会話をAIが記憶、次の行動へつなげるウェアラブル端末「AIマインドクリップ」発売



女性がSwitchBot AIマインドクリップを胸元に装着している様子

SWITCHBOT株式会社は8月20日、ウェアラブルAIアシスタント『SwitchBot AIマインドクリップ』を8月19日に発売したと発表しました。

『AIマインドクリップ』は身につけたまま会話やアイデアを記録し、AIが文字起こしや要約、ToDoの抽出までを行うウェアラブル端末です。会議や立ち話、ふとしたアイデアなど、日常のさまざまな場面で生まれる情報を「あとから使える記憶」として残し、次の行動につなげることを目的としているとのことです。

約16.8gの軽量ボディで、必要な瞬間に記録できる

『AIマインドクリップ』はクリップ型を採用し、約16.8gの軽さでアクセサリーのように装着できる設計になっています。録音は本体のスライドスイッチを操作するだけで行え、最大20時間の連続録音と64GBの本体ストレージに対応しています。

女性が装着するSwitchBot AIマインドクリップと超軽量の文字表示

文字起こしから要約・ToDo抽出まで自動化

録音後は本体を充電するだけで録音データが自動転送され、AIによる文字起こしと要約が行われます。要約はレッスンや講義、商談など録音内容に応じてAIが適したテンプレートを自動選択するほか、テンプレートは手動でも変更可能で、ChatGPT、Claude、Geminiなど要約に使用するAIモデルも選択できるとのことです。

AIマインドクリップアプリの要約・ポイント・話者識別の画面表示

複数人の会話では発言者ごとに区別して文字起こしできるため、誰が何を話したかを確認しやすくなっています。会議後などすぐに内容を確認したい場合は、アプリから録音データを手動で転送することも可能です。

会話中の「やること」をそのままToDoに整理

会話の中から対応が必要な事項や期限をAIが見つけ出し、「仕事」「生活」「イベント」などのカテゴリ別にToDoとして整理します。抽出されたToDoは、AppleカレンダーやAppleリマインダー、Googleカレンダーへワンタップで追加することも可能です。

ToDoリストと各カレンダーアプリへの連携画面

一日の振り返りから一週間の流れまで確認

「毎日の振り返り」では、その日に記録した会話やメモから重要事項や約束をまとめて確認できます。さらに「週間サマリー」では異なる日に記録した会話を横断して分析し、関連するテーマごとに進行状況や未対応のToDoをまとめて確認できるとのことです。

複数の録音を横断して整理する週間サマリー機能のUI

Ask AIで過去の会話を自然な言葉で検索

記録した会話をもとに、知りたいことを自然な言葉で質問できる「Ask AI」機能も搭載されています。過去の会話から必要な情報を探すだけでなく、その内容を踏まえて次の進め方を相談することもできるということです。

Ask AIへの質問と回答のインターフェース画面

PCブラウザ版でも記録内容を確認・編集可能

記録した内容はスマートフォンアプリのほか、PCブラウザ版からも確認・編集できます。議事録の確認や長い文字起こしの編集、ToDoの整理、共有や書き出しなど、PCで作業したい場面にも対応しています。

スマートフォンとPCブラウザで同期されたAIマインドクリップの編集画面

AIエージェントとの連携にも対応

蓄積した記録は「SwitchBot OpenAPI CLI」を通じて、CodexなどのAIエージェントへ連携することも可能です。会議の決定事項や顧客の要望をコンテキストとして渡すことで、メールや資料の作成、タスク整理などの作業に活用できるとのことです。

AIマインドクリップと各AIエージェントの連携を示す図

プライバシー・セキュリティー面の設計

録音の開始・停止は本体のスライドスイッチから操作でき、必要な場面だけを記録できる設計になっています。記録内容はデバイスからクラウドまで暗号化され、AWSのクラウド上でも暗号化して保存されます。

アップロード後は端末内の録音データが削除され、Type-Cポートから録音データを直接取り出せない設計です。またEN 18031、ISO 27001、ISO 27701などセキュリティー・プライバシー関連の国際認証を取得しています。

胸元に装着されたAIマインドクリップとセキュリティ対策のアイコン群

新製品説明会をYouTubeで公開

『AIマインドクリップ』の機能や使い方については、8月19日公開の新製品説明会でも紹介されています。

SwitchBot新製品説明会の告知バナー

製品概要とカラー展開

製品名は『SwitchBot AIマインドクリップ』で、メーカー希望小売価格は19,980円(税込)です。カラーはディープスペースとルナホワイトの2色が展開されています。

発売記念キャンペーンを実施中

発売を記念し、8月19日から9月11日まで対象販売チャネルで発売記念キャンペーンが実施されています。期間中は各公式ストアで16,980円(税込)の発売記念価格での販売、またはポイント還元が行われるとのことです。

さらに対象製品を購入し、AIマインドクリップアプリに初回登録すると、月1,200分まで文字起こしできる「プレミアムプラン」6か月分が特典として付与されます。全国の対象家電量販店でも発売記念キャンペーンが実施されているとのことです。

Amazon公式ストアでは、8月19日から21日および9月4日から11日は3,000ポイント還元、8月22日から9月3日は16,980円(税込)の発売記念価格で販売されます。家電量販店では店舗により販売価格・キャンペーン内容が異なるとのことです。

月額料金プランと文字起こし追加パック

利用プランは「スターター」「プレミアム」「アンリミテッド」の3種類が用意されています。スターターは無料で月間300分の文字起こしが可能です。プレミアムは月額1,980円(6か月9,980円、年額15,980円のプランも選択可能)で月間1,200分、アンリミテッドは年額36,980円で文字起こし時間が無制限となっています。

要約やToDo作成、Ask AIなどの主要機能はすべてのプランで利用できるとのことです。

月間の文字起こし時間を追加したい場合は、追加パックの購入も可能です。600分パックが1,380円、3,000分パックが6,580円、6,000分パックが12,980円で用意されています。

SwitchBot AIマインドクリップの主要スペックが記載された表
SwitchBot製品ラインナップとIoTデバイスの普及を示すイメージ図




Be the first to comment

Leave a comment

Your email address will not be published.




CAPTCHA