

アイルランドのアプリスタジオCaddoraは9月15日、iPhone向け翻訳アプリ「SofiLingo」をApp Storeで公開したと発表しました。
同アプリは、メニューや道路標識、時刻表などをカメラで読み取って翻訳する旅行者向けのアプリです。対応OSはiOS 15.5以降で、iPhone専用となっておりAndroid版は用意されていません。
全58言語がオフラインで文字入力翻訳に対応
SofiLingoは英語、スペイン語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、ポルトガル語、日本語、中国語、韓国語、タイ語、ベトナム語、トルコ語、ギリシャ語、アラビア語など58言語に対応しています。
言語データを事前にダウンロードしておけば、入力した文章の翻訳はすべての言語で通信なしに動作します。1言語あたりのデータ容量は約30MBで、ホテルのWi-Fiなどを利用して出発前にダウンロードしておく想定だということです。
カメラ翻訳は言語ごとに対応範囲が異なる
カメラでの文字読み取り機能は、言語によって通信の要否が3段階に分かれています。日本語、韓国語、フランス語、ドイツ語など25言語は端末内の処理だけで読み取りが可能です。
中国語やヒンディー語、イタリア語など16言語は、通信がある場合はオンライン側の読み取りが使われ、電波がない状況では端末内の処理に自動で切り替わる仕組みとのことです。
アラビア語やタイ語、ロシア語など残り17言語は通信が必要な言語に分類されています。これらの言語で電波のない場所を撮影した場合も写真はアプリ内に保存され、通信が回復した時点で自動的に翻訳されるということです。
どの言語がどの区分に該当するかは、アプリのプログラム自体から生成した一覧として公式サイトで公開されています。
音声機能とプライバシーへの配慮
音声の聞き取りにはApple標準の音声認識機能が使われており、iPhone本体が対応する言語であれば、58言語のうちおよそ半分で音声入力による翻訳が行えるとのことです。対応していない言語で音声機能を使おうとした場合は、その旨がアプリ側から案内される仕組みだということです。
利用にあたってアカウント登録やメールアドレスの入力は不要で、利用解析の機能も搭載されていません。入力した文章や翻訳履歴は端末内に保存され、外部に送信されることはないとのことです。読み取り精度の向上のため写真データの送信が必要になる場合も、送信前に内容が案内されるということです。
開発者のJohn Sheehyさんは、ギリシャで読めない標識を前にした際、手持ちの翻訳アプリが通信を必要としたりギリシャ語に対応していなかったりした経験がきっかけでSofiLingoを開発したとコメントしています。
料金は買い切りの旅行パスも用意
App Storeの表示によると、料金プランは月額1,000円、年額8,000円のほか、14日間有効な買い切り型の「One-time Holiday pass」が800円で用意されています。買い切りプランは自動更新されない仕組みとなっています。
このほか、最初の15回の翻訳は無料で利用でき、カード情報の登録も不要とのことです。無料利用時には広告が表示され、いずれかのプランを利用すると広告は非表示になるということです。
SofiLingo: Scan, Type or Speak to Translate Abroad
アプリはApp Storeから入手できます。対応言語ごとのオフライン可否は公式サイトの一覧ページで確認できます。
© 2026 John Sheehy
- Original:https://www.appbank.net/2026/09/24/iphone-news/3113934.php
- Source:AppBank
- Author:Appbank編集部
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