無人店舗とスマート冷蔵庫がクレジットカードのタッチで入店・決済に対応! 11月から導入



クレジットカードタッチによる入店と自動決済に対応した入店用端末の画面

インタセクト・コミュニケーションズ株式会社は10月8日、ユーシーカード株式会社(UCカード)との連携により、ウォークスルー型無人店舗でクレジットカードのタッチによる入店と自動決済に対応する環境を構築し、11月から導入すると発表しました。

あわせて、同じくクレジットカードのタッチで開錠と自動決済ができるスマート冷蔵庫(AI無人販売冷蔵庫)の提供も開始されます。

アプリや会員登録なしで利用できる仕組み

利用開始時に対応クレジットカードをタッチするだけで入店や開錠ができ、アプリのダウンロードや会員登録は必要ありません。商品を手に取った後は、レジ操作やカードの再タッチをしなくても、AIによる商品判定を経て自動で決済が完了します。

タッチ入店・開錠と自動決済の利用手順図(無人店舗とスマート冷蔵庫)

多言語に対応しており、訪日外国人も普段使っている対応カードで利用できます。購入履歴の確認や領収書のダウンロードは、専用サイトにカード番号と購入日を入力することで行えます。

導入の背景

同社はこれまで、AIカメラによる商品認識技術を使ったウォークスルー型無人店舗を、大学生協やホテルなどで展開してきました。従来はスマートフォンのWebアプリで事前登録し、決済手段を紐付ける必要がありました。

日常的に使う人には便利な一方、初めての人や旅行先・出張先でのスポット利用では、登録の手間が負担になることもあったとのことです。

同社は、空港や駅などの交通結節点、観光地で「登録の手間なく、手早く買い物を済ませたい」というニーズがあると見ています。

2025年の訪日外客数は約4,268万人(日本政府観光局)、訪日外国人旅行消費額は9兆4,549億円(観光庁「インバウンド消費動向調査」2025年暦年確報)で、いずれも過去最高でした。このうち買物代は約2.6兆円です。こうした状況から、日本国内のアプリや会員サービスを使っていない訪日外国人にも利用しやすい購買環境が求められているとしています。

スマート冷蔵庫も新たにラインナップ

店舗スペースの確保が難しい場所にも省スペースで設置できるスマート冷蔵庫が、新たにラインナップにくわわります。ウォークスルー型無人店舗と同様に、タッチ開錠と自動決済で利用できます。

AI無人店舗の入口と、スマート冷蔵庫のカードタッチ端末にカードをかざす手

期待される効果

同社は、本サービスにより3つの効果を期待しているとのことです。

1つ目はスポット利用の拡大です。空港や駅、商業施設、宿泊施設での利用や、急いでいる人の「サッと買ってすぐ出る」というニーズに応え、新たな利用機会が生まれると見込んでいます。

2つ目はインバウンド需要への対応です。海外発行の対応カードも使えるため、短時間での買い物ニーズが高い空港、駅、観光地での展開に向いているそうです。

3つ目は省人化・24時間運営との両立です。無人店舗やスマート冷蔵庫の省人化というメリットはそのままに、決済手段が広がることで、より幅広い客層が利用できるようになるとしています。

今後の展開

両社は今後、空港や交通結節点、観光地、商業施設、宿泊施設など、スポット利用や訪日外国人の利用が見込まれる立地の運営パートナーとの連携を通じて、導入を広げていく考えです。地域に根付いた金融機関や地域DX推進の企業・団体とも連携する予定です。

あわせて、機能強化を続け、施設運営の省人化・キャッシュレス化と販売機会の拡大を支援していくとのことです。




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