エレコム、ケーブル一体型モバイルバッテリー3モデルを発売。忘れ物防止とコンパクト設計が特徴



 エレコム株式会社は6月17日、USB Type-Cケーブルが本体に一体化されたモバイルバッテリー3機種を新発売したと発表しました。

 バッテリー容量別に5,000mAh、10,000mAh、20,000mAhの3タイプを用意し、ケーブルを別途持ち運ぶ必要がない利便性を訴求しています。

 今回発売された製品は、本体にUSB Type-Cケーブルが直接組み込まれているため、充電時にケーブルを忘れる心配がないとしています。

 同社によると、ポーチや小さなバッグにも収まるコンパクトサイズに設計されており、外出先での使用を想定した仕様になっているとのことです。

 5,000mAhモデル『DE-C62-5000』は最大12W出力に対応し、1,800mAhのスマートフォンを約1.6回充電可能と発表されています。

 10,000mAhモデル『DE-C63-10000』と、

 20,000mAhモデル『DE-C64-20000』はUSB Power Delivery対応で最大20W出力を実現し、Nintendo SwitchやNintendo Switch Liteの充電にも対応するとされています。

2ポート同時充電と”まとめて充電”機能を搭載

 全モデル共通の機能として、本体のUSB Type-Cポートに別のケーブルを接続することで2ポート同時充電が可能になっています。

 また、スマートフォンなどのデバイスへの充電と本製品自体への充電を同時に行う”まとめて充電”機能も搭載されているとのことです。

 同社によると、同時接続時はスマートフォンが優先的に充電され、完了後に本製品の充電が開始される仕組みになっているとされています。

 充電時間については、各モデルとも約2時間30分で満充電が可能と発表されています。

 AC充電器に本体付属のケーブルを直接接続して充電できる設計になっているとのことです。

安全性とリサイクル対応も考慮

 安全面では、JIS C8711およびJIS C8712規格に適合した充電式リチウムイオン電池を採用し、約500回の繰り返し使用が可能としています。

 Thermal Protection機能により製品温度を24時間監視・制御し、過充電・過放電・過電流防止機能など5つの保護機能を備えているとされています。

 また、UN38.3(国連勧告輸送試験)合格品として機内持ち込みにも対応するとのことです。

 環境面では、一般社団法人JBRCの回収対象製品として位置づけられ、協力自治体や家電量販店での回収が可能になっています。

 包装材においてもプラスチック重量を20%以上削減するなど、同社の環境認定基準『THINK ECOLOGY』を満たした製品として発売されます。

 価格はすべてオープン価格となっており、Amazon、ビックカメラ.com、ヨドバシ.com、エレコムダイレクトショップなどで販売されています。




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