ラーメン二郎でカロリーを抑えたい時はどうする？｜頼み方・注文方法

ボリュームたっぷりのラーメンとこってりした豚骨醤油のスープが特徴のラーメン二郎。悪魔的なおいしさに何度も足を運ぶ方も多いのではないでしょうか。一方で気になるのがラーメンのカロリーです。1杯で約1600キロカロリーもあると言われるラーメンを少しでもヘルシーに食べられる方法を伝授します！

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ラーメン二郎とは？

ラーメン二郎とは東京都目黒区で発祥したラーメン店で、山盛りのトッピングに背脂がたっぷり入ったクセになる濃厚スープのラーメンが食べられるお店です。ラーメン二郎の魅力に取りつかれた熱狂的なファンは「ジロリアン」という愛称で呼ばれ、頻繁にラーメン二郎へ訪れています。そんな多くの人を虜にしてしまうラーメン二郎の特徴について詳しく見ていきましょう。

ラーメン二郎の特徴1　ボリュームたっぷりのラーメン

ラーメン二郎と聞いてまずイメージするのは、なんといってもそのボリュームの大きさ。一般的なラーメン店と同価格もしくは店舗によっては少し安い価格にもかかわらず、おなかいっぱい食べられることから特に男性人気の高いお店です。

麺と同量かそれ以上のトッピングの多さに初めて訪れる人は驚くことでしょう。通常の量である小サイズを頼んでも他のラーメン店の約1.5倍はあるため、おなかを空かせて訪れましょう。また、トッピングは「マシマシ」のコールで増量することができ、常連客のほとんどはコールをします。ラーメン二郎ならではのルールが多く初めは戸惑うかもしれませんが、ぜひラーメン二郎に足を運んでみてください。

ラーメン二郎の特徴2　大行列ができる人気店

大行列はラーメン二郎の特徴の一つです。どの店舗でも時間帯を問わずに並んでいることがほとんどで、待ち時間は平均で約1時間。しかしながら食券制であることと、カウンター席が中心であることから、食べ終わった人がどんどん出ていくため回転は早く、思っていたほど並ばなかったという声も多く聞きます。ラーメン二郎を食べたい！　と思って訪れたのであれば、臆することなく最後尾に並び順番が来るのを待ちましょう。

ラーメン二郎には特有のルールがあります。待ち列や店内では私語を控えることや、食べ終わったらテーブルを拭き、速やかに退店することなどです。マシマシで知られるコールやそれを伝えるタイミングもその一つ。細かいルールはたくさんありますが、基本的なルールは定員さんに従うこととはっきりと伝えることです。全国のジロリアンたちがお店の雰囲気を伝えてくれているので、ルールが分からず不安な方は初心者におすすめの店舗を選んで行くのが良いかもしれません。

ラーメン二郎の特徴3　関東を中心に全国にも一部展開！

ラーメン二郎の総本山である三田本店を中心として関東エリアに多く展開するラーメン二郎ですが、実は全国にも数店舗出店しています。貴重な地方の店舗は全部で5店舗(2023年8月現在)。札幌店、仙台店、会津若松店、新潟店、京都店です。東北や関西でもラーメン二郎の味が食べられるとあって、多くのラーメン二郎ファンが訪れています。また全国に範囲を広げても人気は変わらず、行列は当たり前。ベースは同じでも、麺の太さやスープ、トッピングの量や種類などが店によって異なるため、食べ比べをしてみるのもおすすめですよ！

ラーメン二郎の基本メニュー

ラーメン二郎ではラーメン小、ラーメン大が基本メニューであり、定番です。小と大の違いは麺の量のみで、そこにヤサイやアブラ、ニンニクなどの無料トッピングを追加することでラーメン二郎は完成します。そしてこのトッピングの量を調整するためにコールをしているのです。お店によってはキムチやネギなど有料で独自のトッピングを追加できる場合もあるため、お好みで追加してみてください。

ラーメン二郎の特別メニュー

基本メニューは共通ですが、全国のラーメン二郎の中には独自の進化を遂げている店舗があり、通常のラーメンではない他のメニューを食べられることがあります。例えば京成大久保店の味噌ラーメン、新宿歌舞伎町店のつけ麵、会津若松駅前店のエビつけ麵をです。ラーメン二郎らしくない！　と思う方もいるかもしれませんが、どのメニューもそのお店の人気メニューです。ラーメン二郎のおいしさを残した違う味のラーメンをぜひ食べてみてください！

