
ISEKAI Gamesは10月12日、『I Was Reincarnated as a Bosozoku Hamster, So I Became a Racing Champion to Return Home』をPC(Steam)向けにリリースしました。ジャンルはレースとRPGを組み合わせた作品で、日本語UIと字幕に対応しています。
リリース記念セールで、通常価格1,350円のところ10月20日まで10%オフの1,215円(税込)で購入できます。ハムスターが暴走族仕様の車で夜の峠を駆け下りる、勢いのあるタイトルです。
自転車からハムスターを助けた会社員が、ハムスターになる
主人公は新宿で働く会社員です。道路に飛び出し、自転車の前にいたハムスターを助けようとしたところで、命を落としてしまいます。
目を覚ますとそこは異世界で、体はハムスターになっていました。目の前には、チャンピオンにだけ開くという巨大なゲートが、峠の麓にそびえています。
誰も状況を説明してくれません。夜の峠では、エンジンをリミッターまで回し、ヘッドライトを消したまま駆け下りてくる走り屋たちが待っています。元の世界へ帰るために、主人公は“タイム”だけを頼りに峠を攻めていきます。
竹槍、出っ歯、三段ウイング。素の車は誰も走らせない
車は日本の旧車を思わせる6種類のボディから選べます。ここに暴走族仕様のパーツを足して、控えめさのかけらもない1台に仕上げていきます。
左右に最大5本ずつ生える“竹槍”マフラーは、屋根を越えて空を向きます。ほかにも、前方に長く突き出す“出っ歯”や、高い支柱に載せた三段ウイング、車体を低く落とす“シャコタン”などが用意されています。ガレージではカスタムを5段階で強化でき、素の状態から“フルギャングカー”まで育てられます。
運転席視点が標準なのも見どころです。車内は紫のキルト生地や、ネオンの光る計器まわり、鎖を巻いたハンドルなどで飾られています。ハムスターの手がハンドルを握り直す細かな動きまで描かれているそうです。

公開されている画面でも、夜の森の道にネオンを灯したパイプだらけの車が走る様子が確認できます。昼の桜並木では、ハンドル視点で順位表を見ながら競り合う場面もあり、時間帯でがらりと雰囲気が変わります。

コースは12本。すべてコードで自動生成される峠
コースは全部で12本あり、事前に用意された部品を並べたものではありません。標高やバンク、ガードレール、山肌や森までコードで自動生成され、1本ごとに違う表情になります。
最初に走る“巣穴坂”は、桜の昼間に走る練習向きのコースです。ほかにも、ヘアピンが4つ連続する夜の“秋津峠”や、見えない頂上が待つ“鳥居坂”があります。火山の斜面を下る“火口坂”や、橋と氷の路面が待つ“廃線峠”など、舞台も多彩です。

峠ではない3つのコースも用意されています。2本の新幹線の屋根を走る“新幹線”や、潮が満ちて路面が沈む“沈む峠”、巨大な木製ドラムの内側を走る“回転輪”です。ハムスターらしく、巨大な回し車の中を走る場面も出てきます。
レースだけで終わらない、成長とライバルの物語
本作はレースゲームであると同時にRPGです。物語は4巻にわたる全32章で、会話やライバルとの因縁を挟みながら進みます。
レベルアップで割り振れるのは、最高速、加速、ハンドリング、ブーストの4項目です。ガレージにはパーツ枠が4つあり、中には“禁断の火花”のような呪われたパーツもあります。車を飛ばせる代わりに、3周目以降はオーバーヒートして最高速が削られるそうです。

スキルツリーは、ドリフト、エンジン、度胸の3系統です。ドリフトを途切れさせない走りや、スリップストリームの活用、ジャンプ後の着地などを伸ばせます。レース前には作戦ボードで理想のラインや、相手がミスしやすい場所を教えてもらえます。助言に従うかどうかはプレイヤー次第です。
ライバルもただの的ではありません。負けた相手は悔しがって鍛え直し、一度上がった強さは戻りません。絆の深まり方もユニークで、勝利数ではなく“どう走ったか”で決まります。接触せず、相手に間隔を空け、ラインを尊重する走りが信頼につながるそうです。
各峠はギャングの縄張りになっています。相手の山できれいに勝つと、その峠が自分のものになります。レース前に食べる屋台の料理も11種類あり、効果は1レース限りです。たとえばワサビは最高速が伸びる代わりにハンドリングが悪くなります。
ヒマワリの種に、過去の自分のゴースト。異世界らしい変わり種要素
異世界らしく、変わった仕掛けも多数あります。ダッシュボードの器にはヒマワリの種が入っていて、強い横Gをかけると跳ねてこぼれます。レース後に残った数が表示されますが、効果はとくにありません。それでもつい気になってしまう要素だそうです。
自己ベストのラップはゴーストとして記録され、次のレースで一緒に走ります。エンジンが止まったときは、ハムスターの回し車をリズムに合わせて走ってエンジンを再始動させます。異世界から届く携帯電話や、セーブデータをもとに実況が組み立てられる海賊放送も用意されています。
ほかにも、真っ暗な中で走る章や、嵐のあとにコーナーの一部が崩れて戻らなくなる展開があります。倒した相手のラップを記録して再挑戦できる“シャドウデュエル”もあります。物語のあとは“峠の主”として、挑戦者を迎え撃つことになります。
セルシェードの映像とユーロビート。コントローラーでも遊べる
映像は、光と影がはっきり段になって切り替わるセルシェード調です。影は黒ではなく紫に寄せられ、物体には墨のような輪郭線が入ります。紙に刷ったようなハーフトーンのドットや、漫画のスピード線、ドリフト中に飛び出す擬音も画面を彩ります。
BGMは、ZTMusicによるユーロビート6曲がカーラジオから流れ、メニュー用の専用曲も収録されています。エンジン音やタイヤ音、ターボ音、風や歓声などの効果音は、プロジェクト内で合成されたものです。
操作はコントローラーでメニューや会話まで完結し、アナログトリガーや振動にも対応します。キーボードでも遊べます。ゲームはシングルプレイ専用です。
価格・セール情報・日本語対応
本作はPC(Steam)向けに配信中で、価格は通常1,350円(税込)です。リリース記念セールとして、10月20日まで10%オフの1,215円(税込)で購入できます。
日本語はUIと字幕に対応しています。音声には対応していません。
- Original:https://www.appbank.net/2026/10/17/game/3129289.php
- Source:AppBank
- Author:Appbank編集部
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