
株式会社オーディオテクニカは11月5日、ワイヤレスイヤホン『ATH-TWX9MK3』を11月20日に発売すると発表しました。あわせて、俳優の染谷将太さんを起用したプロモーションムービー「イヤホンよ、私を鳴らせ。」篇(15秒版・30秒版)を同日より公開したと発表しました。
『ATH-TWX9MK3』は、同社の完全ワイヤレスイヤホンのフラッグシップモデルです。前モデル『ATH-TWX9MK2』から、ノイズキャンセリング、ドライバー、コーデック、バッテリー、装着感などが刷新されています。
『ATH-TWX9MK3』の基本情報
価格はオープン価格で、発売日は11月20日です。カラーはブラック(BK)とベージュ(BG)の2色が用意されています。
型番は『ATH-TWX9MK3 BK』と『ATH-TWX9MK3 BG』です。イヤホン、イヤピース、充電ケースまで、統一感のあるデザインになっているとのことです。
同社は本機を「創造性を高め、日々のパフォーマンスを向上させるイヤホン」と位置づけています。音楽鑑賞にくわえ、オンライン会議や集中したいとき、リラックスしたいときなど、幅広い使い方を想定しているということです。
『ATH-TWX9MK3』の主な機能
装着状態に合わせて最適化するノイズキャンセリング「フィット・アダプティブ」
アクティブノイズキャンセリングには、装着状態をリアルタイムに検知し、フィルター特性を自動調整する「フィット・アダプティブ」が新たに搭載されました。耳の形や装着の深さの個人差を吸収し、安定した静寂空間を目指す機能だそうです。
ノイズ検出には、S/N比が向上した最新のMEMSマイクが採用されています。ノイズ検出の精度は『ATH-TWX9MK2』より改善されているとのことです。
ノイズキャンセリングモードは、Transit、Outdoor、Indoorの3種類のプリセットから選べます。設定は専用アプリ「Connect」から行い、通話中もノイズキャンセリングとヒアスルーを切り替えるアンビエンスコントロールが使えます。
ベリリウムコーティングの新ドライバー「Pure Motion Driver Gen2」
ドライバーには、振動板にベリリウムコーティングを採用した「Pure Motion Driver
センタードームに高剛性素材、サブドームに高弾性素材を組み合わせた複合振動板や、外磁型磁気回路、エッジマウント方式なども採用されています。ボイスコイルは空中配線とされ、ユニット背面にはスイスSefar社製の音響メッシュが使われています。
再生周波数帯域は10~40,000Hz、出力音圧レベルは107dB/mW、インピーダンスは16Ωです。
最大192kHz/24bitのLHDC-V5とLDACに対応
コーデックは、LHDC-V5、LDAC、LC3、AAC、SBCに対応しています。LHDC-V5では、最大192kHz/24bitの音声伝送が可能です。ただし、LHDC-V5に対応した機器と接続した場合のみで、サンプル周波数の上限は接続元機器の仕様に準じます。
LDACは最大96kHz/24bitに対応しています。Bluetoothのバージョンは6.0です。
イヤホン単体で最大15時間、ケース併用で最大45時間の再生
新世代のBluetooth SoCの採用により、消費電力が改善されています。音楽再生時間はイヤホン単体で、ノイズキャンセリングON時に最大11時間、OFF時に最大15時間です。充電ケース併用時は、ON時に最大33時間、OFF時に最大45時間です。
同社によると、『ATH-TWX9MK2』と比べて、ノイズキャンセリングON時の再生時間は約1.8倍に向上したとのことです。
15分の充電で約1.5時間の音楽再生ができるクイック充電にも対応しています。これはAAC接続、イヤホン単体、ノイズキャンセリングON時の値です。充電ケースはQi規格のワイヤレス充電にも対応しています。
コーデック別の再生時間は、ノイズキャンセリングON時/OFF時の順に以下のとおりです。
- LHDC-V5:6時間/6時間
- LDAC:7時間/9時間
- SBC:11時間/15時間
- AAC:11時間/15時間
- LC3:13時間/19時間
ビームフォーミングマイクと深層学習による通話ノイズリダクション
通話用に、2カ所に配置した高性能MEMSマイクによるビームフォーミング技術が採用されています。くわえて、深層学習(DNN)を応用した環境ノイズリダクション(ENC)アルゴリズムが新たに搭載されました。周囲の雑音と人の声を分け、騒がしい場所でも声を届けやすくするものだそうです。
通話中は、イヤホン本体からマイクのON/OFFを操作できるマイクミュート機能が使えます。通話設定では「ナチュラルモード」と「ノイズリダクションモード」を選べます。
楕円形状イヤピースと8種類のサイズ展開
装着感の面では、従来の「キャビティフィット」設計をさらに磨いた「アドバンスド・キャビティフィット」が採用されています。ワイヤレス製品として同社初となる楕円形状のイヤピースも新開発されました。
