
QUIRKIGAMIは10月27日、『The Beast Awoke To Eat Your Darlings』(以下、BATEYD)をPC(Steam)向けにリリースしました。
リリース記念セールで、11月3日まで15%オフで購入できます。体験版も用意されています。
本作は、襲ってくる“獣”を力ではなく頭で出し抜く、ホラーパズルです。武器はありません。かわりに、悪夢のルールを学んで逆手に取ります。
ルールを学んで獣を出し抜く、悪夢のパズル
BATEYDは、プレイヤーが「パズルの中に立っている」ようなゲームです。獣も、その手下の番人「センチネル」も、猫も、空腹も、すべて覚えられるルールで動きます。ランダムな挙動も、ズルをする敵もいません。
それでも怖い、しかも明るい場所ほど怖いというのが、公式の売り文句です。ホラーなのにパニックで逃げ回るのではなく、冷静に作戦を立てて挑むゲームといえそうです。
開発元のQUIRKIGAMIは、デザインやアート、プログラムまでを個人で手がけています。サウンドトラックは、MoogやElektronのマシンによる生演奏だそうです。
猫を連れて、最上階のエレベーターを目指す
目的は、いちばん高いビルの最上階にたどり着いて悪夢から抜け出すことです。ただし、エレベーターは近くに猫がいないと動きません。鍵を見つけ、またたびを手に入れて、できるだけ多くの“愛しい猫たち”を連れて上がります。
猫たちは、またたびを持っているとみんなついてきます。雨と雷が降りしきる街中を、三毛猫たちと駆け抜ける場面もあります。ガラス張りのエレベーターに猫と乗り込む場面も用意されています。
道中には、腕輪を集めて取引できる人物「ダニー」がいます。ツルの種、トニック、透明化、ステーキ、キノコと交換してもらえます。種を植めばその場にツルが伸びます。キノコを食べると透明になって空へ浮かび上がり、悪夢全体を見渡せます。
獣の腹具合も罠も、すべてルール通り
公式が挙げているルールの一部を紹介します。
センチネルはプレイヤーを見つけると逃げ出し、花火を打ち上げます。この花火が上がると、必ず獣が駆けつけます。
一方で、センチネルの背後から近づいて撫でると、ビールの水たまりになって溶けてしまいます。獣はそこへつまずいて溺れ、仲間のセンチネルが乾かしに来るまで動けなくなります。お腹をすかせた獣は、猫を狙うより先にステーキを食べにいきます。
悪夢の内容は、挑戦のたびに変わることはありません。つまり、探索して番人の位置を把握し、作戦を練ってから挑めます。キノコで空に浮かび、全体を見渡すのもそのための手段です。
やられても大丈夫です。倒れると、次の挑戦でより多くの手助けを受けられます。この手助けをあえて断ると、スコアが伸びる仕組みです。
5つの悪夢をスコア狙いで遊び直せる
悪夢は、駐車場、墓地、学校、レイブ、公園の5つです。それぞれ、救った猫の数、集めた腕輪、見逃したセンチネルの数、クリアまでの速さで採点されます。
悪夢ごとにランキングも用意されています。「脱出できればOK」では終わらない、やり込み向けの設計です。Steam実績も32個あります。
上手く遊ぶと、20個の「記憶」が解放されます。記憶は日記に、時系列ではなく意味ごとにまとめられます。作中では、2年分の記憶が失われているそうです。
ストーリーは読みたい人だけが読めばよく、読まなくても進行には影響しません。すべて読むと、悪夢が抽象的なものではなく見えてくるそうです。
最初には精神科医との会話があり、ここがチュートリアルを兼ねています。そこでは、パートナーとなる猫を選びます。死の描写をどのスタイルにするかも決められます。
プレイ人数はシングルプレイヤーです。コントローラーのフルサポートに対応し、ゲームパッドでの操作が推奨されています。
重めのテーマを扱う点と日本語対応
開発元は、本作が重いテーマを“露骨ではなく誠実に”扱うと注意を促しています。薬物の使用や取引(未成年に売る大人の存在を含む)、いじめ、心理的虐待、同性愛嫌悪、動物や若者の死、暗示的な暴力などです。
グロテスクな表現はなく、悪夢の中の死は様式化されています。配信や動画の撮影を考えている人は、事前にチェックしておくとよさそうです。
日本語表示には対応していません。UI、音声、字幕のいずれも非対応です。
価格・リリース記念セール
通常価格は985円(税込)です。リリース記念セールで、11月3日まで15%オフの837円(税込)で購入できます。
『The Beast Awoke To Eat Your Darlings』は、PC(Steam)向けに発売中です。
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- Source:AppBank
- Author:Appbank編集部