Uber Taxiが埼玉県で初開始! 千葉でも13市に拡大、全国30都道府県に



 スマートフォンアプリでタクシーが呼べるサービス『Uber Taxi』は7月29日、同サービスを埼玉県で開始したと発表しました。埼玉県内での正式な利用開始は今回が初めてで、これにより全国の利用可能エリアは30都道府県に拡大しました。

 同日には千葉県でもサービス提供エリアを大幅に拡大しています。これまで成田市、浦安市のみでの提供でしたが、新たに千葉市、船橋市、木更津市をはじめとする13市が追加されました。

少子高齢化で移動課題が深刻化

 同社によると、埼玉県および千葉県では少子高齢化や労働人口の減少に伴い、運転手不足や公共交通機関の縮小といった地域課題が顕在化しているとのことです。とくに郊外や中核都市では、バスや鉄道の減便・廃止が進む一方で、訪日外国人旅行者の増加や免許返納後の高齢者の移動ニーズなど、柔軟な移動手段が求められているとしています。

 埼玉県では上尾市、朝霞市、飯能市、桶川市、川口市、川越市、さいたま市など31の市町でサービスを開始します。春日部市、久喜市、幸手市、越生町、杉戸町、松伏町については8月にサービス開始予定とのことです。千葉県では13市が新たに対象となり、木更津市と袖ヶ浦市は8月のサービス開始予定としています。

多言語対応や自動決済機能を搭載

 『Uber Taxi』のアプリには70カ国以上、約50言語に対応した多言語機能やクレジットカードによる自動決済機能、ドライバーとのチャット機能などが搭載されています。また、乗客とドライバーが相互に評価を行う評価システムや、10代からシニアまで対応する「Uber Teens」「Uberシニア」サービスも提供されるとのことです。

 月額498円または年額3,998円の定額サービス「Uber One」に登録すると、高評価ドライバーとの優先マッチングが可能となり、乗車料金の10%相当分のクレジットが毎回付与されます。付与されたクレジットは次回の『Uber Taxi』乗車や『Uber Eats』注文時の割引に利用できるとされています。




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