血糖値から”身体タイプ”が分かる? SympaFitが2週間の記録を読み解く『GlucoLens』を10月13日に公開



グルコレンズのしくみを示す3ステップ図。センサー装着、解析、レポート

株式会社SympaFitは10月14日、血糖の記録を読み解くレポートサービス『GlucoLens(グルコレンズ)』を10月13日に公開したと発表しました。

血糖値センサーで2週間測った記録から、1日の波の形や時間帯ごとのくせを読み取るサービスです。

『GlucoLens』の概要

『GlucoLens』はWebサービスで、解析結果はレポートの形で届けられます。「ごほうび暴走」「朝からエンジン」など12の身体タイプに分類し、次に試すことも添えられるそうです。

血糖値を自分で測る人が増える一方で、グラフを眺めても「どうすればいいのか」で止まってしまうケースが多いとのことです。同サービスは、血糖の波と食事・睡眠・ストレスとのつながりを読み解き、今日から試せる1〜2個の工夫を示すとしています。

たとえば「昼の血糖の急な上がり下がりと、午後のだるさ」「夕食の遅さと、夜の血糖のようす」といったつながりが対象です。

『GlucoLens』の特徴

14日分の血糖の波を1枚に重ねて表示でき、毎日の上がり下がりから自分の「いつもの形」が見えてくるそうです。1週目と2週目を並べて比べられるため、食べ方を変えた週と変えなかった週の違いも確認できます。

GlucoLensの14日分の血糖の波を重ねた折れ線グラフ

時間帯ごとの高さも把握できます。朝・昼・夕・夜のどこで上がりやすいか、下がりすぎるのはいつかが分かります。

夜の血糖のようすと眠りのようすを並べて見られる点も特徴です。

対象となるユーザー

発表では、次のような人が想定されています。

  • 血糖値を測ってみたが、グラフの見方が分からない人
  • 食後の眠気やだるさが気になっている人
  • 自分の食べ方のくせを知りたい人
  • 日々の調子の波と、食事や睡眠とのつながりを知りたい人
  • 社員の健康づくりに取り組む企業・健康保険組合の担当者

法人向けの相談も受け付けられています。

料金プラン

料金は3つのプランが用意されており、いずれも税込です。血糖値センサーは利用者自身で用意する必要があります。

  • 無料プラン(表示のみ):0円
  • ライトプラン(解析のみ):550円
  • フルプラン(アドバイス付き):2,200円

申し込みは公式サイトから行えます。

解析のもとになった研究

解析は、同社代表取締役の加治佐 平さんが筆頭著者として発表してきた研究をもとにしているとのことです。具体的には、次の3本が挙げられています。

  • 睡眠中の心拍の変動と血糖の変動の関係(Sleep Medicine, 2024; 113: 180-187)
  • 大学の長距離選手の、試合中と高強度練習中の血糖(Physiological Reports, 2026; 14(17): e71099)
  • In-race continuous glucose monitoring in highly trained male distance runners: a context-dependent reversal of the glucose–performance association between training and competition(Scientific Reports, 2026年10月)

今後の展開

2027年4月からは、龍谷大学での活用が予定されています。あわせて、企業・健康保険組合への提供も進める方針です。

代表コメント

加治佐 平さんは、ストレスがかかりやすく複数の仕事を同時にこなす現代の暮らしでは疲れがたまりやすく、食事・睡眠・ストレスとの付き合い方が毎日の調子を大きく左右すると述べています。

株式会社SympaFit 代表取締役 加治佐 平の、グレーのスーツ姿で笑顔の人物

そのうえで「まずは自分の血糖(体を動かすエネルギーのもと)の動きをしっかり測り、どんな場面で上がり下がりするのかを知ること」が重要だとし、無理なく続けられる生活の工夫を見つけて調子とパフォーマンスを整えてほしいとコメントしています。一人ひとりに合わせた解析とアドバイスを届けたいという思いから、同サービスを開発したそうです。




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