
Cluck Games, LLCは11月2日、Steamで配信中の『Card Collection Simulator』向けに、早期アクセスを終える1.0アップデートを公開しました。コンベンション会場の全面刷新や、プレイヤーレベル50までの到達、自動化機能の追加などが盛り込まれています。
『Card Collection Simulator』はWindows向けのシングルプレイ専用シミュレーションです。リリース記念セールも開催されており、価格の詳細は記事の最後にまとめています。
パックを開け、配信し、カードを集める収集シミュレーション
本作は、トレーディングカードの趣味を丸ごと体験できるカジュアルなシミュレーションです。プレイヤーは配信者としてパックを開封し、コンベンションで取引し、集めたカードを自分の部屋に飾っていきます。
カードはAlienmon、Heroes and Villains、Cheopetsという3種類のオリジナルTCGで、合計354種類が用意されています。それぞれに希少なアーティファクト版があり、基本のレアリティ5段階と合わせて集める楽しみが広がります。
配信パートでは、パックを開けるとチャット欄が盛り上がったり、悲鳴が上がったりします。登録者やレイド、寄付、スポンサーが増え、小さなチャンネルが大きなコミュニティへと育っていきます。
コンベンションパートでは、カードの値付けやブース運営、トレード、コイントスの勝負などを楽しめます。会場にはゴミ散らかしや万引き、転売屋も現れるため、気を抜けません。
1.0アップデートの主な変更点
今回の1.0では、レベル1〜50までの流れが一通りそろいました。開発元によると、メインのプレイだけで20時間以上、コレクションスコア集めを含めると50時間以上遊べるボリュームになったそうです。
コンベンション会場は4つの大きなセクションに作り直されました。出入口がもうひとつ増え、扉の外には廊下も加わっています。会場にはNPCが最大250人まで集まり、来場者が長く滞在して多くのテーブルを回るようになるため、終盤でもにぎやかな雰囲気になるそうです。
あわせて自宅やトロフィールームにライティングと影が追加されました。自宅の窓からは、昼・夕方・夜と時間帯に応じた景色が見えます。
レベル上限は、プレイヤーが40から50へ、配信者が11から20へ引き上げられました。レベル30〜50では、自動化やブース従業員、ボックスセット、再グレーディング関連の強化などが順次解放されます。
コンベンション運営が「オーナー」視点に進化
タブレットには新アプリ「Convention Owner」が加わり、従業員の雇用やブースの割り当て、各スポットの状況確認ができるようになりました。NPCブースは雇える従業員に作り替えられ、会場全体で最大8か所のブースに誰を配置するかを選べます。
従業員にはカード売上の増加やコンベンションXPの増加、トレーダーのリロール増加など、さまざまなバフがあります。同じTCGの従業員を重ねると効果が強まる要素もあり、新しい従業員はレベル28、34、46で解放されます。
レベル29からは自動化も始まります。清掃員がゴミやポスター、こぼれた汚れを片づけ、警備員が出口へ向かう万引きを捕まえ、自動販売員がカードを代わりに売ってくれます。さらにレベル32、42、48で上位の従業員が登場します。
イベントNPCには、カードをかけてコイントスを挑んでくる「コインフリップ」の客が加わりました。転売屋はコンベンション3から現れます。ほかにも、カードスリーブの売り場や屋台、自動販売機に商品を補充するとボーナスが得られます。
寄付・グレーディング・取引まわりを刷新
寄付の仕組みも変わりました。カードを寄付すると「アーティファクトポイント(AP)」がたまり、新設のアーティファクトショップでアーティファクトカードやグレーディング済みスラブと交換できます。子どもへの寄付では、これまでどおりXPが得られます。
Cluckdexでは最大3枚のお気に入りカードを指定でき、ショップに並びやすくなります。外れが続くほど次の抽選で当たりやすくなる救済の仕組みもあります。
グレーディングは、1日あたりの上限がなくなりました。カードのレアリティとセットに応じた定額の手数料を払い、まとめて依頼する形式で、「Pending Grades」パネルで仕上がりのタイミングも確認できます。再グレーディングも同じ方式です。
欲しいセットとレアリティを狙える「ボックスセット」も登場しました。10パック入りで、共通カードを狙えるパックも用意されています。解放はレベル37〜49で、レベル49で出るアーティファクトボックスセットは1日1回まで購入できます。
トレードでは、各トレーダーが提示するカードが1枚から3枚に増えました。2つ目のトレード枠は廃止されています。
配信パートとトロフィールームも拡張
配信者レベルの上限が20になり、高速パック開封やオートモッド、PO Box、寄付、登録者、レイドに新しい段階が追加されました。登録者は視聴者数の最大50%まで増え、1日の配信収入に上乗せされます。
ほかのストリーマーがレイドに来る演出もあり、レイド中はXPが2倍になります。チャットが忙しすぎるときのスローモードや、視聴者への挨拶やヒントの投稿を任せられる本格的なオートモッド、チャッターの名前を変更・リセットできるリストも加わりました。
さらにTwitchの配信チャンネル名を入力すると、実際のチャット参加者の名前がゲーム内の配信チャットに表示されるようになります。配信をしているプレイヤーにはうれしい機能でしょう。
トロフィールームは、拡張2と3が追加されました。ショーケースや棚、キャビネットを置いて、集めたコレクションを自分好みに並べられます。コレクションスコアの報酬も100万まで広がり、アーティファクトショップの枠やクレーンゲーム、ルーレットの強化が用意されています。
クレーンゲームはコンベンション3のレベル18で解放されます。息抜きの要素としては、スマホのスネークゲームや部屋でのボール遊び、ジュークボックス、猫をなでる行動なども用意されています。
既存プレイヤーへの影響と小規模パッチ
従来のNPCブースや自動化のアップグレードは、アップグレードショップから削除されました。これらを持っていたセーブデータでは読み込まれなくなります。旧コンベンションイベントも廃止され、そのボーナスは従業員のバフに置き換わっています。
1.0より前のセーブデータを読み込むと、お知らせが表示されるようになりました。チュートリアルも、2日目や、トロフィールームの案内などが追加されています。
開発元は今後の予定として、まず数週間はバグ修正やチュートリアルの追加、バランス調整を進めるとしています。フィードバック次第では、12月末までに1.1パッチを出す可能性にも触れています。
なお、1.0のあとには11月5日に小規模なバランス調整パッチも公開されました。ショップで買える基本のデイリーパック上限が引き上げられ、自動ブースのNPCが自動ブースのアップグレードに統合されています。
開発元は、AI生成アートをすべて手作りのアートに置き換える目標も改めて示しました。時期は未定で、進捗は今後共有するとのことです。
デモ版と価格・日本語対応
Steamでは体験版も配信中で、1.0の内容に合わせて更新されたと案内されています。体験版のセーブデータは製品版に引き継げるため、気になる方はここから試せます。
通常価格は1,200円(税込)です。「リリース記念セール」が開催されており、11月17日まで25%オフの900円(税込)で購入できます。
日本語表示には対応しておらず、UI、音声、字幕のいずれも日本語は用意されていません。ゲーム内の文章を日本語で読めない点には留意してください。
『Card Collection Simulator』はPC(Steam)向けに配信中です。
- Original:https://www.appbank.net/2026/11/07/game/3158634.php
- Source:AppBank
- Author:Appbank編集部