以前、お米を炊くときにシーフードヌードルと牛乳を入れて「ミルクシーフードヌードルリゾット」なるものを作った筆者。実はそのときに残ったリゾットを冷凍保存しておいたんです。今回はその冷凍リゾットをアレンジして「リゾットコロッケ」を作っていきますよ。
残り物のアレンジだってB級グルメ道の大事なテーマ。環境にいいような気もしますし自己肯定感もあがります(?)今日は残り物を美味しく変身させるんじゃーい!
今日作るのは「ミルクシーフードヌードルリゾットコロッケ(長)」
1.材料一覧はこちら
それでは材料です。
・以前に炊いたミルクシーフードヌードルリゾット
・ケチャップ、砂糖、コンソメ(ソースに使うもの)
・天ぷら粉、パン粉(コロッケの衣に使うもの)
なお、以前に炊いたミルクシーフードヌードルリゾットは、ちょっと味が薄めなので牛乳や塩こしょうで味を調整しています。
残り物を美味しく食べる。食材を大切にする。これって大事だよね。いい主婦だな、私。いま話題の「SDGs」とやらにも貢献してる気がします(←急に話題が壮大)
2.ケチャップで簡単ソースを作ろう
まずはじめに、鍋にケチャップをダバダバーッと入れて、コンソメと砂糖をパパパーッと入れて、水をダダーッと入れて、火にかけて少し煮詰めます。え?これではわかりづらいって?つい私のズボラが出ちゃった。ホントはケチャップ大さじ6、コンソメ小さじ1、砂糖小さじ1/2、水50ccです。
たったこれだけで、コロッケの下に敷く簡単トマトソースになっちゃうんだぜぇ~?ワイルドだろぉ?
3.俵型にしたシーフードヌードルリゾットに衣をつける
続いてリゾットを俵型にして衣をつけます。衣のつけ方は、筆者がいつもやっている【①水溶き天ぷら粉→②パン粉】の順で時短&手軽に作っていきますよ。この方法は筆者が若かりし頃、テレビのなかのグッチ裕三さんから教わりました。衣をつけるためにわざわざ卵を割らなくてもいいんだぜぇ~?ワイルドだろぉ?(2回目)
4.油でこんがり色づくまで揚げる
最後に衣をまとったリゾットを油で揚げます。見てください、油が少ないですよね?このコロッケは中身がそのまま食べられるから、衣さえ揚げ色がつけばよいのです。よって揚げ焼きです。
油がちょっとでいいからもったいなくないし、廃食油を減らせて環境にも優しい。しかも残り物アレンジ。これ、なんとステキなレシピなのでしょう!(自画自賛)
完成!ちょっとここレストランだっけ?
POPなお皿にケチャップソースを敷いて、揚げ立てアツアツなリゾットコロッケをのせて、仕上げにパセリをパパッとかけて。
ついでに我が家にあったコーヒーフレッシュを1滴ずつ落とし、爪楊枝でシュッと模様を描いてみたら…あれ?ここレストランだっけ?何だかイケてる一皿になりました。
これがただの牛乳で炊いたカップヌードルのご飯とケチャップだなんて、きっと誰も思いませんよね!?大事なのは雰囲気ですよ雰囲気。この料理、これまで雰囲気だけで生きてきた筆者の人生そのものだな。
いざ実食!気分はもうイタリアン
早速リゾットコロッケにナイフを入れてみると、衣がサクッといい音を立てました。うーん!今日もいい感じに揚がってる!中にはミルクシーフードヌードルリゾットがギッシリです。(当たり前)これをチーズインにしたらさらに映えそうですね!
B級グルメらしからぬオシャレな味
それではひとくちパクッ。モグモグ。…んんん?これは…
「なんてシャレオツな味!」
カップヌードルとケチャップという、B級グルメど真ん中から誕生したとは思えない、かなりオシャレな味で気分は完全イタリアン。ひとくちで私のハートははるかナポリまで飛んでいきました。ボーノ!
どんなことでも、ほんの少しの手間や努力でガラリと変わることができる。そんなお手本みたいな料理です。金八先生の名言くらい心に刺さる食べ物だよ、これ。
粉チーズをかけたらやっぱり味が格上げされた
以前、ミルクシーフードヌードルリゾットに粉チーズをかけたら美味しかったので、このリゾットコロッケにもかけてみたらやはり美味!リゾットコロッケ・ケチャップソース・粉チーズが三位一体となり、味わい深くなりました。イタリアンに粉チーズかけといたら間違いない。粉チーズさん、やっぱあんた最強だよ。(誰)
とろけるチーズをのせて焼いたらボリュームアップ
個人的にやってみたかったので、リゾットコロッケのチーズ焼きも作ってみました。とろけるチーズをのせて焼いただけなんですけど、ボリューム感が一気にアップ!ディナーのメインを張れそうなくらい、お腹がしっかり満たされる一品となりました。食べ盛りの子どものおやつにもいいかもしれませんね。
残り物アレンジ検定、道はまだまだ続く!
今日は以前に作ったミルクシーフードヌードルリゾットを、油で揚げてリゾットコロッケにしてみました。皆さんのおうちでも、今回アレンジしたような感じで肉じゃがが次の日にコロッケになったり、おでんが次の日にカレーになったりした経験があると思います。これってもったいないからだけじゃないんです。まさしく食品ロスを防ぐためのSDGs。残り物アレンジは奥深いのです。残り物バンザイ!残り物アレンジは未来の地球に優しいのだ!
写真・文/あかし
この記事はレシピ検索サイト「レシピル」から配信されました。
元記事:カップヌードル・シーフードがコロッケに変身!目指せ残り物アレンジ検定1級(?)
おすすめ記事:プロ・専門家考案の「手作りジャム」の人気レシピ
- Original:https://www.appbank.net/2022/08/17/bgourmet/2281223.php
- Source:AppBank
- Author:B級グルメ