2025年本屋大賞ノミネート10作が発表! 『春』『人魚が逃げた』など話題作が激突! 大賞は4月9日に発表へ



 NPO法人本屋大賞実行委員会は2月3日、「2025年本屋大賞」のノミネート作品10作を発表しました。

 652名の書店員による一次投票で選出された作品には、恩田陸さんの『spring』や青山美智子さんの『人魚が逃げた』などが選ばれています。

 第22回を迎える今回のノミネート作品には、早見和真さんの『アルプス席の母』、阿部暁子さんの『カフネ』、山口未桜さんの『禁忌の子』、一穂ミチさんの『恋とか愛とかやさしさなら』、野崎まどさんの『小説』、金子玲介さんの『死んだ山田と教室』、朝井リョウさんの『生殖記』、宮島未奈さんの『成瀬は信じた道をいく』が名を連ねています。

2025年本屋大賞ノミネート10作(作品名五十音順)

 選考は一般書店やオンライン書店の店員による投票で進められ、2023年12月1日から2024年11月30日に刊行された日本の小説が対象となっています。

 今後は二次投票を経て、4月9日に東京・明治記念館で開催される発表会で大賞作品が発表される予定です。

 さらに同時に実施される翻訳小説部門も2月11日まで投票が行われ、上位3作品が本屋大賞発表会であわせて発表されます。また、独自の「発掘部門」では過去に刊行された作品の中から「超発掘本!」が選出されます。こちらは4月上旬に発表される予定です。




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