
2026年9月に発売された、設定画面を触って楽しむシミュレーション『Video Game Menu: The Game』がSteamで配信中です。対応OSはWindowsで、開発・販売はSebastian Gioseffi氏が手がけています。
チャレンジもレベルも、いわゆるゲームプレイもありません。あるのは、ボタンやスライダーが並ぶメニュー画面だけです。
主役はなんと“メニュー画面”
本作は、ビデオゲームのなかで最高の部分は「メニュー」だと言い切る、ちょっと変わったゲームです。ストアページの紹介文からして、「ゲームに挑戦やレベルなんて余計なものはいらないのでは?」と問いかけてきます。
遊びの中心になるのは、設定項目をいじったり、フォームを埋めたり、長めの文章をスクロールして読み進めたりする体験です。何十時間、何百時間もかかる“本編”をくぐり抜けなくても、メニューだけを満喫できる作りになっています。
ジャンルはインディー/シミュレーションで、プレイ人数はシングルプレイヤー専用です。肩の力を抜いて、クリックする気持ちよさを味わうゲームといえるでしょう。
ボタン、トグル、スライダーを心ゆくまで
紹介文では、メニューを構成する部品がひとつずつ愛情たっぷり(?)に語られています。押すと何かが起こるボタン、オンとオフを切り替えるトグル、端から端へ動かすスライダー、自分で文字を入力できるテキスト欄などです。
テキスト欄については「魔法は256文字まで」という注釈つきで、開発者のユーモアがにじみます。チェックボックスやラベルにも触れられていますが、ほかの部品の変形版だと潔く説明されています。
ちなみに、ドロップダウンやスクロールバーまわりの“こぼれ話”も紹介文に書かれています。予算の都合でカットされかけた、という話まで含めてネタにしているあたり、作品全体が小さなコントのような雰囲気です。
画面ごとに表情が変わる設定メニュー
スクリーンショットを見ると、グラフィック設定の画面には、ウィンドウモードや解像度、アンチエイリアス、垂直同期、目標FPSなど、おなじみの項目がずらりと並んでいます。一見すると本物のゲームの設定画面そのものです。

一方で、緑や赤を基調にした色鮮やかな画面もあります。難易度選択の画面には項目がぎっしり並び、まるでメニューの迷路に迷い込んだような雰囲気です。ほかにも、設定メニューがゲームの一場面のような背景と組み合わされた画面が確認できます。


「普通の設定画面のようでいて、どこかおかしい」というズレを楽しむ作品なのでしょう。メニューをいじるだけでなく、次にどんな画面が出てくるのかを探る面白さもありそうです。
遊ぶ前に知っておきたいこと
本作には、点滅する光や急速な色の変化が含まれます。光過敏性てんかんなど、光の刺激に敏感な方には向かない場合があります。これらの演出は任意で、オフにできるとのことです。
Steamの機能面では、難易度の調整やカメラの快適性、色のオプション、カスタム音量調整に対応しています。いつでもセーブでき、Steamクラウドにも対応しています。Steam実績は12個用意されています。
価格・日本語対応
価格は530円で、セール情報はありません。
日本語には対応しておらず、UI、音声、字幕のいずれも非対応です。スクリーンショットでは、設定項目の名称が英語で表示されています。メニューの文字を読むことが遊びの中心なので、英語の文章を読む前提で考えておくとよいでしょう。
『Video Game Menu: The Game』は、PC(Steam)向けに配信中です。


- Original:https://www.appbank.net/2026/10/12/game/3128489.php
- Source:AppBank
- Author:Appbank編集部
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