「パワプロ」シリーズ初のドラマ化が決定! 辻皓平さんが脚本に初挑戦



記事画像1: パワフルプロ野球のロゴとキャラクター。野球をテーマにしたゲーム。

 株式会社コナミデジタルエンタテインメントは8月26日、野球ゲーム「パワフルプロ野球」シリーズ初となるドラマ化が決定したと発表しました。

 ドラマのタイトルは「パワプロドラマ2025 ー平凡な新社会人の俺がサクセスした話ー」で、一話完結となっています。朝日放送テレビが制作し、脚本は漫才&コント両方で競う新お笑い賞レースで初代王者に輝いたお笑いコンビ「ニッポンの社長」の辻皓平さんが初挑戦します。

ドラマ化の背景

 「パワプロ」シリーズは、1994年3月11日に1作目の『実況パワフルプロ野球’94』が発売されて以来、30年以上にわたり楽しまれてきた同社を代表する野球ゲームです。

 朝日放送テレビとは、同テレビ局のアナウンサーに「パワプロ」シリーズのゲーム内実況を務めていただいたり、スポーツ番組とのコラボを行ったりとさまざまな取り組みを実施してきたとのことです。今回、誰でもお楽しみいただけるような人間ドラマを通じて「パワプロ」や野球の魅力を伝え、裾野を広げたいという想いが一致し、ドラマ化が決定したということです。

脚本家・辻皓平さんのコメント

記事画像2: 白背景で男性が笑顔でこちらを見ている。

 初脚本に挑戦する辻さんは「脚本を任せていただけるというのは本当に光栄ですが、よう考えたら『なんでやねん』『なんでやらせてもらえんねん』とも思います。ただあんまりよう考えんようにして、今は絶対に良い作品にしたいなという気持ちです。パワプロファンは、より一層パワプロを好きになり、パワプロを知らない方はこれを機にパワプロにハマってもらいたいです」と意気込みを話しました。

 また、「パワプロ」の思い出について「やり過ぎて生活に支障が出てました。友達と盛り上がり過ぎてその日のバイトをサボったりもしました。友達と仲良くなるキッカケになりましたし、絶交するキッカケになった事もあったかもしれません。ゆうに千時間以上はやってる気がします」とコメントしています。

ドラマのあらすじ

 舞台は忙しない現代社会。主人公の西野は、パワプロ好きな社会人1年目の男性です。高校時代は野球に打ち込むも、大事な試合での失敗がトラウマとなり、そこから人生負けの連続となっています。

 これといった才能もなく超平凡に過ごした毎日に加え、これから始まる社会人生活に嫌気がさしていた入社初日、ひょんなことから謎のゲーム”パワフル社会人”を発見します。

 その後の入社式で、独特な口癖の同僚・矢部、営業成績を競い合うライバルの猪狩、マドンナ的先輩の山咲と個性豊かな面々と出会います。昼休みに何の気なしに”パワフル社会人”のスイッチを入れると、不思議なことが起こり、そこには会社で出会った面々のスペックが数値化されたデータがズラリと表示されます。

 さらには、自分の能力も丸裸になってしまい、社会人生活のスタートとともに、野球ゲームと日常がリンクする奇妙な”パワフル社会人”の世界が始まります。

放送・配信情報

 放送は2025年9月26日(金)24時24分から朝日放送テレビ(関西ローカル)で放送されます。放送終了後はTVer・ABEMAで配信予定です。出演者の情報は、続報で発表されるとのことです。

  • タイトル:「パワプロドラマ2025 ー平凡な新社会人の俺がサクセスした話ー」
  • 放送日時:2025年9月26日(金)24:24~25:19 朝日放送テレビ(関西ローカル)
  • 協力:株式会社コナミデジタルエンタテインメント
  • ドラマ公式サイト:https://www.asahi.co.jp/pawa2025/




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