
株式会社LIFULLは11月5日、運営する不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME’S」のWebサイトで、中古マンションと中古一戸建ての物件詳細ページにおける洪水・土砂災害のハザードマップ描画データの精度を、10月20日から向上させたと発表しました。
地図上の想定区域の表示は、従来のタイル画像からポリゴン描画へ移行しています。
色覚バリアフリー配色は従来のまま継続され、より高速な画面表示にも対応したとのことです。
- 中古マンションを探す:https://www.homes.co.jp/mansion/chuko/
- 中古一戸建てを探す:https://www.homes.co.jp/kodate/chuko/
災害リスク情報へのニーズと従来の課題
同社の調査(調査期間:5月29日〜6月4日)では、物件選びの重視点として「周辺環境(周辺住民・治安・災害に強いなど)」が40.3%で上位に入りました。
また、売買検討者に「住替え・建て替えで調べた情報」をたずねたところ、「災害に強いエリア(ハザードマップ)」は28.7%でした。
8月の千葉豪雨の前後には、ハザードマップの閲覧ユーザー数の変化率が一都三県で119.5%(伸長率昨対115.2%)、千葉単体で134.3%(伸長率昨対130.8%)となり、前年同時期より増加したそうです。
一方で、従来のハザードマップ表示には、物件の場所がピンポイントで安全なのかリスク圏内なのか判断しづらいという声が寄せられていました。
境界線付近の判断に迷い、自治体公式のハザードマップを別に調べて二重に確認する手間がかかるという課題も挙がっていたとのことです。
ハザードマップの描画精度向上で変わる点
今回の対応により、リスク区域の境界線付近の状況をより詳細に把握しやすくなります。
物件周辺にくわえ、最寄駅までの通勤・通学路や生活道路の浸水・土砂災害リスクも、地図上で確認できます。
ポリゴン描画への移行
これまで国土交通省のハザードデータをもとに、リスク区域をタイル画像で描画してきましたが、ポリゴン描画に移行しました。地図上でよりきめ細かなリスク区域を確認できるようになります。
データの事前最適化による高速表示
データの事前最適化によって、描画精度の向上と高速表示の両立を図っているとのことです。ストレスなく災害リスクを確認できる点を狙っているそうです。
色覚バリアフリー配色の継承
色覚障がいのある方に配慮した「色覚バリアフリー」配色も、引き続き適用されます。
LIFULL HOME’Sのハザードマップ関連の取り組み
LIFULL HOME’Sでは、2020年8月に不動産ポータルサイトとして初めて、地図検索機能に「洪水ハザードマップ」を追加しました。
2021年6月には、新築一戸建て物件で「洪水・土砂災害・地震ハザードマップ」の提供が開始されています。
2022年3月には、国内の不動産検索iPhoneアプリとして初めて、地図検索に「洪水ハザードマップ」と「なぞる」機能が搭載されました。
- 2020年8月の発表:https://lifull.com/news/18173/
- 2021年6月の発表:https://lifull.com/news/20819/
- 2022年3月の発表:https://lifull.com/news/23274/
- LIFULL HOME’Sの災害情報のデータ:https://www.homes.co.jp/hazardmap/data/
- Original:https://www.appbank.net/2026/11/05/iphone-news/3155283.php
- Source:AppBank
- Author:Appbank編集部