猫の「病院に行くべき?」に答える、AIヘルスケアアプリ「Withねこ」が大型アップデート



Withねこロゴ入り、白とクリーム色の猫が横たわっている画像

Withねこ合同会社は9月11日、猫向けAIヘルスケアアプリ「Withねこ」のAIヘルスケア機能を大型アップデートすると発表しました。毎日の記録から受診の目安を0〜100で示す「予兆スコア」、写真1枚での健康チェック、AI「ねこコンシェルジュ」による「獣医師への説明メモ」が搭載されます。

あわせて同社は、第一アイペット損害保険株式会社の募集代理店として、ペット保険の案内を開始したと発表しました。猫の不調に気づく場面と、その先の治療費に備える場面という、飼い主が抱える2つの不安に同時に向き合う狙いがあるとのことです。

Withねこアプリの機能フロー図

体重・食欲・トイレの記録から「予兆スコア」を算出

同社によると、猫は体調が悪くても行動に出しにくい動物で、捕食される側の習性が残っているためと言われているそうです。飼い主が「なんとなく元気がない」と気づいた時には、すでに進行しているケースもあるといいます。

新機能の「予兆スコア」は、記録した体重・食欲・トイレ回数の推移から、受診を検討すべき度合いを0〜100で提示する機能です。結果は「様子見」「数日内に受診を検討」「早めに受診を」の3段階で示され、スコアの根拠も日本語で表示されるため、動物病院で伝える材料としても使えるとのことです。

Withねこアプリのヘルスケア機能と予兆スコア画面の概要図

判定は猫ごとの条件を踏まえて補正されます。年齢についてはシニア猫の体重減少はより厳しく判定し、子猫は成長に伴う増加を警告対象から除外するということです。品種については品種ごとの標準体重レンジと照合し、季節については夏は熱中症・脱水、冬は尿路トラブルの観点が加味されるとのことです。

写真1枚で健康チェック、体重推移もグラフで確認

「写真健康チェック」は、スマホで撮影した1枚の写真から、毛づや・体型・目や耳の様子などについて、良い点・気になる点・ケアのアドバイスと受診の目安を3段階で返す機能です。気になる所見はそのままAIに相談できるとのことです。

Withねこアプリの写真健康チェック機能の画面と機能説明

「体重推移」機能では、体重の推移と記録の履歴をグラフと一覧で確認できます。ゆるやかな増減も見逃さない設計になっているとのことです。

AI「ねこコンシェルジュ」が聞き取り、獣医師への説明メモを作成

体調の相談では、いきなり答えを示すのではなく「いつから」「何回くらい」といった内容を一問ずつ聞き取り、記録と照らして回答する仕組みです。緊急性の高いサインがある場合は、何よりも先に受診が案内されるとのことです。

聞き取った内容は「獣医師への説明メモ」として整理され、いつから・何回・どんな様子かをそのまま診察時に見せられるようになっています。

Withねこアプリのねこコンシェルジュ画面と、獣医師への説明メモ・TODO登録機能の説明

会話機能はそれだけでなく、「来週ワクチンに行かなきゃ」といった発言から通院・投薬・体重測定の予定を提案し、タップひとつで登録できるTODO機能も備えています。話し方はやさしい、獣医師風の専門家、ベテラン飼い主、ねこ語、絵文字たっぷり、執事という6つの人格から選択できるとのことです。

第一アイペット損害保険の募集代理店としてペット保険を案内

予兆スコアが「早めに受診を」と示しても、費用の見通しが立たなければ受診をためらってしまうことがあるといいます。こうした課題を踏まえ、同社はペット保険の案内を開始しました。

引受保険会社は第一アイペット損害保険株式会社、募集代理店はWithねこ合同会社となっています。プラン内容・保険料・補償の範囲・加入条件については、同社の案内ページおよび引受保険会社の公式サイトで確認できるとのことです。

予兆スコアや写真健康チェックは診断ではない点に注意

予兆スコア・写真健康チェック・AIによる回答は、いずれも診断ではなく、受診を検討するための情報提供という位置づけです。最終的な判断は必ず獣医師への相談が必要で、判定に足るデータが揃っていない場合はスコアを出さずにその旨が表示されるとのことです。

ぐったりしている、呼吸が苦しそう、けいれん、血が混じるなど緊急性が高い症状がある場合は、すぐに動物病院への相談が推奨されています。

アプリ概要

「Withねこ ─ 猫のAIヘルスケア」は無料でダウンロードでき、アプリ内課金があります。iOS、Android両方に対応しています。




Be the first to comment

Leave a comment

Your email address will not be published.




CAPTCHA