VR推理アドベンチャー『Detective VR』が配信開始、時間を操作して証言の矛盾を暴く5時間の捜査劇



暗い部屋で2人の人物が対峙するゲームのプレイ画面

Studio CHIPO Y JUANとValem Studioが開発を手がけるVR推理アドベンチャー『Detective VR』が、Steam(Windows/SteamVR)向けに配信されています。配信は2026年9月9日からとなっており、価格は1,900円です。

本作は、プレイヤー自身が刑事となって事件の真相を追う、バーチャルリアリティ向けのナラティブ捜査ゲームです。証言を集め、証拠を結びつけながら、誰が真実を語っているのかを見極めていくことになります。

6人の証言が入り乱れる、ひとつの事件をめぐる物語

『Detective VR』では、ひとつの事件をめぐって6人の個性的なキャラクターが登場し、11のシーケンスを通してストーリーが展開していきます。

MoveOnの箱が置かれた部屋で2人の人物が対峙するゲーム画面

それぞれの容疑者や証人は、自分にとっての“真実”を語ってきます。プレイヤーはその証言を鵨呑みにせず、矛盾や食い違いを見抜きながら、事件の全体像を組み立てていく必要があります。

室内で男性がノートPCを使い、女性が立っている様子

キャラクターの演技にはモーションキャプチャーが用いられており、『THE CROWN』『SUCCESSION』『DOCTOR WHO』といった作品に出演した俳優たちが演技を担当しているとのことです。実在の役者の動きや表情が、VR空間の中でキャラクターに息を吹き込んでいる格好です。

時間を操作しながら手がかりを探す、VRならではの捜査体験

ゲームプレイの中心となるのは、写真撮影や環境の切り替えを駆使した現場検証です。プレイヤーは実際の鑑識のように証拠を撮影し、集めた情報をコルクボード上で線でつなぎながら整理していきます。

本作最大の特徴といえるのが「タイム・コントロール」システムです。キャラクターの行動を再現したシーンを巻き戻したり、一時停止したり、再生したりすることで、タイムライン上に隠された手がかりを見つけ出せます。

書棚が並ぶ部屋で絵を描く人物と、それを眺める人物のゲーム画面

こうした時間操作の仕組みは、『Return of the Obra Dinn』のような検証ベースの推理と、『Immortality』のような入り組んだ物語構造を、マイノリティ・リポート的な先進的なインターフェースで扱うようなイメージだと説明されています。プレイ時間はストーリー全体で約5時間が想定されており、じっくりと1つの事件に向き合える長さといえるでしょう。

またSteamVR向けに設計されており、証拠を手に取って観察したり、コルクボードに向かって直接手を伸ばして糸を結んだりするような、VRらしい没入感のある操作も楽しめそうです。

室内で2人のキャラクターがポーズを取るVR環境の画面

価格とプレイ環境、日本語対応について

『Detective VR』はSteamにて1,900円で販売されています。対応プラットフォームはWindows(SteamVR)で、シングルプレイ専用の作品です。

日本語表示については、UI・音声・字幕のいずれも対応していません。画面に表示される証拠のメモや証言記録などのテキストも英語表記となっているため、プレイするには英語の読み書きに慣れておく必要があるでしょう。

Steamでは本編にくわえて体験版も配信されているので、雰囲気を確かめてから購入を検討したい方は、まず触ってみるのがおすすめです。




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