中世の道具から核融合まで進める、魔法と自動化のサンドボックスクラフトADV『Elsewhere』Steamで配信中



ブロック状の世界で、頭にブタを載せたひげの男性キャラクターと周囲の建物

2025年に発売されたサンドボックスクラフトアドベンチャー『Elsewhere』は、Steamで配信中です。対応プラットフォームはWindowsで、開発・販売はFour White Catsが手がけています。

クラフトにサバイバル、魔法、工場の自動化まで詰め込んだ、かなり欲張りなゲームです。ブロックの世界で好きなだけ寄り道したい人に向いた一作といえるでしょう。

昔のMinecraft改造パックを思わせる、探索型クラフトゲーム

『Elsewhere』は、サバイバル、探索、クエスト、魔法を組み合わせたサンドボックスクラフトゲームです。プレイヤーは最低限の道具だけを持って世界に降り立ち、探索やクエストを進めながら新しい技術や魔法を解放していきます。

本作は、昔ながらの『Minecraft』のMod詰め合わせ(モッドパック)に影響を受けて作られています。拠点づくりに没頭してもいいですし、魔法や錬金術で攻めてもOKです。遊び方の自由度が高い作りです。

ブロックで作られた工場街の道路と煉瓦の塀、木箱が並ぶ風景

開発者のSergio氏は、2012年からこのゲームを作り続けているそうです。2018年末からはほぼフルタイムで取り組んでおり、コードはすべて本人が書いています。

石器から粒子加速器まで、技術と魔法を育てる

プレイの軸になるのは、資源集めと技術の発展です。石の道具や水車といった素朴なものから始まり、最終的には核融合や粒子加速器にまでたどり着けます。

クエスト画面の章一覧とFusion Mattersのクエストツリー

資源の加工や機械の設置、保管、農業、料理、ポーションの調合と、やれることは盛りだくさんです。魔法、変成、錬金術といった魔法系のルートも用意されています。

ブロック状の工場内部に黒い機械と黄色い炉が並ぶ空間

ゲームには8,000種類以上のブロックと7,000以上のレシピがあり、クエストは約400個に及びます。クエストは案内役のようなもので、順番どおりに進める必要はなく、無視して遊ぶこともできます。

VisibleOttersのインベントリ画面。キャラクター装備とアイテム一覧、右にブロック検索欄

たとえば「ジャッファ」を生産する工場を完全自動化しようとすると、考えることが山ほど出てくるそうです。自動化する資源や工程をあれこれ考えながら、ああでもないこうでもないと悩む時間が好きな人にはたまりません。

黄黒の警告ブロックと配管が並ぶ、ゲーム内の工業施設の広い室内

70種類以上のバイオームと、ボスが待つ城やダンジョン

世界は自動生成で、70種類以上のバイオームにくわえ、川、海、崖、湖、島、渓谷などが広がります。洞窟には鉱石や宝石、石油も眠っています。ワールドタイプには、空に島が浮かぶ「スカイアイランド」や、荒れ果てた「イービルウェイストランド」などがあります。

青い川と湖が流れる森や草地の地形を示す俯瞰マップ

自然に生成される遺跡や神殿、広大な城、ダンジョンには、モンスターやトラップ、宝が待ち受けています。強力なボスと豪華な報酬が用意された巨大構造物もあります。

石造りの部屋で青い光剣を構え、黒い人影と宝箱が見えるゲーム画面

スクリーンショットでは、整った工場の内部、石造りの塔や城、風車のある村、夜の沼地や雪原など、表情豊かな景色が見られます。ブロックの世界ながら、探索の目的地には事欠かなさそうです。

ブロック状の村を見下ろした俯瞰風景。茶色い屋根の家や石の建物、畑、水路が見える

キャラ作成にひな形建築、ミニゲームまで

建築まわりの支援も充実しています。あらかじめ作られた拠点や建築テンプレートがあり、建物を自動で建てる機能も備えています。装飾用のブロックやアイテムも豊富で、アーケードマシンとミニゲームまで置けるそうです。

ブロックで作られた、角付き兜の赤ひげキャラ絵が描かれた高い塔

キャラクタークリエイトや、あらかじめ用意されたスキンもあります。拠点にはNPCが住んでおり、それぞれ固有のクエストを持っています。

キャラクター作成画面。紫のウィザードローブを着た男性キャラクターとカラーピッカー

おなじみのキャラクターとしては、テンプラーのアデフォン、ファンブルモア、グリズウォルド教授が登場します。本作はジョークや小ネタがふんだんに盛り込まれており、YogscastのYogLabsシリーズに着想を得た無料Mod「YogLabs: Testing Initiative」もあります。

本棚と青い床の部屋に立つ魔法使いNPC「Balbus F…blemore」

マルチプレイはLANで楽しめます。Steamでのマルチプレイ対応は今後の予定とされており、あわせてLinuxのネイティブ対応や、Modサポートの拡張も予定されています。

早期アクセスの現状と、正式版への動き

本作は早期アクセスとして配信されており、更新も続いています。最近のアップデートでは、NPCごとのクエストや後半向けのクエストのほか、新しいSteam実績が追加されました。ボスの強さが倒した数に応じて上がる調整も入っています。

開発者は、2026年10月16日に早期アクセスを終了すると告知しています。変わるのはバージョン番号くらいで、これまでどおり更新や改善、要望の反映は続けるそうです。

価格と日本語対応

価格は1,800円(税込)です。セール情報はありません。

日本語にはUI、音声、字幕のいずれも対応していません。スクリーンショットで見られるクエスト画面やメニューも日本語表示ではないため、文字を読んで進める場面が多い点は留意しておきたいところです。

『Elsewhere』は、PC(Steam)向けに配信中です。

曇り空の下、荒野に建つ白い柱と段状の塔を持つ建造物
暗い夜空の下、荒れた丘に建つ石造りの塔と遠くの黒い岩山
夕暮れの湿地にそびえる四角い石造りの高い塔のゲーム風景
落葉樹林バイオームのボクセル風ゲーム画面と大きな木、右にビスケット包装
雪原にそびえる螺旋状の高い塔と、雪をかぶった針葉樹の丘のボクセル風景
夜のEnchanted Forestで銃を構える一人称視点のゲーム画面
草原の丘に建つ紫の屋根のブロック状の石造り塔と周囲の木々
ブロック状の山と木々、中央に塔がある湿地の風景




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