます。落ち着いて考えられるとは限らず、隠れ場所を探し、相手の動きを観察して、脱出するタイミングを見極める必要があります。
薄暗い部屋に血まみれで迫る存在がいたり、カーテン越しに戸口の人影が見えたりと、見つかってはいけない緊張感が漂います。隠れることも逃げることも、真実にたどり着くための道のりの一部です。
本作ではジャンプスケアなしでプレイでき、緊張度も好みに合わせて調整できます。怖がらせるより、じわじわ迫る不穏さを味わいたい人に向いたつくりでしょう。なお、不快な暴力やゴアのリアルな描写が含まれており、すべての年齢層に適しているわけではありません。
価格・セール情報・日本語対応
通常価格は1,650円(税込)です。リリース記念セールとして11月13日まで20%オフの1,320円(税込)で購入できます。
日本語にはUI・音声・字幕のいずれも対応していません。証言や録音、文書を読み解いて進めるゲームのため、日本語で遊べない点は購入前に留意したいところです。なおSteamでは体験版も配信されているので、雰囲気を試してから決めることもできます。
『The Transference』はPC(Steam)向けに配信中です。
- Original:https://www.appbank.net/2026/10/31/game/3149551.php
- Source:AppBank
- Author:Appbank編集部