新型iPhone発表で中古スマホ市場が活況! メルカリが賢い販売ヒントを公開



各年代別中古iPhone売れ筋ランキングTOP5の表

 株式会社メルカリは9月12日、「メルカリ」の購買データをもとに中古スマートフォンの動向を分析した「メルカリ」トレンド通信を発表しました。

 新型iPhone発表を受け、お手持ちのスマートフォンを賢く販売するためのヒントを解説しています。

中古スマホ市場は6年連続で過去最高を更新

 MM総研の調査によると、2024年度の中古スマートフォン販売台数は321.4万台(前年度比17.7%増)となり、6年連続で過去最高を更新しました。中古スマートフォン市場が活況を呈するなか、新型iPhoneの発売が予定されている状況を踏まえた分析となっています。

10代では「レトロiPhone」が人気

メルカリで販売されたiPhone5s, 6, SE2, 8の画像

 過去1年間の売れ筋を年代別にランキング化したところ、すべての世代でTOP5を2020年以前のモデルが独占しています。30代以降でiPhone SE(第二世代)が圧倒的に人気である一方、10代ではiPhone5s、iPhone 6などの「レトロiPhone」が上位を独占しています。

 10代ではiPhone5、iPhone6といった古い機種の人気が際立っています。インフルエンサーがSNSに投稿した写真や動画をきっかけにZ世代の間で「レトロiPhone」が人気となっているそうです。最新機種と比べて解像度が低く、ざらっとしたノイズが独特の雰囲気を醸し出す写真が「エモい」と10代の心をつかんでいるとのことです。

iPhone SE人気の理由はホームボタンと指紋認証

 iPhone SEやiPhone X以前に搭載されているホームボタン・指紋認証機能の人気は未だ顕在しています。「押す」という直感的な動作がわかりやすく、わざわざ画面をのぞき込む必要のない指紋認証機能も再評価されているそうです。

 マスクを着けている時や暗い場所でも、指先一つで簡単にロックを解除できる利便性はもちろん、意図しないロック解除が起こりにくいといった点も人気の理由と考えられています。

iPhone 8以降なら平均取引価格が10,000円超

iPhone世代別のメルカリ中古スマホ取引価格帯を示すグラフ

 新しい機種ほど高値で販売できる傾向にありますが、古い機種であっても十分な価値があります。iPhone 8以降のモデルであれば、平均10,000円以上の価格で販売できる可能性があります。iPhone 8は2017年発表と、発売から8年が経過していますが、それでもなお一定の価格で取引されています。

 iPhone SEシリーズでは、2020年発売の第2世代が1万2,000円〜1万3,000円台で取引されている一方、2022年発売の第3世代は2万7,000円~3万円を超える価格帯で取引されています。第3世代から5G対応になったり、チップ処理能力が向上したなどの理由から世代間での価格差が大きくなっています。

発表直後の週末が売れやすい時期

2024年9月の日別iPhone取引件数と発表・発売日のグラフ

 昨年のiPhone16発売前後の動向を分析したところ、発表直後より、ゆるやかに増加傾向にあり、とくに週末に取引が活発化していました。期間内で最も取引件数が多かった22日は、発表日と比べて約1.5倍の取引件数があり、活況を呈していました。

 新型iPhoneが発表されるタイミングで、買い替えを検討する人が増えるため全体的に取引量が増加します。発表後の週末を狙うことでスムーズな売却が可能になるかもしれません。

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