
UZZ Inc.は10月29日、お絵描きノベルゲーム『愛よさらば』のSteamページを公開したと発表しました。有償版はSteamとiOSで、2027年春に発売される予定です。
『愛よさらば』は、実際に画面へ絵を描くことで物語が進行する作品です。ジャンルは「AI×お絵描き×ノベルゲーム」とされています。
- Steam『愛よさらば』:https://store.steampowered.com/app/5086650/
- 『愛よさらば』公式サイト:https://www.uzz.company/page-farewelltoai
絵を描くことが禁じられた未来が舞台
物語の舞台は、AIが政治世界を統治し、絵を描くことが禁じられた未来です。ドローイングは禁固刑の対象となり、ペンは違法物として取り締まられます。
公式サイトによると、絵が禁じられてから30年が過ぎた世界で、警察の目を逃れて絵を描き続ける反逆者「Graf*cker」たちがいます。プレイヤーはその一員としてペンを手に取り、革命に参加します。
物語は未来から現代、江戸時代、さらに古代へと時代を行き来しながら進みます。「なぜ人は、絵を描くのか」という問いが軸になり、未来のAIがなぜ絵を禁止したのかというミステリーを解き明かしていきます。
独自AIが絵を判定するゲームシステム
プレイヤーの前に現れるのは、「AIに反逆するAI」を名乗る存在です。さまざまなお題やミッションに応じて描いた絵を独自AIが判定し、その結果によって物語が進みます。
絵のうまさは問われず、マウス、指、ペンタブレットのいずれでも描けます。最初に読めるストーリーは限られていますが、進めるにつれて読めるストーリーが増えていく仕組みです。
愛よさらば|A FAREWELL TO AI — 公式PV【2026年Steam版】
無料版から大幅にボリュームアップした有償版
現在iOSで配信されているのは、作品の世界を少し体験できる無料版です。App Storeで何度かフィーチャーされています。
2027年春発売のSteam版とiOS版は、ボリュームもグラフィックも大幅に向上したとのことです。8つのストーリーをプレイすることで、物語の全容が見えてくる構成になっています。
ゲーム内には、パズル要素、謎解き要素、連続お絵描きミニゲームなどが搭載されています。謎の答えがお絵描きのモチーフになることもあるそうです。
さまざまな時代の絵師が登場し、その中には人間以外も含まれるとのことです。これまでと同様に指先やタブレットペンで描けるほか、Steam版ではマウス操作にも対応します。
- 『愛よさらば』iOS無料版:https://apps.apple.com/jp/app/%E6%84%9B%E3%82%88%E3%81%95%E3%82%89%E3%81%B0/id6747958088
受賞歴と参加クリエイター
『愛よさらば』は、2025年に開催されたBitSummit 13thで「メディアハイライト賞」を受賞しました。同時期に実施されたCampfireでは、目標金額を達成しています。
2027年春発売の有償版には、クリエイターの今村孝矢氏と倉島一幸氏が参加しています。
基本情報とSteam版の動作環境
タイトルは和名が『愛よさらば』、洋名が『A FAREWELL TO AI』です。開発・配信元はUZZ Inc.で、対応プラットフォームはSteamとiOS、対応言語は日本語と英語となっています。価格は現時点で発表されていません。
Steamページでは、リリース予定日が2027年第2四半期と表示されています。Steam版の最低動作環境はWindows 10/11で、ストレージは1GBの空き容量が必要です。ブロードバンドインターネット接続も求められます。
Steamページには、AI生成コンテンツの開示も掲載されています。プレイヤーが描いた絵をAIが分析してフィードバックの評価を生成する機能で、AIコンテンツ生成用のサードパーティーサービスとしてOpenAI APIに接続するとのことです。
© UZZ Inc.
- Original:https://www.appbank.net/2026/11/01/game/3151082.php
- Source:AppBank
- Author:Appbank編集部