江戸東京博物館、推理アドベンチャーアプリ『ハイパー江戸博 大正ロマン浅草編』をリリース



公益財団法人東京都歴史文化財団は5月22日、スマートフォン向けアプリ『ハイパー江戸博 大正ロマン浅草編』の配信をiOSおよびAndroidにて開始したことを発表しました。

このアプリは、歴史を学びながら謎解きの楽しさも体験できる推理アドベンチャーゲームです。大正時代の浅草を舞台に、記憶を失った少女・白石アサ子が、浅草寺から浅草十二階(凌雲閣)周辺で発生する6つの不思議な事件の真相を追い求めるストーリーが展開されます。

江戸東京博物館の収蔵品100点が謎解きの手がかりに

ゲーム内では、実際に江戸東京博物館が所蔵している100点の収蔵品が事件解決の手がかりとして登場します。同館によると、これらの歴史資料を通じて、大正時代の浅草の文化や娯楽を学べることが特徴だそうです。

プレイヤーが解決する事件は、浅草寺で起きた賽銭泥棒、盗まれた映画フィルムを巡る騒動、伝説のカレーレシピに関する謎、竹久夢二の猫探し、オペラ女優の誘拐事件、そして浅草十二階の怪人にまつわる6つの謎です。各事件を解決することで、主人公アサ子の失われた記憶と家族にまつわる秘密が少しずつ明らかになります。

大正時代の浅草を3Dデータで再現

アプリでは、当時の浅草の街並みや文化を3Dグラフィックで忠実に再現しています。浅草十二階(凌雲閣)や浅草六区の興行街など、当時の象徴的な建造物を360度体験することができます。

アプリは無料で提供され、対応OSはiOS 14.1以上およびAndroid 13以上となっています。

公式ウェブサイト:https://hyper.edohaku.jp/
江戸東京博物館ウェブサイト:https://www.edo-tokyo-museum.or.jp/




Be the first to comment

Leave a comment

Your email address will not be published.




CAPTCHA