『Dead by Daylight』新章「Sinister Grace」のPTBがスタート! タイ民話の化け物「ガスー」が登場



記事画像1: 「Dead by Daylight」のタイ語版キーアート。グロテスクな女性キャラクター。

 Behaviour Interactive Inc.は9月4日、非対称対戦型マルチプレイヤーホラーゲーム『Dead by Daylight(デッド・バイ・デイライト)』にて、新たなオリジナルチャプター「Dead by Daylight: Sinister Grace(シニスターグレイス)」のPTB(パブリックテストビルド)をSteamで開始したと発表しました。

 本チャプターではタイに古くから伝わる民話をインスピレーションに、新たなキラー「The Krasue(ガスー)」と新たなサバイバー「Vee Boonyasak(ヴィー・ブーニャサク)」が追加されます。

 また、本チャプターでは6つの固有パークが登場し、多彩なプレイスタイルを可能にしています。「Dead by Daylight:悪魔城ドラキュラ」チャプター以来となる「呪術」パークも登場し、キラーとサバイバー双方に新たな駆け引きと緊張感をもたらすとのことです。

タイ民話から生まれた新キラー「ガスー」

 ガスーは若く魅惑的な女性の風貌で現れる、ふわふわと漂う生首の化け物です。生首の姿になると、まるで風船が糸を垂らしながら浮遊するように、内臓をぶら下げながら浮かび上がります。

 今回『Dead by Daylight』に登場するガスーの元の姿は、かつて将来を嘱望されたオペラ歌手「Burong Sukapat(ブロング・スカパット)」です。その美貌に匹敵する美しい歌声を持っていた彼女でしたが、ある日怪しい取引を持ちかけられ、名声のためにその誘いを受け入れてしまいます。

 ガスーをプレイする際、「生首」と「人間」の2つの姿を切り替えながら、それぞれ異なる手段で狩りを楽しむことが可能です。浮遊する生首の姿では移動速度が上昇し、腸を鞭のように振るう近接攻撃「Intestinal Whip(腸の鞭)」を繰り出せます。

 一方、人間の姿では飛び道具「Leeching Gland(ヒル分泌腺)」を吐き出し、命中したサバイバーを感染させることで、攻撃耐性を低下させます。

新サバイバー「ヴィー・ブーニャサク」

 バンド「Axekick(アクスキック)」のドラマーである「ヴィー・ブーニャサク」は、音楽のためなら血のにじむような努力を惜しまないキャラクターです。古びた車でタイ全土をツアーで巡った彼女は、その過酷な経験からメンタルも鍛えられたとのことです。

 ヴィーは、周囲を虜にするほどの明るさとエネルギッシュさで新しい風を吹き込みます。ロックの精神を宿したパークとプレイスタイルを備えた彼女の参戦は、まさに強烈なドラムソロのような衝撃を与えるとしています。

開発者コメント

 『Dead by Daylight』シニア・クリエイティブディレクターのデイブ・リチャードさんは、「本チャプターを制作するにあたり、ゴア表現を好む方に喜んでもらえるものを作りたいと考えました。天使のような声を持つ美しい女性が、臓器を垂れ下げ血を滴らせながら、悪夢から飛び出してきたかのような不気味な化け物へと変貌する姿は、非常にインパクトある対比を生み出します」とコメントしています。

 ヴィーについては、「霧の森にミュージシャンを迎えることはとても楽しく、もうすぐ一つのバンドが組めるくらいキャラクターが揃ってきました。僕自身もドラマーなので、ヴィーは特別な存在です」と述べています。

 「Dead by Daylight: Sinister Grace」は、9月4日午前0時よりSteamにて期間限定でプレイ可能となります。

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