
Dream Wire Gamesは10月24日、物語重視の一人称視点ホラー『ASPIS』をPC(Steam)向けにリリースしました。1980年代末のソ連を舞台に、亡き家族との再会を願う技師が実験システムの奥へ踏み込んでいく作品です。
Steamの“リリース記念セール”で、通常価格2,350円のところ11月7日まで20%オフの1,880円で購入できます。
眠り続ける6人の志願者と、開いてはならなかった扉
『ASPIS』の舞台は1987年のソ連です。歴史的事件を予測するために開発された実験システム「ASPIS」に、6人の志願者が接続されました。しかし1年後、目を覚ました者は一人もいません。
主人公の技師アンドレイも、そんな志願者の一人です。彼は亡き妻アンナと娘リザにもう一度会うため、実験に参加しました。ところがASPISは、制御されたシミュレーションの代わりに、開発者たちが決して到達するはずのなかった場所への道を開いてしまいます。
旅はサイバネティクス研究所から始まり、見慣れた現実から少しずつ離れていきます。待ち受けるのは、歪められた既知の場所や古代の建造物、そしてASPISが動き出すよりはるか以前から存在していた世界です。
公開されている画面では、薄暗い室内や青い光に包まれた施設、夕暮れの森にたたずむ墓碑などが確認できます。レトロな研究施設の閉塞感と、現実から外れた異世界の不穏さが同居していそうです。


文書と端末をたどり、現実の層を行き来する探索
探索では、文書や記録を集め、OGAS端末を操作しながら、実験中に起きた出来事をつなぎ合わせていきます。物語は世界そのものや登場人物との出会い、シネマティックな場面を通して、少しずつ明らかになっていきます。


ゲームを特徴づけているのが、2つの道具や仕組みです。ひとつは装置「PEP-01」で、エネルギーXを捕捉して移送し、設備を起動したり機構の状態を変えたりできます。

もうひとつは、異なる現実の層をつなぐ「アストラル・ウィンドウ」です。一方の世界状態では届かない物を、もう一方から見つけて取り出せるため、探索や空間パズルの解決に活用します。
撃つだけでは倒せない敵、足りない弾薬
探索パートは、やがて追跡と対決へと姿を変えます。ガーディアンと呼ばれる敵は、銃で撃つだけでは倒せません。廊下や部屋を越えて追ってくるため、扉や周囲の環境、逃走経路を利用して生き延びる必要があります。

ほかの敵には、マカロフ拳銃や近接攻撃、周囲の物を使って立ち向かえます。ただし弾薬などの資源は道中で探さなければならず、戦うか逃げるかの判断も問われそうです。

道中では、ほかの志願者や研究所の所長のほか、機械が開いた世界をアンドレイよりはるかによく知る存在とも出会います。言葉を話す学者猫は古代の通路を知っていますが、すべてを語ろうとはしません。物語の最後には一度だけ選択を迫られ、その決断が2つある結末のいずれかへ導きます。

舞台は実在の研究所や工場がモチーフ
開発者の発表によると、本作は約6年かけて、ほぼ一人で作られました。モデルや環境、ストーリー、音楽、サウンド、プログラムまで手がけたそうです。
舞台となる場所は、実在するソ連の研究所や工場、倉庫の写真をもとに作られています。重苦しい施設の空気感は、そうしたこだわりから生まれているのでしょう。

なおストアページには、暴力や流血、心理的ホラーの描写があるほか、不安をあおる突然の映像や効果音、強い光の点滅が含まれるとの注意書きがあります。これらの要素に敏感な方は、購入前に内容を確認しておくと安心です。
日本語対応と価格
日本語はUIと字幕に対応しています。音声は日本語に対応していません。フルコントローラーサポートにも対応しており、ゲームパッドでも遊べます。
通常価格は2,350円(税込)です。リリース記念セールでは、11月7日まで20%オフの1,880円(税込)で購入できます。
『ASPIS』はPC(Steam)向けに発売中です。
- Original:https://www.appbank.net/2026/10/31/game/3143241.php
- Source:AppBank
- Author:Appbank編集部
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