世界遺産・金閣寺で拝観料のキャッシュレス決済が可能に、寺院専用「おまいりPay」導入



金閣寺の金閣と鏡湖池、おまいりPay導入告知とロゴ

株式会社バリューデザインは9月28日、一般財団法人京都仏教会と共同開発した寺院・神社専用キャッシュレス決済サービス「おまいりPay」を、世界文化遺産・鹿苑寺(金閣寺)に導入し、同日より拝観料の支払いに利用できるようにすると発表しました。

バリューデザインはペイクラウドホールディングス株式会社の傘下でキャッシュレスサービス事業を展開している企業です。

金閣寺での導入概要

金閣寺(正式名称:鹿苑寺)は世界文化遺産「古都京都の文化財」を構成する名刹で、これまで拝観料の支払いは現金のみで、各窓口での管理・集計も個別に行われていました。

今回の導入により、拝観料の支払い方法としてクレジットカード決済がくわわり、対応ブランドはVisa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Clubの5種類となっています。

また、各窓口の取引状況を管理画面上で一括して確認できるようになり、集計業務の一元化による負担軽減が見込めるとのことです。

執事長のコメント

金閣寺執事長の山木さんは、海外からの拝観者を中心にキャッシュレス決済へのニーズが高まっていたと説明しています。

同氏は「『おまいりPay』を導入することにより、キャッシュレス環境を整備し、利便性と拝観者の『信教の自由』を守り、安心しておまいりいただけると考えております」とコメントしています。

「おまいりPay」の特徴

「おまいりPay」は一般財団法人京都仏教会の監修のもとで開発された、寺院・神社専用のキャッシュレス決済サービスです。寺院・神社特有の運営実態に配慮しながら、参拝者の利便性向上と業務効率化の両立を図っているとのことです。

同サービスには4つの特徴があるとのことです。

  • 聖俗の分離:寺院・神社での決済に限定し、一般的な商用決済とは分離されている
  • 信教の自由の保護:利用時に各寺院・神社の個別名称を決済事業者へ開示しない
  • 犯罪からの保護:加盟寺院・神社を限定し、利用額の制限により過大な決済を抑止する
  • 業務効率化の支援:売上管理や決済管理のデジタル化により事務効率化を支援する

バリューデザインは今後、京都仏教会加盟寺院をはじめ、全国の寺院・神社への導入拡大を進めていく方針だということです。




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