ラーメン二郎のおすすめ店舗ベスト3

40店舗を超えるラーメン二郎店舗の中でも特におすすめしたい店舗を3店舗ご紹介します！

1位　ラーメン二郎三田本店

ラーメン二郎発祥のお店である三田本店は、ジロリアンはもちろん近くの大学生やサラリーマンも多く訪れるお店です。時間帯によっては総帥にも会うことができるため、ジロリアンにはたまりません。リーズナブルな価格にもかかわらず、ボリュームは満点。元祖二郎ラーメンの味をぜひ一度は味わってみてください！

■店舗情報
ラーメン二郎　三田本店
住所：東京都港区差安打2-16-4
営業時間：8:30～15:00、17:00～20:00
定休日：日曜日、祝日

2位　ラーメン二郎ひばりヶ丘駅前店

接客サービス、味ともに評価が高いひばりヶ丘店はラーメン二郎の中でも1、2を争うほどの人気店。そのため休日は特に長時間の待ち時間が発生します。多くの人が絶賛する乳化スープが麺や野菜とよく絡み、長時間並んででも食べたい味です！

■店舗情報
ラーメン二郎　ひばりヶ丘駅前店
住所：東京都西東京市谷戸町3-27-24 ひばりヶ丘プラザ1F
営業時間：平日 11:30～14:30、18:00～21:00(水曜日は昼のみ営業)、土曜日 18:00～21:00
定休日：日曜日、祝日不定休
公式SNS：Twitter

3位　八王子野猿街道店

座席数が多い八王子野猿街道店2は店内の雰囲気が良く、家族連れや初めての方でも訪れやすいお店です。ラーメンのボリュームは多めで、味は濃いめ。またトッピングの種類が豊富なのもうれしいポイントです。全体的にクオリティーが高いと評判の味をぜひ食べてみてください！

■店舗情報
ラーメン二郎　八王子野猿街道店2
住所：東京都八王子市堀ノ内2-13-16
営業時間：火曜日～金曜日 11:00～15:00、17:30～21:00、土曜日・祝日 11:00～20:00、日曜日 9:00～16:00
定休日：月曜日、月祝
公式SNS：Twitter

ラーメン二郎のカロリー(想定)

ボリュームたっぷりのラーメンは誰もが高カロリーだと予想するはずです。通常の豚骨ラーメンと比較してどれぐらいカロリーが異なるのか、調査してみましょう。

一般的な豚骨ラーメンは約437～455キロカロリー

麺の量が約150ｇと想定した一般的な豚骨ラーメンを汁まで飲み干したときのカロリーは、約437〜455キロカロリー。もちろん提供するお店や規格によっても異なりますが、これをごはんで表すお茶碗2杯(0.8合)、パンなら2.8枚に相当します。また、あっさりしているようなイメージがある醤油ラーメン1杯のカロリーともほとんど変わりありません。豚骨ラーメン1杯分のカロリーは思っていたよりも少ないことがわかりました。

ラーメン二郎のラーメンは約1,600キロカロリー

ラーメン二郎のラーメンは小と大の2種類ありますが、小でも通常ラーメンの約1.5～2倍の量、大になると約2.5～3倍と言われています。そして予想されるカロリーは、小で約1,500～1,600キロカロリー、大は1,800～2,200キロカロリーです。農林水産省が提示する1日あたりの摂取カロリーを見てみると、活動量の少ない成人女性は1,400～2,000キロカロリー、男性は2,000～2,400キロカロリーが目安とあります。つまりラーメン二郎を食べると約1日分のカロリーを1食で摂取してしまうのです！　糖質が高い麺の量が多いことや、背脂たっぷりのスープがカロリーを高くしていることは間違いなく、これほどまでに高カロリーとは驚きでした。ラーメン二郎が好きで週に何度も食べてしまう人はかなりのカロリー摂取量ですので注意が必要です。

ラーメン二郎を食べると太りやすい

ラーメン自体のカロリーは実はそこまで高くはないものの、ラーメンは食べすぎると太りやすい食べ物です。なぜラーメンは太りやすい食材なのか、その理由はスープの塩分や食べるスピードにあります。

塩分が及ぼす影響

ラーメンには欠かせないスープには大量の塩分が含まれており、もし全部飲み干したとすると知らず知らずのうちにかなりの塩分を摂取することになります。塩分を摂りすぎると体が水分を求め、その結果むくみで体重増加につながってしまうのです。また、塩分の多い食べ物は食欲を増進する傾向にあり、食べすぎの原因になります。

