「何が写るか分からない」写真共有SNS『Flare』が正式リリース、撮った写真は翌日12時に一斉開封



Flare(フレア)の告知ビジュアル。若者の写真とアプリ画面、キャッチコピーが配置されている。

株式会社Siremoは9月15日、写真共有SNSアプリ『Flare(フレア)』を9月14日にiOS・Android向けに正式リリースしたと発表しました。

『Flare』は撮影時のプレビューがなく、撮った写真を翌日12時に仲間と一斉に開封するという仕組みの写真共有アプリです。写りや周囲の反応を気にせず、ありのままの日常を残せる体験を提供するとのことです。

Flare(フレア)の機能紹介ビジュアル。スマホ画面と写真が並ぶ

同社によると、先行テストでは利用者がSNS疲れから解放され、パートナーや友人との日常的な撮影・共有が増えたという結果が見られたとのことです。

プレビューなしのカメラと翌日開封という仕組み

『Flare』のカメラには撮影対象を確認するプレビュー機能がなく、撮影直後の確認や撮り直しもできない仕様になっています。写真を撮ると、グループのメンバーには「写真を撮ったこと」のみが通知され、実際の写真は翌日12時の一斉開封まで見られない仕組みです。

Flareのカメラ画面。プレビューや撮り直しができない機能を示すビジュアル

写真を共有できるのは、招待コードやリンクで招いた相手のみとなっています。パートナー、友人、家族など、関係ごとにグループを分けて利用できるとのことです。

Flareの仲間だけのグループ機能を示すスマホ画面と写真のビジュアル

写真には「ジャーナル」としてことばを添えられ、開封後は写真とジャーナルが時間順に並ぶことで、その日一日の記録がフォトジャーナルとして残る仕様です。

Flare(フレア)の翌日開封とフォトジャーナル機能の画面と写真のビジュアル

開発の背景にあるSNS疲れという課題

Siremo代表取締役CEOの金田悠希さんは、常に「無難な言葉」や「いいねをもらえる写真」を意識する窮屈さを感じていたことが開発のきっかけになったと語っています。

株式会社Siremo代表取締役CEOの金田悠希氏の笑顔のポートレート

SHIBUYA109 lab.が2026年2月に一都三県の15〜24歳の学生574人を対象に実施した調査では、67.6%がSNSの利用時間を減らしたいと回答したという結果が報告されています。

スマホやSNS利用に関する意識調査の結果を示す棒グラフ

このほか、明星大学が紹介した日本人BeReal利用者へのインタビュー・日記調査でも、「映え」や他者の視線を意識した投稿への疲れが報告されているとのことです。

正式リリース後に強化される機能

同社は正式リリース後、体験を広げるための開発として以下の取り組みを進めるとしています。

  • ビデオ撮影への対応
  • スクラップブックのようなフォトジャーナル
  • ホームビデオのように思い出を映像にする体験

写真にくわえて動画でも日常を残せるよう、声や動きも含めた記録を目指すとのことです。また、写真とことばが並ぶフォトジャーナルについては、物理的な一冊のような手触りや愛着を感じられる体験へと育てていく方針が示されています。

写真プリント事業者などとの連携も模索

Siremoは今後、写真プリント・フォトブック事業者との連携により、思い出を手元に残す体験を目指すとしています。あわせて、メディアや研究機関との対話を通じて、Z世代を中心にSNSでの注目や評価へのプレッシャー、比較から生まれる劣等感を和らげる取り組みも進めていくとのことです。

このほか、イベント・ブライダル・観光・宿泊・レジャー事業者との協業も模索しており、集まりや旅先での撮影体験を広げる企画についても、関心のある事業者・機関からの連絡を呼びかけています。

アプリ概要

アプリ名は『Flare(フレア)』で、ジャンルは写真共有SNS・写真共有アプリとなっています。価格はダウンロード無料で、一部アプリ内課金が含まれます。対応OSはiOS・Androidで、いずれも配信中です。




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