転職活動をAIが支援、ウォンテッドリーが新アプリ「Mendy」を提供開始



転職AIエージェントアプリ「Mendy」のキービジュアル、青いキャラクターとロゴ

ウォンテッドリー株式会社は9月28日、転職AIエージェントアプリ『Mendy by Wantedly』の提供を同日より開始すると発表しました。

同アプリはiPhoneとAndroidに対応しており、無料で利用できます。転職エージェントとのやりとりをサポートするアプリで、利用者一人ひとりに寄り添う機能を備えているとのことです。

「Mendy」が備える3つのコア機能

初期リリースでは、「転職エージェントから届くメールの一元管理」「メール返信文面案の作成」「スカウトのマッチ度判定」の3つの機能が搭載されています。

メールの一元管理

Mendyには専用のメール機能が搭載されています。専用アドレスを転職エージェントに共有することで、アプリ内でのメールの送受信が可能になり、複数の転職エージェントとのやりとりを一括管理できるとのことです。連絡の見落としや対応漏れを防ぐ狙いがあるということです。

メール返信文面案の作成

Mendyがメールの内容を読み取り、返信文面案を作成・提案する機能です。利用者は内容を確認し、必要に応じて修正・追記したうえで送信できます。

スカウトのマッチ度判定

転職エージェントから送付されるスカウトについて、登録された職務経歴や年収、勤務地などのプロフィール情報をもとにマッチ度を判定し、100%を上限として表示する機能です。マッチしているポイントなどの根拠もあわせて提示されるとのことです。

同社は今後もアップデートを続け、機能拡充や利用者の行動学習によるネクストアクション提案など、自律的にサポートする機能の開発も予定しているとのことです。

Mendyの3つのコア機能(メール管理、返信文面案作成、マッチ度判定)を示すスマホ画面のビジュアル

アプリの利用手順

Mendyの利用にあたっては、まずアプリをダウンロードし、履歴書や職務経歴書のデータをアップロードしてプロフィールを作成します。続いて名前やIDなどの基本情報を登録すると、専用のメールアドレスが発行されるとのことです。

Mendyアプリの3ステップ利用手順画面(ダウンロード・登録・連携)

すでに転職エージェントを利用している場合は、発行されたメールアドレスを共有して連絡先の変更を依頼する流れとなっています。なお、ビジネスSNS「Wantedly」とは別プロダクトのため、Wantedlyの登録情報を引き継ぐことはできないとのことです。

開発の背景にある調査結果

同社が求職者を対象に実施した調査では、回答者のうち75.3%が転職エージェントを活用した経験があると回答しました。また1回あたりの転職活動で活用する転職エージェント数は平均2.8社にのぼるとのことです。

転職エージェント活用経験75.3%を示す調査結果のグラフ
転職活動で同時活用したエージェント数の分布を示す棒グラフ

調査ではさらに、転職エージェントを活用した経験がある人のうち約92%が提案された求人にミスマッチを感じた経験があり、約95%が自身で追加情報を取得した経験があると回答しました。

このほか、転職エージェントとのメールのやりとりを負担に感じた経験がある人は約63%にのぼり、そのうち約62%がメール管理の煩雑さ、約78%が返信文面作成の負担を課題として挙げています。

メール管理が負担と回答した割合62.4%を示す調査結果グラフ

同社はこうした課題を踏まえ、AIが求職者の立場に立って適材適所の発見をサポートし、転職エージェントとのやりとりの負担軽減を目指すアプリとしてMendyを開発したとのことです。

『Mendy by Wantedly』はApp StoreおよびGoogle Playからダウンロードできます。




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