ラーメン二郎でもスープには多くの塩分が含まれており、さらにカラメという味の濃いたれや背脂を追加して食べる方も多いことから、塩分やカロリーはさらに上がっていると言えるでしょう。

早食いが及ぼす影響

ラーメンはスープと良く絡み、するすると食べやすい食べ物です。そのため、ついつい早く食べてしまう方も多いのではないでしょうか。早食いをすると、満腹中枢が満腹を感じる前にたくさん食べてしまい、肥満につながります。よく噛んでゆっくり食べることは、太らないための一つの方法です。

ラーメン二郎では店の外に続く行列やカウンター席が多い店内の雰囲気から急いで食べないと！と感じ、早食いをしている人は多いはずです。そのため、やはりラーメン二郎を食べると太りやすいと言わざるを得ないでしょう。

ラーメン二郎でカロリーを抑える方法

高カロリーではあるものの、病みつきになるおいしさをもつラーメン二郎につい何度も足を運んでしまうという方も多いはずです。また気にはなっているもののカロリーが怖くてなかなか行く勇気が出ないという方もいるのではないでしょうか。ラーメンのおいしさはそのままに、少しでもカロリーを抑えて食べる方法を4つご紹介します。

麺の量を少なくする

カロリーを高くしている要因の一つは麺です。多数ある麺類の中でもそばやうどんのカロリーは低く、ラーメンなどに使用される中華麺のカロリーは高くなります。実は麺だけのカロリーはごはんとあまり変わりませんが、ラーメン二郎の麺は濃厚なスープを吸収しているため、ごはん以上に高カロリーです。ラーメン二郎では麺量が小と大の2種類ありますが、カロリーを抑えたいのであれば迷わず小を選びましょう。

ヤサイトッピングを増やしてアブラを抜く

ラーメン二郎ではおなじみのコール制度があります。コールとはラーメンのトッピングの量を店員さんに伝えることで、ラーメンが茹で上がったタイミングで聞かれることが多いようです。多くのお客さんはこのコールで好きなトッピングを追加しますが、カロリーを抑えたいのであれば「ヤサイマシマシ、アブラ控えめ」と伝えるのがおすすめ。意味は「ヤサイを増量して、背油(＝アブラ)を少なくする」です。少しでもヘルシーに食べるためにはやはり野菜を多く食べる必要があり、そしてカロリーを高くしている要因の一つである背脂は控えるべきであるため、この内容で伝えてみてください。

汁は飲み干さずに残す

背脂がたっぷり入った醤油豚骨スープはラーメン二郎の特徴の一つです。濃厚なスープは麺やヤサイとの相性が抜群ですが、やはり気になるのはそのカロリー。スープをすべて飲み干すジロリアンも多くいますが、スープを全て飲み干さずに残した場合2分の1～3分の1くらいの塩分を控えることができます。そのため、カロリーを抑えるためにもスープは飲まずに残すのがおすすめです。ちぢれ麺がスープと良く絡むため、全くスープを味わえないことはありませんのでご安心ください。

緑茶や(黒)ウーロン茶と一緒に食べる

「ポリフェノール」という言葉をご存じでしょうか。ポリフェノールとは緑茶やウーロン茶などに含まれる苦味や渋みのことで、様々な健康効果を持つ成分です。例えば緑茶にはポリフェノールの中でも「カテキン」が多く含まれており、脂肪を増やす要因の一つである糖質を抑えたり、肥満を予防したり、コレステロールを下げたりする作用があります。またウーロン茶に含まれているのは、「ウーロン茶ポリフェノール」というウーロン茶特有の成分。ウーロン茶ポリフェノールは中性脂肪脂肪の燃焼を促し、血液中のコレステロールを抑える効果があります。特に黒ウーロン茶は通常のウーロン茶よりもポリフェノールを多く含み、健康効果を強化した商品です。

ラーメン二郎の店の前には基本的に自販機があり、黒ウーロン茶が販売されています。持ち込みの可否についてはお店によって異なるため確認が必要ですが、ラーメンを食べる際には緑茶やウーロン茶を一緒に摂取するのが良いでしょう。継続的に摂取することでより効果を発揮するため、二郎ラーメン好きの方は普段から意識して緑茶を飲むのもおすすめです。

ラーメン二郎で太らないようにする方法

ラーメンを美味しく食べて、且つ太らないようにするためには食べる前後に運動をするのがおすすめです。食前に運動をすると脂肪の燃焼を促進することができ、食後に運動をすると通常は上昇する血糖値の上昇を抑えることができます。具体的にどれぐらいの運動量が必要で、どんな工夫をするのが良いのか見ていきましょう。

