
サムスン電子株式会社(韓国本社、以下Samsung)は10月6日、コネクテッドリビングプラットフォーム「SmartThings」の最新アップデートを発表しました。ホームタブの最上部に「SmartThings Now」が新たに導入され、ローカルコントロール機能も拡充されます。
SmartThingsは世界で4億7,000万人が登録しており、430以上のWorks with SmartThings(WWST)認証ブランドに対応しています。
サムスン電子取締役副社長兼AI Platform Center SmartThings Team長のJaeyeon Jungさんは、次のようにコメントしています。
「SmartThingsは、ユーザーが自ら機能を探して操作する従来のスマートホームの利用体験を、さらに進化させる取り組みを続けています。今回のアップデートは、その取り組みを一歩前進させるものです。必要な情報や操作を適切なタイミングで届けることで、よりインテリジェントなホーム体験を追求し、ユーザーが日々の暮らしをよりスムーズに管理できるよう支援していきます。」
発表に関する動画は、Samsung公式ニュースのページで公開されています。
- Samsung公式ニュース(動画掲載ページ):https://news.samsung.com/jp/introduces-smartthings-now-in-new-platform-update2610
「SmartThings Now」でホームタブを刷新
「SmartThings Now」は、ホームタブの最上部にカード形式で表示されます。従来の「Home Insight」を発展させたもので、ユーザーに必要な情報と、その場で実行できる操作を組み合わせて提示する仕組みです。
状況に応じた提案を表示
高齢の親など「Family Care」メンバーのデバイスが長時間使われていない場合は、見守る側のユーザーに安否確認や電話ができる「ケアカード」が表示されます。
また、事前に登録した自宅の近くに到着すると、照明や空気清浄機をあらかじめオンにする提案が表示されます。ユーザーがその操作を行うと、次回以降に同じ操作を自動で実行できるよう、ルーティンの作成も案内されるとのことです。
利用パターンに基づく最適化
「SmartThings Now」は、過去1週間の利用状況を分析し、ホームタブの「お気に入り」に登録されたデバイス、サービス、ルーティンの見直しを提案します。
例えば、涼しい季節に入ってエアコンの使用頻度が下がった場合は、エアコンのカードの削除が提案されます。季節の変わり目にAirDresserの利用が増えた場合は、AirDresserのカードの追加が提案されます。
さらに、「SmartThings Now」内の「Routine Insight」カードでは、過去1週間のルーティン実行状況を確認でき、不要になったルーティンを削除することもできます。「Routine Insight」は、SmartThingsアプリの「Automations」>「Suggestions」タブからも利用できます。
ダッシュボードやサービスカードの表示も刷新
刷新されたホームタブでは、ダッシュボード、デバイスカード、サービスカードといった主要な情報が整理され、それぞれに適した形式で表示されます。
サービスカードは表示スペースを効率的に使うデザインとなり、1画面でより多くのサービスを表示しつつ、デバイスの状態や数値などの情報を確認できます。「Live Wallpaper」は時間帯に合わせて自然に変化し、画面に動きのある演出がくわわります。
画面下部には、よく使う機能にアクセスしやすい「Floating Bar」が新たに導入されます。最新のOne UIのデザイン方針を反映しており、大画面のスマートフォンでも片手で操作しやすくなるそうです。
アップデート後のホームタブは、モバイルデバイス、Samsung Smart TV、Family Hub冷蔵庫、7インチまたは9インチの画面を搭載したSamsungの家電、Windowsデバイスなど、SmartThingsに対応するデバイスで利用できます。
ローカルコントロールを強化、オフライン時も応答性を維持
SmartThingsには、ローカルコントロール技術が新たに導入されました。自宅のネットワーク環境が変化したときや、外部のインターネット回線に障害が発生したときも、接続デバイスを操作し続けられます。
クラウドを経由せず直接操作
モバイルデバイスとSmartThings Hubが同じWi-Fiネットワークに接続されている場合、クラウドを経由せずに直接指示を送れます。クラウド経由の操作と比べて、応答時間が約30%短縮されるとのことです。
この数値はSamsungが条件を管理して実施したテストに基づくもので、実際の性能は使用環境によって異なる場合があります。
ローカルコントロールは、SmartThingsアプリをインストールしたAndroidおよびiOSデバイスで利用できます。対応するハブは、SmartThings Station、SmartThings V2、V3、V4 Hub、およびハブ機能を搭載したSamsung Smart TVとFamily Hubです。
自動切り替えと復旧機能
SmartThingsは、モバイルデバイスが自宅にあるか外出先にあるかに応じて、ローカルコントロールとクラウド経由のリモートコントロールを自動で切り替えます。
「Offline Device Diagnostics」ページも刷新されました。登録済みのすべてのデバイスに新しいネットワーク情報をまとめて反映できるため、オフラインになったデバイスの接続を復旧しやすくなるそうです。
Matter 1.6に対応、新たに4種類のデバイスカテゴリーをサポート
SmartThingsは、Connectivity Standards Alliance(CSA)が策定したスマートホーム接続規格「Matter 1.6」に対応し、安定性とグループ制御の性能が高められました。
あわせて、以下の4種類のデバイスカテゴリーにも新たに対応します。
- Energy Meters:リアルタイムで電力をモニタリング
- Closures:特殊なタイプのドアやゲート
- Irrigation:スプリンクラーなどの灌漑(かんがい)デバイス
- Soil Sensors:土壌の状態を計測
●「Samsung Galaxy」はSamsung Electronics Co., Ltd.の商標または登録商標です。
●その他、記載されている会社名、商品名、サービス名等は、各社の商標または登録商標です。
- Original:https://www.appbank.net/2026/10/17/iphone-news/3135241.php
- Source:AppBank
- Author:Appbank編集部
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