借金返済のためハッキングや事業で稼ぐ、ストーリー重視のハッカーシム『Teen Hustler』Steamで早期アクセス配信中



ネオン調の部屋でデスクに向かう人物とホログラム、アーケード筐体のゲーム画面

2026年10月に発売された『Teen Hustler』は、ハッキングとビジネスを組み合わせたシミュレーションゲームです。対応プラットフォームはPC(Steam)で、早期アクセスとして配信されています。

財布はカラッポ、家族には銀行への借金、手元にあるのは古いノートPCと“かなりまずいアイデア”だけ。そんな状況からの成り上がり(あるいは転落)を描く作品です。リリース記念セールも11月3日まで実施されています。

借金78,150ドルを返せるか。Shadow Cityで生き延びる

主人公は、Shadow City(シャドウ・シティ)で暮らす一文無しの20歳です。銀行に部屋を取り上げられる前に、家族の借金78,150ドルを返済しなければなりません。

プレイヤーは、まっとうなオフィス勤務で稼ぐこともできれば、小さな事業を回したり、暗号資産をマイニングしたりもできます。ダークウェブの危ない依頼に手を出し、警察の追跡をかわす道もあります。

物語は全5章で、エンディングは4種類あります。まっとうに稼ぐのか、闇に染まるのか、捕まるのか、逃げるのか。プレイ時間の目安は約2時間です。

3Dの部屋とレトロOSを行き来する日常

拠点となるのは、アイソメトリック視点で描かれる3Dの部屋です。デスクやベッド、アーケード筐体がネオン調の照明に照らされ、ホログラムも浮かぶ雰囲気のある空間になっています。

ネオン照明の部屋を斜め上から描いたアイソメトリック風イラスト

眠る、食べる、電気代を払う(払わなければ暗闇で過ごすことになります)といった生活感のある要素もあります。稼ぎが増えれば、ボロいアパートから、地下のバンカーやハイテクなペントハウスへと住まいをグレードアップできます。ペントハウスにはプールのあるテラスもあり、水着姿のキャラクターが過ごす姿も見られます。

部屋のPCを起動すると、レトロなOS風のデスクトップが現れます。クリック稼ぎのTapHustle、取引所のCoinTrade、メッセンジャーのGigLink、闇ショップのShadowShop、マイニングリグを管理するHEVIOSなどのアプリが並んでいます。TapHustleにはソフトウェアのアップグレード項目があり、自動で稼ぐ仕組みも育てられます。

TapHustleのSoftware Upgrades画面。アップグレード一覧が並ぶ

ダークウェブの依頼とハッキングパズル

最初はGigLinkで合法のフリーランス案件をこなします。進めると、違法なハッキング依頼や資金洗浄を扱うダークネットアプリ「ShadowNet」が解放されます。

ハッキングはパズル風のミニゲームで進行します。たとえば、ネットワークの防壁を突破する場面では、盤面のタイルを回転させて信号を左のポートから右のサーバーまでつなぎます。追跡ゲージが上がるなか、制限時間内に仕上げる緊張感があります。無線通信のパケットを傍受する場面では、円形のレーダー風の画面で目標を狙います。

汚れ仕事をこなすたびに、警察の捜査の手が迫る「ヒート」が上がっていきます。警察が動き出せば、刑務所行きになる可能性もあります。街のマップにはオフィスや港、闇市、警察署などの場所が並び、稼ぎ方も逃げ方もプレイヤー次第です。

Shadow Cityの夜景マップと場所一覧メニュー

なおこの作品は、サイバー犯罪や資金洗浄、密輸などをテーマにした成人向けの内容を含みます。表現は様式化されたもので、流血や残虐な描写はなく、ヌードや性的な内容もありません。ブラックジョークや、やや荒っぽい言葉遣いのテキストが登場します。

マイニングリグの自作から事業経営、密輸まで

マイニングは、パーツを注文して自分で組み立てるところから始まります。3Dで回転させながらマザーボードやGPU、ケーブルを取り付け、完成したら部屋に設置します。

稼働後はHEVIOSの画面で、オーバークロックやファン設定、マイニングプールの選択、電気代の支払い状況を管理します。熱を抑えつつ稼ぐ、バランス感覚が試される部分です。

HEVIOS マイニングリグ制御画面。275 MH/s、38°C、電力900 W

CoinTradeでは、値動きの激しい暗号資産を売買できます。事業を買収してマネージャーを雇えば、自動で収益が入る仕組みも作れます。ライバルや税務調査官も立ちはだかるので、稼げば安泰とはいきません。

CoinTradeのBusinessesタブ。事業一覧と購入ボタン

港での密輸も用意されています。作業台でライフルの部品を順番に組み立て、箱に詰めて、税関の目をすり抜けさせます。

Workbench assembly画面。作業台のマット上にライフルの部品が並ぶ

息抜きには、レトロなアーケード筐体やピクセル調のスロットマシンがあります。スロットはゲーム内通貨だけで遊べる仕組みで、現実のお金は一切絡みません。

Casino内のNIGHT TAGスロット画面。リールにスニーカーやラジカセ、札束、Q・K・Aが並ぶ

夜のイベントや詮索好きな隣人、母親とのやり取り、待ってくれない銀行など、選択の積み重ねが結末を左右します。開発者はすでに、収益バランスの調整やハッキング報酬の引き上げなどを行うアップデートを配信しています。

デモ版も配信中

Steamでは無料のデモ版も用意されています。本編をプレイする前に、雰囲気を確かめておけます。

なお、マイニングリグの本格的な構築や高級物件への引っ越しなどは、製品版向けの要素とされています。

価格・セール情報・日本語対応

『Teen Hustler』は、リリース記念セールで、通常価格845円(税込)のところ11月3日まで15%オフの718円(税込)で購入できます。販売はSteamで、対応OSはWindowsです。

日本語には、UI・音声・字幕のいずれも対応していません。日本語のテキストで読み進められないため、会話やメッセージを読む場面では言語面の負担を見込んでおいたほうがよさそうです。

『Teen Hustler』は、PC(Steam)向けに早期アクセスで配信中です。




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