導管の長さが異なる2種類のイヤピースが、サイズ違いで計8種類付属します。内訳はStandard(XS、S、M、L)とLong(XS、S、M、L)です。交換用イヤピースは別売で、Standardが『ER-TW52』、Longが『ER-TW53』です。
神経科学の知見に基づく「ニューロミュージック」
専用アプリ「Connect」のサウンドスケープ機能には、VIE社が提供する「ニューロミュージック」が搭載されています。神経科学の知見をもとに制作されたサウンドコンテンツです。
リラックス状態に関わるとされるアルファ波を誘発する2曲と、集中状態へ導くとされるガンマ波を誘発する2曲の、計4曲が収録されています。『ATH-TWX9MK3』との接続時のみ再生できます。
サウンドスケープ機能では、自然のサウンドやマスキングノイズ、ヒーリングサウンドなども再生できます。
専用アプリ「Connect」で使えるその他の機能
専用アプリ「Connect」では、サウンドナビゲーターによる音の調整が可能です。低音域・中音域・高音域の変化を聴き比べながら、4ステップで好みの音に近づけられます。
グラフィックイコライザーとパラメトリックイコライザーも用意され、調整した設定はプリセットとして保存できます。
このほか、以下の機能が用意されています。
- イヤホンの最後の位置情報を地図で表示する「製品を探す」機能
- Bluetooth端末のペアリング履歴の管理
- 音と映像のずれを抑える低遅延モード
- 左右バランス調整
- 音量ステップ数の選択(16段階、32段階、64段階)
- 設定時間の経過後に再生を停止するプライベートタイマー機能
- 音声ガイダンスの音量調整と、日本語/英語の切り替え
- タッチセンサー感度の設定
ヒアスルー、トークスルー、マルチポイントなどの基本仕様
外音取り込みのヒアスルー機能では、取り込みレベルを10段階で調整できます。トークスルー機能は、ワンアクションで再生音量を下げて外の音を取り込むもので、人の声の帯域に絞る「Natural」と、全帯域の外音を取り込む「Strong」を使い分けられます。
2台のBluetooth端末へ同時接続できるマルチポイントに対応していますが、LE Audio ON時は使用できません。片耳だけでの使用も可能です。
防滴性能はIPX4相当で、イヤホン本体のみが対象です。完全防水ではありません。
質量はイヤホンが約5.1g(L側、R側とも)、充電ケースが約50gです。付属品は、50cmの充電用USBケーブル(USB Type-A/USB Type-C)と、イヤピース8種類です。付属ケーブルには、異常発熱を検知して充電を停止する機能が搭載されています。
LE Audio/Auracast への対応
次世代Bluetooth規格のLE Audio(LC3コーデック)と、1つの音源を複数のBluetooth機器へ同時配信するAuracast
染谷将太さん出演のプロモーションムービーを公開
プロモーションムービーのタイトルは「イヤホンよ、私を鳴らせ。」です。出演は染谷将太さんで、公開日は11月5日です。
ムービーでは、染谷さんが俳優として役に向き合う姿が描かれています。イヤホンを装着して音楽に導かれ、日常から創作のモードへ切り替わり、フロー状態に没入していく様子が見どころだそうです。
起用の理由について同社は、自ら映像作品の監督も手がけ、表現の質を追求する染谷さんの姿勢が、音を磨き続けるオーディオテクニカの「ものづくり」への向き合い方と重なるためとしています。
「イヤホンよ、私を鳴らせ。」篇(15秒版)
「イヤホンよ、私を鳴らせ。」篇(30秒版)
ムービーの楽曲と屋外広告
ムービー内の音楽は、同社の哲学「原音忠実」を体感できるよう、オリジナルのオーケストラ楽曲として制作されました。音楽プロデューサーは原田瞳さん(Lunch Record Inc.)で、サックスは松丸契さん、ドラムは大井一彌さんが担当しています。
屋外広告は、11月5日から順次、東京・名古屋・大阪・福岡で染谷さんを起用したものが掲出されています。掲出期間や掲出物は場所によって異なります。デジタル広告も順次展開される予定です。
Bluetooth® ワードマークおよびロゴは登録商標であり、Bluetooth SIG, Inc. が所有権を有します。株式会社オーディオテクニカは使用許諾の下でこれらのマークおよびロゴを使用しています。その他の商標および登録商標は、それぞれの所有者の商標および登録商標です。 Qiマークは、Wireless Power Consortium の商標です。 Siri®はApple Inc.の登録商標です。 当社は日本オーディオ協会のハイレゾ定義に準拠した製品にこのロゴを冠して推奨しています。ハイレゾロゴおよびハイレゾワイヤレスロゴは日本オーディオ協会の登録商標または商標です。
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- Author:Appbank編集部