個人事業主向けアプリ『タックスナップ』に新機能「お金の管理」! 入金・支払い予定と残高の見通しをスマホで確認



タックスナップ「お金の管理」画面を手に持つスマホで表示した告知画像

株式会社タックスナップは11月6日、個人事業主・副業向けの会計・確定申告アプリ『タックスナップ』で、新機能「お金の管理」を10月27日に提供開始したと発表しました。銀行・カードの連携情報をもとに、入金・支払いの予定と残高の見通しを、グラフや「お金カレンダー」で確認できます。

11月3日の更新では、支払い・入金の予定や、引き落とし先口座の残高不足の見込みを3日前に知らせる通知も追加されました。

「お金の管理」が追加された背景

個人で事業を営む人は、売上が立つ日と実際に入金される日、カードを使った日と口座から引き落とされる日が一致しないことがあります。いまの残高を見るだけでは、その後の入金や支払いを含めた見通しをつかみにくい場面があります。

中小企業庁「2026年版 中小企業白書・小規模企業白書の概要」によると、資金繰り計画の策定に取り組んでいる小規模事業者(法人を含む)は24.6%でした。策定している事業者が感じている効果としては、「資金不足時期の把握」が59.4%、「収支見通しの精度向上」が46.5%に挙げられています。

資金繰り計画への取組状況の棒グラフ。取り組んでいる24.6%、いない75.4%

この調査は個人事業主のみを対象としたものではなく、効果は回答者の自己申告です。タックスナップの利用効果を示すものではありません。

『タックスナップ』はこれまで、日々の取引の仕分けから確定申告までをスマートフォンで進められるサービスとして展開されてきました。今回の新機能は、連携した銀行・カードの情報から入金・支払いの予定を拾い、資金が足りなくなりそうな時期を前もって確かめられるようにするものです。

新機能「お金の管理」の内容

入金・支払いの予定と残高の見通しをグラフで表示

連携した銀行・カードの情報をもとに、入金や支払いの予定、残高の見通しが表示されます。現在の残高にくわえて今後のお金の動きを見られるため、「次の支払いはいつか」「その後の残高はどうなるか」をスマートフォンで把握できます。

新機能「お金の管理」の4画面。グラフ、お金カレンダー、サブスク管理、通知

「お金カレンダー」で日ごとの動きを確認

入金・支払いの予定をカレンダー形式で表示する機能です。月全体の流れと日ごとの予定を行き来しながら、お金が動くタイミングを確認できます。

サブスク管理と支払いシミュレーション

サブスクリプションを今も利用しているか確認できる機能を備えており、継続中の支払いを見直すきっかけになります。

また、予定ごとに表示・非表示を切り替えることで、特定の予定を除いた場合の残高の見通しも確認できます。

入金・支払いの予定を事前に通知

サブスクリプション、カードの引き落とし、定期的な入金・支払いなどの予定が、3日前に通知されます。引き落とし先口座の残高が不足する見込みの場合は、その旨も知らせる仕組みです。アプリを開かなくても予定に気づける点が特徴だということです。

残高の見通しや予定は、取得できた連携情報などをもとに表示される参考情報です。将来の残高や入出金を保証するものではなく、金融機関との連携状況や情報の更新状況によって、実際の内容と異なる場合があります。

アカウント登録なしで試せるデモページ

アカウント登録なしで「お金の管理」の主要な画面を体験できるデモページが公開されています。

代表取締役CEOのコメントと今後の予定

株式会社タックスナップの代表取締役CEOである田中雄太さんは、「確定申告の手間を減らすだけでなく、日々の事業運営を支えるサービスを目指している」と述べています。

緑のパーカーを着て笑顔で立つ代表取締役CEO 田中 雄太

今回の機能については、現在の残高にくわえてこれからの入金や支払いも確認できるようにしたとコメントしています。「いつお金が動くのか」が分かることで、利用者が先の予定に備え、自分の仕事や暮らしに向き合う余裕をつくっていきたいという考えです。

今後は、予定納税の時期に合わせたお知らせなど、先の支払いに備える機能を広げることが予定されています。ただし、提供時期や具体的な内容は未定で、今回提供が始まった機能には含まれていません。

『タックスナップ』の主な機能

『タックスナップ』は、銀行口座やクレジットカードなどの明細をアプリに取り込み、1件ずつスワイプして「経費」か「プライベート」かを仕分けることで、記帳から申告書の作成・提出までをスマートフォンで行える確定申告アプリです。会員数は2026年10月時点で約40万人です。

主な機能として、明細をスワイプで仕分ける「スワイプ仕分け」(特許第7578318号)があります。連携した明細の経費・プライベートの判定や勘定科目をまとめて自動判定する「丸投げ仕分け」も用意されています。

税理士監修の「確定申告リスクチェック」では、入力内容や仕訳データをもとに、提出前にリスクを確認できます。利用者の職種などに合わせて確定申告の画面と手順を切り替える「特化モード」も、2026年8月に開始されています。




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