ラーメン二郎のカロリーを消費するために必要な運動量

ラーメン小1杯分である1,600キロカロリーを消費するためにはどれぐらいの運動量が必要なのか気になりますよね。体重によっても必要な運動量は変わりますが、身近な運動でどれぐらいのカロリーが消費できるのか見てみましょう。

【60㎏の人が1時間の運動で消費するカロリー】
・ウォーキング…180キロカロリー
・軽いジョギング…310キロカロリー
・ランニング…440キロカロリー
・自転車…195キロカロリー
・水泳…450キロカロリー
※厚生労働省の資料を参考に記載

一番カロリーを消費するのは水泳、次いでランニングという結果になりました。水泳はプールのある環境でしか取り組むことができないため、最も効率的にカロリーを消費したい場合はランニングをするのが良いでしょう。

行き帰りは遠まわりをする

ラーメンを食べたいときに最も気軽にできるカロリーの消費方法は、ラーメン二郎までの道のりで運動をすることです。例えば自転車で行ったり、食べ終わった後に遠回りをしてみたりするとそれだけでもカロリーは消費できます。食前の運動は脂肪を燃焼しますが、空腹状態での運動は筋肉を分解してしまうため、ダイエットや筋肉量を増やしたい人は食後の運動がおすすめです。

ジムに通う

高カロリーな食べ物をどうしても食べたい！自分で運動するのは苦手という方は思い切ってジムへ行くのもおすすめです。ジムでは運動をする空間が整えられており様々な運動器具がありますし、周りの目があるためさぼることなく運動することができます。最近では自分のペースでトレーニングをするセルフタイプのジムや隙間時間で通えるジムも多いため、気軽に通うことができますよ。ラーメンを食べた後に直接ジムに行くのも良いかもしれません！

食事を調整する

ラーメン二郎を食べた日は約1,600キロカロリーを摂取しているため、唐揚げなどの油物を追加で食べるのはNGです。ラーメンを食べる前後は、ヘルシーな食事を意識することで太ることを防止できます。野菜中心の食事にしたり、こんにゃくや豆腐、鶏むね肉を使った食事にしたりするのがおすすめです。味気がないからと濃い味にしすぎると、塩分を取りすぎることになり高血圧のリスクがありますので、程よい味付けのヘルシーメニューを意識してください。

普段から基礎代謝をあげておくことも大切

太らない体型の人に共通していることは基礎代謝が高いことです。基礎代謝とは生きるために必要な最低限のエネルギーのことで、運動をするのはもちろん、寝る、食べる、座って何もしていないときでもエネルギーは消費されています。この基礎代謝を上げて消費するエネルギーの量を増やすことで、太りにくい体を作ることができますよ。では基礎代謝を上げる為にはどうすれば良いのでしょうか。方法はいくつかあり、代表的なものは以下3つです。

・ストレッチをする
・体を温める
・腸内環境を整える

ストレッチをする

まずはベッドの上で軽くストレッチをする習慣を身に着けましょう。慣れてきたらだんだんとストレッチの種類を増やし、最終的には全身のストレッチへ。おすすめは毎朝のストレッチを習慣化すること。そうすれば自律神経が整い、代謝が上がりますよ。

体を温める

時間がなかったりもったいないという理由からシャワーで済ましてしまう方は多いのではないでしょうか。代謝を挙げるためには湯船にしっかりと浸かり、体を温めることが大切です。また体を中から温める方法として意識的に白湯や暖かい飲み物を飲むのもおすすめ。体が温まると血液の循環が良くなり、代謝がアップしますよ。

腸内環境を整える

腸は人間にとって大事な臓器です。もし腸の調子が悪ければ下痢や便秘を引き起こし、不調を招いてしまいます。一方で腸の環境が整っていると肌質の向上や免疫力が高まるほか、体に必要な栄養をしっかりと取り込むことができるのです。納豆や味噌、ヨーグルト、チーズなどの発酵食品に含まれる善玉菌は腸の環境を整えます。基礎代謝を上げるためにも積極的に食べるようにしましょう。

カロリーを抑えてラーメン二郎をおいしく食べよう！

一度食べるとクセになり、また食べたくなってしまうラーメン二郎。しかし食べすぎるとカロリーの摂りすぎとなり、太ったり体に不調をきたしたりする可能性があります。美味しいラーメンをいつまでも食べるためには、カロリーを抑える工夫や運動が欠かせません。自分に合った方法でカロリーを抑えて、ラーメンを楽しみましょう！