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防災庁発足を受け無料Webアプリ『わが家のBKY診断』公開! 10問・約1分で備えを採点

わが家のBKY診断の画面。トップ、危険予知クイズ、結果画面の3つのスマホ表示

コケナワホールディングス株式会社は11月3日、無料Webアプリ『わが家のBKY(防災危険予知)診断』を公開したと発表しました。わが家の防災の備えを10問・約1分で採点できます。

同社は、防災庁発足の記者発表を受けて、生成AIを活用して徹夜で開発したとのことです。あわせて、携帯トイレを選ぶ際の5つのチェックポイントも公開されました。

防災庁の「緊急要請」と携帯トイレの備蓄状況

防災庁は11月2日に発足しました。細野豪志防災大臣は発足初日に全国民へ向けて「緊急要請」を行い、水や食料、携帯トイレを少なくとも3日分、できれば1週間分備えるよう呼びかけました。

内閣府「防災に関する世論調査」(2025年)では、携帯トイレ・簡易トイレを3日分以上備えている人は27.2%にとどまっています。飲料水は69.8%で、トイレの備えは半分にも届いていません。

4人家族の備蓄の目安は次のとおりです。飲み水は農林水産省、トイレは内閣府「避難所におけるトイレの確保・管理ガイドライン」の目安がもとになっています。

日本トイレ研究所が公表した能登町の調査(2025年)では、発生から3時間以内にトイレに行きたくなった人が54.7%、6時間以内では88.3%でした。困ったことの1位は「トイレ」で69.8%となっています。

トイレを我慢した人は65.6%、水分を控えた人は55.9%で、体調不良につながったと答えた人も29.4%いました。2026年の同研究所の調査では、「どれくらい備えればいいかわからない」が42.3%で最多だったそうです。

『わが家のBKY診断』の内容

BKYは「防災危険予知」の略称です。製造業の現場で行われている危険予知(KY)活動を家庭の防災に応用したもので、スマホでもパソコンでも、アプリをインストールせずにそのまま使えます。

登録は不要で、利用は無料です。家族の人数、携帯トイレ・飲み水・食べ物の備蓄量、寝室の家具、停電への備え、家族の連絡方法、ハザードマップの確認、2問の「危険予知クイズ」から、備えを100点満点で採点します。

結果画面には、点数と5段階の称号が表示されます。このほか、「断水したら、わが家のトイレはあと何時間もつか」、1週間分にあと何回足りないか、次にやるべき3つの行動も確認できます。

結果はシェア画像つきでXやLINEに送信できます。ハッシュタグは「#BKY診断」です。診断の結果は、今後ゲーム『そなえタウン』や備蓄サポート機能に役立てていくとのことです。

BKYの4ステップ

BKYは、「どんな危険が?」「原因はこれだ」「あなたならどうする」「わが家はこうする」の4ステップで、防災グッズを買う前に、家で何が起きるかを想像する手法です。

BKYシートは、同社が企画・制作し2025年3月に発行した冊子「防災BOOK ローソンではじめる防災【ローリングストック編】」にも収録されています。

開発中の防災サバイバルゲーム『そなえタウン』

同社は、BKYの考え方を町ぐるみの防災に広げた防災サバイバルゲーム『そなえタウン』を開発しており、近日公開予定です。メールアドレスでの事前登録を無料で受け付けています。

プレイヤーは日本の小さな町の町内会長になり、毎日のコインでわが家と町の備蓄・住まいの安全・家族の行動計画を整えます。現実の時間で突然起きる災害を、制限時間つきで乗り切る内容です。

災害は地震、津波、洪水、土砂災害、台風、大雪、噴火、停電、断水など20種類です。山・川・海・駅・木造密集地のある町で、地域ごとに起きる災害が変わります。

行動カードは254枚あり、正解は内閣府・気象庁・消防庁などの公的な指針にもとづいて、カードごとに出典が表示されます。

家族の人数に合わせて、水・食料・トイレの不足が「現実の買い物リスト」として表示されます。現実に震度5弱以上の地震や津波警報が出たときは、ゲーム内の災害が自動で止まる仕組みです。

自宅の備蓄用品を登録し、水・食料・トイレがあと何日分あるかをグラフで確認して、足りない分を買い足せる機能も開発中とのことです。

携帯トイレを選ぶ5つのチェックポイント

発表では、携帯トイレを選ぶ際のチェックポイントとして次の5点が挙げられています。

1. 「何回分」で数える:目安は1人1日5回、1週間なら1人35回分です。 2. においを閉じこめられるか:使用後は数日〜1週間保管することになります。「消臭袋」「処理袋」と書かれていても、においを通しにくい素材とは限りません。一般的なポリ袋はにおいの成分を少しずつ通すため、「防臭」の根拠が示されているかを確かめる必要があるとのことです。 3. 手を清潔にできるか:断水中は手を洗えないため、除菌シートや除菌水があると安心です。 4. 持ち歩けるか:災害は外出中にも起きるため、バッグに入る大きさなら常に携帯できます。 5. 使用期限と置き場所:期限のないものや場所をとらないものは、備えを続けやすくなります。

同社の携帯トイレ『ぽけっトイレ』

同社の携帯トイレ『ぽけっトイレ』は、2019年の台風19号をきっかけに生まれた手のひらサイズの製品です。累計150万個が販売され、全国約3万5千店舗で取り扱われているとのことです。

セット内容は、排泄袋、凝固・脱臭剤、防臭袋、除菌水(アルコールフリー)の4点です。

防臭袋は、においを通しにくいポリエステル系のフィルムで、フィルムメーカーの試験では1カ月以上においが漏れなかったそうです。ヤシ殻活性炭入りの凝固・脱臭剤と合わせて、においを二重に閉じこめるとのことです。

容量は1袋で約1,000ccで、小なら3回、大なら1回使えます。サイズは約75×8×90mm、重量は約23gです。使用期限はなく、日本製で、福祉作業所で一つひとつ製造されています。

第6回防災グッズ大賞の衛生用品部門で優秀賞(2024年)を受賞しました。ハンズの防災部門売れ筋ランキングでは第1位となっています。

希望小売価格(税込)は次のとおりです。

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