医療用語に強い音声認識『GENSHI Voice』、Growthプラン1ヶ月無料キャンペーンが10月1日から



GENSHI Voice iPhone版公開記念キャンペーンの告知ビジュアル。Growthプラン1ヶ月無料のテキストと、文字起こし画面のiPhone2台が写る。

株式会社GENSHI AIは9月30日、医療用語に強い音声認識サービス『GENSHI Voice』のiPhone版公開を記念して、「Growthプラン」が1ヶ月無料になるキャンペーンを10月1日から開始すると発表しました。

Growthプランの通常料金は月額4,800円(税込)です。iPhoneアプリは2026年9月にApp Storeで公開されています。

Growthプラン1ヶ月無料キャンペーンの概要

キャンペーン名は「GENSHI Voice iPhone版 公開記念キャンペーン」です。特典として、Growthプランの月額利用料が1ヶ月無料になります。

無料の適用期間は、申し込み月の翌月末日までです。例えば10月15日に申し込んだ場合は、11月30日まで無料で利用できます。

GENSHI Voice iPhone版公開記念キャンペーンのGrowthプラン1ヶ月無料の概要図

申し込みは、GENSHI Voice Webコンソールの「請求」画面からクレジットカード情報を登録して行います。アプリ内からは申し込めず、手続きを行えるのはワークスペースの管理者権限を持つ人に限られます。

対象は1ワークスペースにつき1回、1ユーザーにつき1回までです。過去に有料プランを契約したワークスペースは対象外となります。

実施期間は10月1日から、終了日は未定です。なお、キャンペーンは予告なく内容が変更または終了される場合があります。

国内処理と話者分離が無料期間中も利用可能

キャンペーン期間中は、有料契約と同等の機能を利用できます。

「国内処理(Secure)」は、音声解析と文字起こしの処理を日本国内のセキュリティインフラ内で完結させる機能です。「3省2ガイドライン」に準拠した運用ができるとのことです。

「話者分離機能」は、医師、患者、家族など複数人の発言をAIが自動で識別し、色分けして表示します。後から記録を見返す際にも、発言者を区別しやすくなるそうです。

GENSHI Voiceの国内処理と話者分離機能を紹介するiPhoneアプリ画面の図

キャンペーン実施の背景

同社には、医療機関から「実際の診療で使えるか、お試しで確かめてみたい」という問い合わせが数多く寄せられていたとのことです。

iPhone版の公開により、外来だけでなく病棟や訪問診療先などへ利用場面が広がったことから、キャンペーンの実施を決めたといいます。

病室で医師が患者にiPhoneアプリの画面を見せながら説明している様子

iPhone版『GENSHI Voice』の主な機能

iPhone版アプリは、パソコンの起動や操作が難しい臨床現場でも記録を作成できるよう開発されました。回診時のベッドサイド、訪問診療先、移動中の申し送りなどで、録音を開始すると会話がその場でテキスト化されます。

GENSHI Voice iPhone版アプリ利用シーン。医師が患者と対面し、机に置かれたiPhoneで音声認識を行う様子。

リアルタイム文字起こしと長尺モード

リアルタイム文字起こしでは、発言者ごとに会話が色分け表示されます。音声データとテキストは端末内に保存され、過去の履歴から本文やタイトルで検索できます。

長尺モードでは、録音と並行して定期的に音声を処理し直します。長時間の診察やカンファレンスでも、文字が抜け落ちにくく精度を保ったまま記録できるとのことです。バックグラウンド録音や画面ロック状態にも対応しています。

AI整形・文書生成とカスタム辞書

AI整形・文書生成では、文字起こしテキストからSOAP形式のカルテ下書き、要約、指示・処方事項の抽出、患者向けの説明メモ、英訳などを自動生成します。プロンプト(指示文)を設定すれば、施設や診療科ごとのフォーマットに合わせた出力も可能です。

カスタム辞書には、薬剤名、術式、施設名、人名などをあらかじめ登録できます。登録した語は正確な表記で変換されます。

データ出力と電子カルテへの転記

データ出力は、テキストファイルと字幕フォーマット(SRT / VTT)に対応しています。

AIで整形した文章は、画面上にQRコードとして表示できます。インターネットにつながっていない電子カルテ端末でも、QRコードを読み取ることで転記できます。

GENSHI VoiceのQRコード転記機能を示す、iPhone画面とバーコードスキャナーのイメージ

アプリ概要

アプリ名は『GENSHI Voice』で、ダウンロードは無料です。文字起こしはポイント消費制となっています。対応OSはiOS 17.0以降です。

4つの利用環境でアカウントとポイントを共通化

GENSHI Voiceは、iPhoneアプリ、Chrome拡張機能、デスクトップアプリ(Windows / Mac)、Webアプリ・API/SDKの4形態で展開されています。

GENSHI Voiceの4つの利用環境(iPhone、Chrome、デスクトップ、Web)を示す図

アカウントとポイント残高はすべて共通のため、Growthプランのお試し期間中も全環境を利用できます。例えば、外来診療ではChrome拡張機能でブラウザ型電子カルテへ直接入力し、訪問先ではiPhoneアプリで記録するといった使い分けが可能です。

無料体験の申し込み手順

まず、公式サイトでアカウントを無料で作成します。次に、Webコンソールの「請求」画面で「無料で試す」を選び、クレジットカード情報を登録します。

その後、App Storeからiphoneアプリ『GENSHI Voice』をダウンロードし、作成したアカウントでログインします。

代表取締役 長嶋 大地さんのコメント

代表取締役の長嶋 大地さんは、医療用語の認識精度、スピード、コストに自信を持っているとしたうえで、「私たちが目指しているのは、日々の診療の中で本当に使われ続けるサービス」とコメントしています。

国内処理や話者分離も含めて1ヶ月無料で開放する理由については、実際の診療で使い、価格に見合う価値があるかを確かめてもらいたいためだと述べています。

また、運用に合わない場合でも、期間内に解約すれば費用は一切かからないとしています。寄せられた声をもとに、改善のスピードをさらに上げていく考えです。

今後のアップデートと導入相談

iPhone版アプリは、リリース後も現場の声を反映したアップデートが継続的に行われているとのことです。

導入を検討している病院、クリニック、訪問診療・訪問看護ステーションからの個別相談も受け付けられています。専門用語辞書のカスタマイズや、既存システム・電子カルテとの連携開発にも相談できるそうです。




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