敵に聞かれる笛だけを頼りに塹壕から脱出する第一次世界大戦サバイバルホラー『Trenches – World War 1 Horror Survival Game』Steamで配信中



雨の降る薄暗い塹壕内部。木板の壁と泥の地面が見える

2023年に発売された第一次世界大戦サバイバルホラー『Trenches – World War 1 Horror Survival Game』は、Steamで配信中です。対応OSはWindowsで、開発と販売はSteelkrill Studioが手がけています。

敵陣の背後に取り残された兵士となり、手がかりを集めて塹壕からの脱出を目指す一人称視点のゲームです。頼れるのは自分の耳と、一本の笛だけという心細さが売りです。

1917年の塹壕で悪夢に迷い込む

舞台は1917年、第一次世界大戦の塹壕です。プレイヤーはジェームズ・R(James R.)という兵士になり、家族のもとへ帰るために敵の塹壕から抜け出します。

雨が降る薄暗い木板張りの塹壕の通路

物語は現実の戦争の空気と、悪夢のような非現実感が混ざり合って進みます。“Somewhere In The Trenches, 1917”の文字とともに、家族の古い白黒写真が映し出される場面もあります。なんとも胸にくる場面です。

塹壕を思わせる暗い場面で、家族の古い白黒写真を手に持つ様子

画面には、雨に濡れた木板張りの通路や土嚢、霧に包まれた荒れ地が並びます。逆光や薄暗さが強調された映像は、狭くて息苦しい戦場の閉塞感をよく伝えています。

木板の壁と土嚢が並ぶ薄暗い塹壕の通路に光が差し込む場面

耳を澄まし、笛を鳴らし、手がかりを探す

目的は、塹壕のあちこちに散らばる手がかりを集めて、何が起きているのかを突き止めることです。道に迷ったときは“塹壕笛”を吹くと、手がかりが近くにある場合に音が鳴ります。プレイヤーはその音をたどって進みます。

霧の森の中、木箱と文字が書かれた木板の壁があるゲーム画面

ただし、この笛は敵にも聞こえてしまいます。便利な道しるべである一方、自分の居場所を知らせる危険な道具でもあります。使いどころを見極めるのが腕の見せどころです。

音に気を使うのは笛だけではありません。木の床は歩くと軋み、瓶を割れば大きな音が響きます。敵は足音や息づかいだけでなく、マイクから拾ったプレイヤーの呼吸まで聞き取ります。近くに敵がいるときは、息を止めてやり過ごす必要があります。

隠れる、そらす、騙される

敵から逃れる手段は、走って逃げるだけではありません。狭い通路や二段ベッドの下に身を隠せるほか、しゃがんで足音を抑えることもできます。スクリーンショットでは、隠れられる場所に“E Hide”という操作表示が出る様子も確認できます。

瓶などを投げて敵の注意をそらすこともできます。ただし走るとスタミナが減り、疲れれば敵を振り切れなくなります。さらに敵は聞き覚えのある音をまねたり、愛する人の声を使ったりするそうです。耳を頼りにするゲームで、その耳が信用できなくなるのは恐ろしいところです。

雨の塹壕内の木製の台の上に置かれた暗い色の瓶
薄暗い木造の部屋で銃を構える一人称視点のゲーム画面

一度きりのセーブとリプレイ性

本作は、セーブが1つだけのハードコア仕様です。死ねばそれまでなので、一歩一歩が重くのしかかります。

手がかりの場所は毎回ランダムに変わります。遊ぶたびに角の向こうの景色が違うため、同じ道でも気が抜けません。主人公の正気度に合わせて周囲の環境が変化するともされており、通ったはずの場所に違和感を覚える場面もありそうです。持ち物を確認できるインベントリや、家族写真を見返せる要素もあります。

手に持った古い家族の白黒写真と「Somewhere In the Trenches, 1917」の文字

開発元の告知によると、アップデートでコントローラーでの操作にも対応しました。Steamのカテゴリーにはシングルプレイヤーにくわえて、マルチプレイヤーと協力プレイも並んでいます。具体的な遊び方は案内されていません。

日本語対応と価格

日本語には対応していません。UI、音声、字幕のいずれも日本語は用意されていません。スクリーンショットでは、壁に書かれた文言や操作表示が英語で表示されています。

なお、本作は残酷な描写や大きな音、ジャンプスケアなどの強い恐怖演出を含みます。ストアページでも、すべての年齢層に向けた内容ではないと注意されています。

薄暗い木造の小屋の隅に白い服の人影が立つゲーム画面

『Trenches – World War 1 Horror Survival Game』は、Steamで配信中です。価格は1,010円(税込)です。

雨の降る暗い木造の塹壕風通路と奥の木製ドア
霧の中、木製の柵と通路で拳銃を構える一人称視点のゲーム画面
木板の壁に挟まれた薄暗い路地に強い逆光とレンズフレアが差し込む場面
雨が降る屋外へ続く、木の板壁に囲まれた薄暗い通路
雨の降る暗い屋外で、拳銃を構える一人称視点のゲーム画面
雨が降る夜の木板張りの塹壕と手前のドラム缶
薄暗い木造の部屋で、ランタンと蓄音機が置かれた古い木のテーブル
雨の降る木壁に囲まれた暗い路地と奥のロッキングチェア
雨の中、木板の壁と土嚢、木製テーブルがある薄暗い塹壕風の場面
薄暗い木造の小屋内の床に、黒い袋状の包みが並ぶゲーム画面
逆光で薄暗い荒れた地面と木造の建物が見えるゲーム画面
雨の中、木板の壁に「HERZLICH WILLKOMMEN」と書かれた塹壕の入口
木板の壁に囲まれた暗い塹壕に強い逆光が差し込むゲーム画面
霧に包まれた木板の壁に挟まれた暗い塹壕のような通路




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