生きた化学元素のパーティーで戦う元素アクションRPG『クストラバレンス』Steamでリリース予定



青い海に浮かぶ六角形の島々と、中央の三角形の屋根の下に並ぶ3体のキャラクター

KineticFoxが開発し、KettuLabsがパブリッシャーを務める『クストラバレンス』が、2026年10月にSteamで発売予定です。対応プラットフォームはPC(Windows)で、体験版もすでに公開されています。

本作は、炭素や水素、酸素、鉄といった化学元素がキャラクターとして登場するアクションRPGです。元素同士の“結合”が戦況をガラリと変える、ちょっと理科室の香りがするパーティーバトルが楽しめます。

「大解離」で砕けた世界に目覚める元素たち

物語の発端は、世界をつなぎ止めていた化合物が「大解離」によって砕かれたことです。これを機に、化学元素たちはそれぞれ独立した存在として目覚めます。

主人公の炭素が意識を取り戻すのは、かつて豊かに栄えた森「有機樹冠」です。いまは安定性を失いつつあり、フリーラジカルが弱った結合を引き裂き、小川からは水が消えています。古代の金属の守護者も、激しい錆にじわじわと蝕まれているそうです。

森の中心を目指す炭素は、水素、酸素、鉄をはじめとする元素ヒーローたちと力を合わせることになります。彼らにはそれぞれ固有の性格、戦闘での役割、能力、装備、成長ルートが用意されています。

3人のヒーローを切り替えて戦うリアルタイム戦闘

戦場には3人のヒーローが同時に参加し、そのうち1人をリアルタイムで直接操作します。戦闘を中断することなくリーダーを切り替えられるため、状況に応じて持ち場を入れ替えながら戦えます。

各元素は独立したキャラクターです。体力やリソース、強化要素、装備もそれぞれ別々に持っています。

パーティー全体に共通のターゲットを設定したり、連携攻撃で敵の行動を中断させたりもできます。エネルギーや状態異常、不安定な反応の管理も欠かせません。現在のリーダーが倒れても、別のヒーローで戦闘を続けられます。

結合が戦況を左右する。化学の知識は不要

本作の核になるのが、ヒーローの組み合わせごとに生まれる“結合”です。水素と酸素なら回復反応を起こせます。炭素は鉄を強化して、頑丈な防御の組み合わせを作ります。

酸素は鉄の攻撃力を高めますが、長時間さらされると危険な腐食を引き起こすこともあるそうです。結合は永続的なパッシブボーナスではありません。プレイヤーの行動に反応して戦闘中に変化し、有益にも条件付きにも、有害にもなります。

化学が苦手でも安心です。すべての反応には明確なゲームプレイ上の効果があり、背景にある科学的な考え方は、任意で読める「フィールド・アトラス」で解説されます。

分断された世界を探索する

探索パートでは、化学プロセスによって形作られた、互いにつながる地域を旅します。干上がった水路を復旧したり、放棄された研究所を調べたりしながら進みます。近道を開放し、触媒を見つけ、「大解離」以前の記録を探すのも目的のひとつです。

オレンジ色の島々に建物と枯れ木が並ぶアイソメトリックの3Dジオラマ

公開されている画面では、等角視点の小さなキャラクターが、ミニチュア模型のようなマップを歩き回る様子が見られます。水面に浮かぶ島や段々の地形、光る結晶など、箱庭のような雰囲気です。

オレンジ色の地面に木や小道、広場が並ぶ等角視点の3Dジオラマ風マップ

「有機樹冠」はまだ旅の始まりにすぎません。その先には未知の地域や不安定な化合物、古代の機構、そしてまだ見ぬ新たな元素ヒーローたちが待っています。ちなみに開発元は、本作を1人で開発していると案内しています。

赤茶色の六角形の台地が連なるゲーム画面。中央に小さな人形と円形の装置

日本語UIに対応、体験版が配信中、価格は未発表

『クストラバレンス』は、2026年10月にPC(Steam)向けに発売予定です。シングルプレイ専用で、コントローラーにフル対応しています。

日本語はUIに対応しており、音声と字幕は非対応です。体験版も配信中なので、発売前にバトルや結合のシステムを試せます。

価格は現時点で発表されていません。




Be the first to comment

Leave a comment

Your email address will not be published.




CAPTCHA