
一般社団法人miraiiは11月6日、障がいや難病、小児慢性特定疾病のある子と家庭向けの検索サイト『ToiRo!(トイロ)』を同日に公開したと発表しました。習いごとや自費サービス、支援団体を、対応できる特性や設備から探せます。
保護者の利用と会員登録は無料です。教室・事業者・支援団体の掲載と基本利用料も無料となっています。
- 保護者向け(さがす):https://toiro.miraii.org/search/
- 教室・事業者・支援団体向け(掲載のご案内):https://toiro.miraii.org/keisai/
開設の背景にある「探す場所がない」という悩み
きっかけは、同法人が運営するスイミングスクール「いるかきょうしつ」に通う車いすの小学生の女の子が口にした「ピアノを習ってみたいんだよね」という一言だったそうです。障がいや病気があっても子どもの「やりたい」は変わらない一方、家庭は「どこに頼めばいいのか分からない」という壁にぶつかるとしています。
保護者からは、車いすで通えるピアノ教室や塾を探したくても、一般的な習いごと検索サイトには「車いすで入れるか」が載っていないという声が寄せられたとのことです。入退院時に院内まで付き添ってくれる自費のヘルパーや、医療的ケアが必要な子が遠方のテーマパークへ出かける際の看護師・ヘルパーの同行についても、頼める先を探す手段がなかったといいます。
団体や事業者の側にも、支援活動を広げる場や知ってもらう場がない、患者会や保護者会で仲間を見つけにくい、18歳以上の居場所づくりをしても利用者とつながれないといった悩みがあったそうです。
『ToiRo!』の検索機能
『ToiRo!』は「対応できる特性」と「設備・受け入れの体制」という二つの軸で探せる点が特徴とのことです。
対応できる特性・特徴には、以下の項目が用意されています。
- 小児慢性特定疾病・難病
- 医療的ケア
- 身体障がい・肢体不自由
- 発達障がい
- 知的障がい
- 見え方・聞こえ方
- ことば・発音
- 感覚の過敏さ
- 不安・緊張が強い
- 学校に行きにくい
- きょうだい児
- 診断がなくても相談できる
設備・受け入れの体制には、以下の項目が用意されています。
- 駐車場
- 車いす
- バギー
- 段差なし
- エレベーター
- 多目的トイレ
- おむつ交換
- 静かな部屋
- 医療的ケアに対応
- 看護師がいる
- 医師がいる
- PT・OT・ST・心理師・保育士がいる
探せる対象は習いごとにとどまりません。訪問看護や移動支援、一時預かりなどの自費サービス、放課後等デイサービスなどの事業所、患者会・家族会・保護者会までを、15ジャンル・150種類から市区町村と「近い順」で検索できます。18歳以降の人の居場所やサービスも対象です。
事前相談やイベント検索、休憩所も用意
気になる教室や事業者には、始める前にメッセージで相談できます。「初めての場所では緊張する」「入院の手続きに付き添ってほしい」といった事情を先に伝えたうえで、受け入れるかどうかは先生や事業者が判断する仕組みです。
教室や団体が開くイベント・交流会も探せるほか、会員同士が日々の気になることを話せる「休憩所」も設けられています。会員登録前でも、「さがす」の画面で掲載されている教室や事業者を見られます。掲載内容は掲載者の申告に基づく情報です。
今後は、問い合わせから体験の申し込み、月謝や参加費の支払いまでが『ToiRo!』内で完結するようになる予定です。『ToiRo!』を通して契約した利用者に保険を付ける準備も進められているとのことです。
- 会員登録(保護者):https://toiro.miraii.org/register/
教室・事業者・支援団体向けの掲載機能
掲載は無料で、法人・個人事業主・任意団体のいずれも登録できます。一つの団体で習いごと、支援サービス、支援団体を複数掲載でき、レッスン内容や料金、受け入れの範囲は先生・事業者が自身で決めます。
イベントや交流会の告知も掲載でき、保護者からの問い合わせや体験の申し込みは『ToiRo!』のメッセージで受け取れます。今後は月謝や参加費の受け取りも『ToiRo!』内で完結する予定です。
費用面では、事業者等の利用は無料で、有料プランも用意されています。『ToiRo!』上で決済を行う場合と複数掲載の場合のみ、所定の利用料がかかります。
公開にあわせて、自費サービスは2027年3月末まで、公費サービスは2027年1月末まで、有料プランのすべての機能を月額なしで利用できます。この期間中、掲載にはPRマークが付きます。
さらに、元特別支援学校教頭が監修する研修動画や、集客・運営・助成金の申請までを学べるオンデマンド講座が用意される予定です。事業者同士が学び合う勉強会の開催も予定されており、希望に応じて個別の伴走支援も行われるとのことです。
- 会員登録(教室・事業者・支援団体):https://toiro.miraii.org/register-provider/
参加している団体
公開時点で参加している団体として、以下の2団体が紹介されています。
- 発達が気になる子の親の会 Pono(名古屋):https://toiro.miraii.org/login/
- Osaka Children’s Choir Colorful(大阪):https://toiro.miraii.org/login/

掲載された教室・施設・団体は、『ToiRo!』のウェブページやPR TIMESのプレスリリースでも紹介されていく予定です。
『ToiRo!』のサービス概要
サービス名は『ToiRo!(トイロ)』で、公開日は11月6日です。対象は障がいや病気、発達の特性のある子どもとその家庭、および教室・事業者・支援団体となっています。
探せる軸は、対応できる特性・特徴、設備・受け入れの体制、地域(市区町村・近い順)の三つです。費用は保護者が無料、事業者等は無料(有料プランあり)となっています。
- ToiRo!:https://toiro.miraii.org
- Original:https://www.appbank.net/2026/11/06/iphone-news/3157189.php
- Source:AppBank
- Author:Appbank編集部
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